エンリコ・プッチ神父は「ジョジョの奇妙な冒険第6部ストーンオーシャン」に登場するキャラクターです。物語のラスボスというべき存在であり、主人公・徐倫の最強の敵として登場します。声優は関智一さんが担当されます。
プッチ神父は歴代のジョジョシリーズの中で最強を争うスタンド使いであり、ジョジョ第3部の主人公である空条承太郎を殺した人物でもあります。それまで最強だと言われていた承太郎のスタンド【スタープラチナ】を圧倒する能力を持つスタンド【メイド・イン・ヘブン】を持ち、徐倫たちを苦しめました。
ここでは、プッチ神父のスタンド能力や名言、最後はどうなるのかについて解説していきます。
エンリコ・プッチ神父のプロフィール・声優・年齢・身長
プッチ神父は物語の時点で39歳です。身長・体重は不明ですが、プッチ神父が31歳だった頃は身長178cm、体重65㎏だったことが分かっています。
ジョースター家の宿命の敵であったDIOを心から崇拝しており、DIOが残した「天国へ行く方法」を知るために承太郎の記憶を抜き取りました。DIUを倒したジョースターの血統を危険視していて、承太郎を無力化した後は徐倫を排除しようとします。
アニメ版の声優は関智一さんが担当されます。関さんは現在大活躍中の声優さんで、ドラえもんのスネ夫役をはじめ数多くの人気作に出演されています。カッコイイ声とコミカルな声を両方使いこなせる人物で、プッチ神父の声にもピッタリだと思います。
エンリコ・プッチ神父の3つスタンド能力『ホワイトスネイク / C-MOON / メイド・イン・ヘブン』
プッチ神父のスタンドは作中で以下の三段階に進化します。
・ホワイトスネイク
・C-MOON
・メイド・イン・ヘブン
ホワイトスネイクはプッチ神父が初期に所有しているスタンドで、人物から『記憶ディスク』と『スタンドディスク』を取り出す能力を持ちます。取り出したディスクを自分に入れて他人のスタンド能力を使ったり、他者に与えて使わせることが可能です。
C-MOONは第2段階で、重力を反転させるスタンドです。プッチ神父を中心に半径3㎞の重力が反転し、あらゆる物体はプッチ神父から遠ざかるように「落下」します。また、直接触れることで「物体を裏返しにする」ことができ、人体を裏返しにして破壊できるので、対人戦では触れるだけで致命傷を負わせることが出来ます。
メイド・イン・ヘブンは最終段階で、「時を加速させる」スタンド能力を持ちます。最強のスタンドと言えますが、戦闘用ではなく、「天国へ行く方法」を実現させるためのスタンドです。その力で宇宙を一巡させました。
エンリコ・プッチ神父の名言
「ジョースター家は血統ゆえに誇りと勇気から力を得、運命に勝利して来た。だが!弱点もまた血統ゆえに。空条承太郎・・・娘がおまえの弱点なのだ」
最強のスタンド使いであり、DIOを倒した承太郎に勝ったプッチ神父の言葉です。娘・徐倫を狙われたがゆえに承太郎は敗れました。ジョースター家とDIOの遺志を継ぐ者の因縁の決着を意味する言葉です。しかし、ジョースター家の誇りと勇気は血統を超えて受け継がれ、プッチ神父を倒す力となりました。
エンリコ・プッチ神父の最後は?
プッチ神父はメイド・イン・ヘブンの能力で時を加速させ、邪魔者である徐倫たちを排除しようとします。最大の敵である承太郎と、ジョースターの血族である徐倫を殺すことに成功しますが、徐倫は仲間の一人であるエンポリオを脱出させました。
完全勝利のためにエンポリオを排除しようとするプッチ神父でしたが、エンポリオに敗れ死亡します。無力だと思われていたエンポリオが勝てたのは、仲間から受け継いだスタンド「ウェザー・リポート」のおかげでした。血統を超えて仲間たちが繋いだ勇気と誇りが、最強であるプッチ神父を打ち破ったのです。
エンリコ・プッチ神父の素数と14の言葉やカブトムシの元ネタは?
プッチ神父は焦った時に素数を数えて落ち着こうとする癖があります。素数は孤独な数字で、勇気を与えてくれるのだと考えています。
14の言葉というのは、プッチ神父が天国へ行くために自分のスタンドに言った言葉で、カブトムシはその中で何度も繰り返された単語です。この言葉の意味については様々な考察がされていますが、はっきりしたことはわかりません。ジョジョファンの間で語り継がれる謎の一つです。
まとめ
ここでは、プッチ神父のスタンド能力や名言、最後はどうなるのかについて解説しました。
プッチ神父はラスボスにふさわしい強さを持ち、最強と呼ばれた男である承太郎を殺した人物です。
アニメでジョジョシリーズ最強の悪役の最後を見届けましょう!