集英社とCygamesによるコミカライズプロジェクトとして『サクラローレル』が主人公のウマ娘の漫画が始動することになりました!
そこで今回はサクラローレルの史実ネタや戦績からコミカライズがどう描かれるかネタバレ予想していきます!さらにサクラローレルのライバルだった競走馬についてもご紹介します!
サクラローレルのコミカライズプロジェクトが始動
現時点でウマ娘のアプリのキャラとしてまだ実装されていないサクラローレルですが、なんとコミカライズとして漫画が始動することが発表されました!
ウマ娘のキャラデザが公開はされていましたが、上記の動画のサクラローレルはそのキャラデザと比べてめちゃめちゃ凛々しい顔つきになっています。
現在、オグリキャップが主役のシンデレラグレイがヤングジャンプで連載されています。恐らくオグリキャップの漫画が終わりに近づいているので次のコミカライズが制作されることになったのでしょう。
やはりアニメ化やコミカライズ化されるのはその馬の物語が、良いものであるからこそだと思います。なのでサクラローレルの話も絶対に感動できるはずです。
ちなみに過去にはセイウンスカイのコミカライズ案が2018年にあったようですが、頓挫してしまったのでしょうか?
サクラローレルのウマ娘のプロフィール
名前:サクラローレル
誕生日:5月8日
身長:162cm
体重:文句なし
スリーサイズ:B78・W54・H80
声優:不明
明るく前向きで、どんなことにもへこたれない不屈のポジティブウマ娘。生まれつき脚があまり強くなく、ケガに悩ませ続けてきたが、諦めず何度でも立ち上がってきた。同期のナリタブライアンには特別な感情があり、いつか必ず倒したい目標でもある。
このようにウマ娘公式サイトのキャラプロフィールに書かれてあります。ケガに悩まされ続けてきたという点からも、ウマ娘2期のトウカイテイオーに通ずる感じがして、そこだけで泣けちゃいそうですよね。
そしてナリタブライアンに特別な感情があるとのことで、ライバルということになるのでしょう。
それにしてもキャラデザが凄い可愛いですよね。
サクラローレルの競走馬の戦績と逸話と史実ネタ
日付 | 開催地 | レース名 | 着順 | 騎手 |
---|---|---|---|---|
1994/01/06 | 中山 | 4歳新馬 | 9着 | 小島太 |
1994/01/15 | 中山 | 4歳新馬 | 3着 | 小島太 |
1994/01/30 | 東京ダート | 4歳未勝利 | 1着 | 小島太 |
1994/02/19 | 東京 | 春菜賞(500万下) | 6着 | 小島太 |
1994/03/06 | 中山ダート | 4歳500万下 | 2着 | ペリエ |
1994/03/26 | 中山ダート | 4歳500万下 | 1着 | 小島太 |
1994/04/30 | 東京 | テレビ東京杯青葉賞(G3) | 3着 | 小島太 |
1994/09/04 | 新潟 | 佐渡S(900万下) | 3着 | 小島太 |
1994/09/25 | 中山 | セントライト記念(G2) | 8着 | 的場均 |
1994/10/15 | 東京 | 六社特別(900万下) | 2着 | 小島太 |
1994/10/30 | 東京 | 秋興特別(900万下) | 2着 | 小島太 |
1994/11/20 | 京都 | 比良山特別(900万下) | 1着 | 小島太 |
1994/12/18 | 中山 | 冬至S(1500万下) | 1着 | 小島太 |
1995/01/05 | 中山 | 日刊スポーツ賞金杯(G3) | 1着 | 小島太 |
1995/02/19 | 東京 | 目黒記念(G2) | 2着 | 小島太 |
1996/03/10 | 中山 | 中山記念(G2) | 1着 | 横山典弘 |
1996/04/21 | 京都 | 天皇賞(春)(G1) | 1着 | 横山典弘 |
1996/09/15 | 中山 | 産経賞オールカマー(G2) | 1着 | 横山典弘 |
1996/10/27 | 東京 | 天皇賞(秋)(G1) | 3着 | 横山典弘 |
1996/12/22 | 中山 | 有馬記念(G1) | 1着 | 横山典弘 |
1997/04/27 | 京都 | 天皇賞(春)(G1) | 2着 | 横山典弘 |
1997/09/14 | フランス | フォア賞(G3) | 8着 | 武豊 |
この戦績を見てわかる通り、かなり遅咲きの競走馬です。
