2022年アニメ春から放送の「キングダム第4シリーズ」。
「週刊ヤングジャンプ」にて好評連載中の原泰久による原作漫画は、累計発行部数は8400万部を突破する大ヒット作品となりました。
幅広い人気に支えられることでアニメ化だけでなく実写映画化も果たしています。そして、アニメ4期と同じく2022年には実写映画作品続編の公開が予定されています。
2021年のアニメ3期完結の熱も冷めやらぬまま、2022年も注目作品の一つとなることでしょう。
今回は、アニメ「キングダム第4シリーズ」について、原作漫画のネタバレにも触れながらその内容についてご紹介して行きます。
『キングダム4期』が2022年4月から放送
2022年春アニメとして制作されており、2022年4月放送開始となることが予想されているアニメ「キングダム4期」。
シリーズ通して舞台となるのは、古代中国の春秋戦国時代末期…中国史上初めて天下統一を果たすことになる後の始皇帝・嬴政と、彼に仕える武将・李信の活躍が描かれることになります。史実を元にした中国時代劇作品の金字塔とされる大ヒット作品ですね。
原作漫画もまた既刊63巻という長寿作品にもなっており、アニメシリーズでは「国内統一編」に該当する内容が原作漫画に沿う形で制作されて来ました。
ついに4期ということになりますが、今回の話は、信が主人公というより、成蟜中心の話になります。
『キングダム4期』の概要・あらすじ
アニメ「キングダム4期」は、2021年アニメ3期の続編として制作されることになります。
それに先立つアニメ3期では、「国内統一編」における最大規模の戦争・合従軍との戦いが2クール全編に渡って語られていました。楚・魏・趙・韓・燕・斉による六国連合・合従軍の侵攻という最大の脅威を凌いだ秦でしたが、その後には国内での内乱が引き起こされます。
「成蟜の乱」…すでに公開されているティザービジュアルでも特記されているように、本シリーズでは成蟜が重要人物としてスポットが当てられることになります。
王弟として秦の要職にあった成蟜の名で起こされた反乱…しかし、そこには秦国内での権力争いを巡る陰謀が秘められていました。
『キングダム4期』は漫画何巻どこからどこまで放送?
では、アニメ「キングダム4期」では原作漫画何巻どこからどこまでの内容となるのでしょうか?
アニメ何クール放送となるかにも左右されますが、アニメ3期が2クール作品だったこと・物語として丁度区切りが良い部分…これらを考慮すると、アニメ4期もまた2クールアニメとなる可能性が高いと考えられます。
アニメ3期は原作漫画34巻の途中までの内容でした。
・王弟謀反編(34巻~35巻)
・著雍編(35巻~37巻)
・嬴政加冠編(37巻~40巻)
以上のようなエピソードを経て、物語の大きな括りである「国内統一編」完結までがアニメ4期となることが予想されます。原作漫画では、34巻~40巻までの内容であり2クールアニメとしても丁度良い尺になると考えられます。
『キングダム4期』のネタバレ内容
アニメ3期では合従軍との戦争終結までがメインだった本作品ですが、それを鎮圧後に次は国内での権力争いが表面化することになります。
そして、アニメ4期序盤では王弟・成蟜による反乱が起こされました。しかし、実際には政権を握ることを狙う呂不韋陣営の策略により起こされたものであり、成蟜の妻を狙ったもので、成蟜自身も囚われの身になってしまいます。
成蟜を信じる政の指示により彼の救出に向かった信でしたが、一歩間に合わず成蟜は政のことを託して命を落とすことになります。
アニメ1期でも主要人物だった成蟜に再度スポットが当たるエピソードと言うこともあり、アニメ4期の最大の注目ポイントとなることでしょう。
その後、成人を迎えた政は、正当な王として認められる儀式「加冠の儀」が行われることになりました。一方、呂不韋陣営もまた政の権力基盤が盤石なものになることを恐れて、それを阻止すべく再び動き始めていました。
このように、アニメ3期が対外的な戦争がメインとなっていた一方で、アニメ4期では信や政が国内の敵対勢力を鎮圧して中国統一に向かい始めるエピソードがメインとして描かれて行きます。
「国内統一編」完結までが余すことなく語られることになるでしょう。
まとめ
今回は、アニメ「キングダム第4シリーズ」について、原作漫画のネタバレにも触れながらその内容について調査して来ました。
古代中国歴史作品の金字塔として大きな人気を誇る本作品。
アニメ4期・実写映画続編などが控える2022年は、目が離せない一年となりそうですね。