公開された『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』。
その内容を見て驚きだったことが複数ありました。その中でも上位の驚きだったのが、式波アスカが、相田ケンスケを『ケンケン呼び』していたり、最後には恋人のような関係になったのではないかと思わせる描写があったことです。
そこで今回はその真相について考察してみました。
シン・エヴァのネタバレ簡易振り返り
本日より上映中劇場(一部を除く)にて公開中ポスターを掲出中!
本ポスターも、総作画監督・錦織敦史氏による描き下ろしです。
2度、3度と映画をお楽しみいただければ幸いです。
またエヴァ公式サイトにて声の出演を更新!#シンエヴァ #シン・エヴァンゲリオン劇場版#さらば全てのエヴァンゲリオン pic.twitter.com/OdH5taQo99— 株式会社カラー (@khara_inc) March 19, 2021
まず、シン・エヴァでは大まかに、人類補完計画を実行しようと、ゲンドウがエヴァ13号機でシンジの乗るエヴァ初号機と戦い、会話します。
その後、ヴンダーから作り出したもう1つの槍によって、エヴァ初号機と13号機を貫くことでフォースインパクトを止めました。そしてマリが取り込んだ複数のエヴァも最後にはいなくなり。全てのエヴァが消滅しました。
そうして、シンジは全てはやり直さず、時は今のままで皆が生きているエヴァが存在しない普通の世界を望み、そのような世界にラストなっていました。
最終回発情期(ファイナルファンタジー)
アスカ推しの僕的に相手がケンケンだったことについては別に良いんすけど、空白の14年が何とも分からんのでシンジ共々無理矢理ファイナルファンタジー捩じ込んだなと思いました。
それよりも上映中なのに『今後アスカの商品展開大丈夫かな?』『監督に◯害予告出そう』と余計なことを心配してましたw pic.twitter.com/jedP6QQ9ox
— yase (@yase69man_zero) March 22, 2021
そして銀魂でいう最終回発情期がシン・エヴァでも見られました。
まずは、ラストでシンジはアスカを救い出し地上へ戻す時、シンジは「好きだと言ってくれてありがとう」と言った後に、「君には戻るべき場所がある」的なことを言っていました。
そして、それまでの相田ケンスケとアスカのやりとりから、相田の元へアスカは行ったのではないかということです。
さらにエヴァがない世界では、レイが渚オヲルと仲睦まじそうに会話しており、さらにラストでは、シンジとマリが後尾とではないかという距離感で接していました。
つまり
アスカ:相田ケンスケ
レイ:カヲル
シンジ:マリ
という最終回発情期が発動したのではないかと思っています。
アスカと相田ケンスケの関係と「ケンケン呼び」
https://twitter.com/riko0919God/status/1373203809959170054まず、シンジが意気消沈しており、トウジの家に行くものの、ケンスケがシンジを引き取りました。すると既にそこにはアスカがいましたね。裸のアスカでしたが、ケンスケの家にいた時は基本半裸でマジで凄いですよね・・・
そしてそこでアレ!?と思ったのがアスカがケンスケ呼びをしていたり。なーんかす凄く仲が良いようなアスカの話し方だったりしていました。この時点で、この二人デキてるんじゃ?と誰もが思ったと思います。
ただ、情報によれば二人はヤッていないそうです。
また、ケンスケのアスカに対する態度を見ると、ちょっと恋人とは思えないくらいのサバサバな感じだったように思えます。なのでアスカはケンスケを好きだけど、ケンスケは違うといった感じに見えました。
父親と子供の関係?
https://twitter.com/Reketsukai/status/1374578414582046729それからラスト近くのシーンでは、アスカの描写があり、両親がいなくて寂しかっただけ、頭をなでてほしかっただけという話がありましたね。
そこで、最初に持っていた人形がありました。その後、その人形はきぐるみ大になり、頭を外すとそこにいたのはケンスケでした。そして頭をなでてほしいアスカの頭をケンスケが撫でていました。
これを見ると、アスカの父親に被ってケンスケがいたような気もします。
なのでケンスケからすれば、アスカは子供のような存在。アスカからすれば恋人のように好意的な存在といったように少し食い違いがあるのではないでしょうか。
式波アスカは式波タイプのクローン
https://twitter.com/sasa315/status/1371283186764845058そして、アスカは綾波のことを「綾波タイプの初期ロット」と行っていましたよね。
そこでシン・エヴァで、一瞬でしたが、複数のケージの中にアスカがおり、クローンだったような描写がありました。ここで考えられるのは、式波アスカは式波タイプのクローンではないかということです。
綾波と式波は名前に「波」の共通点があります。さらに「綾波タイプ」と呼んでいたことからも、「式波タイプ」とも呼べるのではないかと思ってしまいます。
いつ死んだかはわかりませんが、もしかすると惣流アスカラングレーがオリジナルであり、その後、式波タイプのアスカのクローンが作られ記憶が継承されているということだと思いました。
そして、中学生時代はどう考えてもケンスケと仲良くはなっていないはずなので、シンジが眠っていた間に、アスカはケンスケと少し深い仲になったのだと想像できます。
それが、オリジナルのアスカなのか、クローンのアスカからなのかはわかりませんが、もしそうなら、アスカは綾波のようにオリジナルとは別人の可能性もあるということです。
『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』このタイトルの『:||』は反復記号と言って、『:||』より前に『||:』の記号がないと、最初から繰り返すという意味なんです。
つまり、シン・エヴァの世界線は繰り返された世界かもしれないということです。なので、新世紀エヴァンゲリオンのアスカ、そして繰り返された別の世界であるアスカ。ちょっと言葉で説明は難しいですが、繰り返されたループの世界なら、色んなアスカがいてもおかしくないような気がします。
ともかく言いたいのは、ケンスケと深い仲だというのは、紛れもない事実ですよね。