いまや国民的名作となり誰もが知っている「ワンピース」
いよいよ100巻の大台に乗り、いまだに勢いの衰えない作品です
今回はそんなワンピースからサンジの眉毛の向きが逆になった意味について考察していきます!
ワンピース1031話でサンジの眉毛の向きが逆と話題
1031話にてサンジの眉毛の向きが逆になっていると話題になっています!もちろん書き間違いではなく、確実に意味を持ったデザインです。
変わったのはサンジの左眉。今まで「眉間側に渦を巻いている」デザインだったのが、今回は「こめかみ側に渦を巻いている」デザインに変わっていました。
サンジの眉毛の向きが逆の意味を考察
サンジの眉毛が変わった理由、それはズバリ「ジェルマの力が目覚めた」事を意味します。サンジはジェルマ王国の第3王子であり、4人の兄妹も含めて全員が改造手術を受けています。しかしサンジだけは母親のソラが決死の抵抗をしたことで通常の人間と変わらない「出来損ない」として生まれました。
改造手術を行ったのはサンジの父親であるヴィンスモーク・ジャッジ。ジェルマ王国の王様にして優秀な科学者です。息子を改造した理由は「ジェルマ王国復活のため」。300年前のジェルマ王国は北の海全てを支配した強大な王国でしたが、わずか66日で滅亡しました。ジャッジはもう一度北の海を支配しその栄光を取り戻すのが目標です。そのために自身の科学力を活かして「ジェルマ66」という軍隊を作り上げます。そこで作られたのが「どんな敵にも臆さず慈悲も持たない高い戦闘能力を持った改造人間」つまりサンジの兄妹達です。名前もイチジ・ニジ・サンジ・ヨンジ・レイジュとナンバリングされた数字のようで不気味ですね。
そんな出来損ないのサンジが他の兄妹と違う点、それが「眉毛の向き」です。完璧に改造された兄妹は「右が眉間・左がこめかみ」に渦を巻くデザインです。「66」を横にしたモチーフですね。今回サンジの眉毛が逆になったということは、つまり兄妹と一緒になりました。そのため「ジェルマの力が目覚めた」と考えられます。
サンジの意識が飛んだ理由はジェルマ覚醒?
サンジは絶対に「女性に手をあげない」ことを信条としており、これまでも女性と闘う時は絶対に攻撃しませんでした。しかし今回は遊郭にて女性を、しかも一般人を攻撃した可能性があります。サンジ自身は覚えていないため別な人間がやったかもしれずあくまでも可能性です。
しかし直前まで喋っていたのもサンジですし、他にいなかったとの証言もあるため状況証拠は充分。「ジェルマが覚醒」すると他の兄妹のように慈悲のない冷酷な性格になり、その間の記憶がなくなるのかもしれませんね。
ジェルマスーツ破壊も意識飛ぶ可能性?ゾロに殺してくれとお願い
自分の中でジェルマが覚醒したことを、実はサンジ自身もわかっています。ジェルマ特製の「レイドスーツ」と呼ばれる強化スーツを着たことで自分の中に存在した化学が目覚め、ジェルマに近づいていると気付いているのです。体がうづき変化していくのを感じていました。
確かにジェルマの力はとても強く、女性に攻撃できないという弱点も克服できます。しかしその代わりに冷酷で無感情となってしまうため「海賊王に必要なのはどちらだ」と悩みます。そしてその結果、これ以上ジェルマの力を目覚めさせず頼らないためにスーツを破壊しました。
そして電伝虫にてゾロに「百獣海賊団に勝利し決着がついた後、正気じゃなかったら殺してくれ」と頼みます。ゾロもそれを喜んで了承しました。これはサンジなりの保険だと考えられます。なぜならもしもジェルマの力が暴走した時に自分で制御できるかわからないためです!ルフィは優しいため殺せないでしょうし、船長に迷惑をかけるなんて船員の恥です。そのためゾロならば殺してくれるとの信頼も感じられますね。
まとめ
今回はワンピースからサンジの眉毛の向きが逆の意味について考察してみました。
サンジの過去についてやっと謎が解け、これからの闘いがさらに楽しみです。
また他のキャラクターも同じように掘り下げられる可能性もあるため期待ですね!