この頃の競走馬は3歳でデビューするのが普通でしたが、4歳でデビューしています。4歳といえば、今では競走馬の一番のシニア時期ですよね。
その理由としてかつ飛節(後ろ足の関節)が弱い、デビュー戦も骨膜炎を抱えて走り9着などでした。そこで3戦目で弱い足腰を考慮してダートに転向すると未勝利で1着をとります。その後はダービーを目標にして青葉賞3着に入り優先出走権を得たものの、球節炎というものを発症しダービーに出場できませんでした。その後は菊花賞を目指しセントライト記念を走ったものの8着で菊花賞は出場しませんでした。
そうして5歳の1月に中山金杯の重賞を3連勝から初勝利することになります。そうして春の天皇賞を目指すこととなりました。ここでは関係者がナリタブライアンと戦ったことがないので楽しみだという感じだったそうです。そこで目黒記念に出走し2着になったもののなんと両前脚深管骨折というものになり、競走能力喪失に近いという診断をされてしまいます。これもウマ娘2期のトウカイテイオーに近いですよね。
しかしサクラローレルは貴重なヨーロッパの血統、能力の底力を諦められず現役を続行することとなりました。しかし故障馬の世話をしたがらなかったそうで、サクラローレルに騎乗していた小島太の息子である小島良太が世話をすることになったそうです。
ちなみに小島太はサクラを冠名とする競走馬の主戦騎手として騎乗していました。そして1年1ヶ月の休養から復帰戦となった中山記念ではちょうど小島太が引退した為に小島良太の助言から横山典弘になります。そうして中山記念は1着になります。
そこで天皇賞春の相手に阪神大賞典で壮絶なデッドヒートを繰り広げたレースをしたナリタブライアンとマヤノトップガンがいました。サクラローレルは3番人気でナリタブライアンは1番人気、マヤノトップガンは2番人気でした。
そしてこちらがその天皇賞春です。最終コーナーではナリタブライアンが先頭に立ちますが、それ以上の末脚で最後差し切ったのがサクラローレルでした。
そうして迎えた有馬記念ですが、前走の天皇賞秋ではマヤノトップガン2着、マーベラスサンデー4着でサクラローレルは3着でした。有馬記念はマヤノトップガンが1番人気、マーベラスサンデーが2番人気でサクラローレルは1番人気に推されます。
その有馬記念がこちら。直線残り200mでマーベラスサンデーと一騎打ちになったサクラローレルですが、そのまま差し切って1着になります。ここでの実況の言葉が『グランプリ史上初めてサクラの名前が刻まれます!』『グリーンのターフにピンクの勝負服!鮮やかです!』です。これもコミカライズで実況されるかもしれませんね。
こちらの動画では実況の杉本さんが『桜が満開だ!サクラローレル!』と言っていますね。
ちなみにナリタブライアンはちょうど1996年5月には引退していたので有馬記念には出走していません。最後勝利で終わらせるなら有馬記念が最後のレースとしてコミカライズが描かれるのではないでしょうか。
サクラローレルのライバルたち
戦績の紹介から多少わかっていたかと思いますが、天皇賞春を目指した時にナリタブライアンと勝負したことがないので楽しみという関係者が語っていることからも、恐らくサクラローレルはナリタブライアンをライバル視しているという設定になるのかと思われます。同期ですけど、ピークになる時期が1年ズレてるのも面白い所ですけどね。
そしてウマ娘化されているキャラとしては、天皇賞春や有馬記念で対戦したマヤノトップガン。天皇賞秋と有馬記念で対戦したマーベラスサンデーでしょう。ちなみにマヤノトップガンとマーベラスサンデーは1歳年下でこの2人は同期になります。
まだウマ娘として出てないキャラで描かれるかどうかわかりませんが、対戦した相手で強い競走馬もいます。それが天皇賞秋を制したバブルガムフェローです。バブルガムフェローはサクラローレルの2歳年下で、宝塚記念を制したマーベラスサンデーの2着や翌年の天皇賞秋を制したエアグルーヴの2着などがあります。
あとは4歳の頃に戦った産経大阪杯や安田記念を制したタイキブリザードもいます。これは一度だけの対戦ですけどね。
まとめ
やはり一番の見どころは、競走能力喪失に近い診断をされたものの復帰を目指し、1年休養してからの天皇賞春を制してナリタブライアンに勝つというストーリーが一番ではないでしょうか。
やはり骨折を乗り越えての話ってトウカイテイオーみたいに感動しちゃいますよね。それで勝利するとあっては尚更です。
どんな物語になるのか今から楽しみです!