ヒロアカの通称で親しまれ、世界的にもメガヒットを飛ばす漫画作品『僕のヒーローアカデミア』テレビアニメ第6期の制作が決定されました。原作は今や週刊少年ジャンプの看板漫画の一つである堀越耕平先生の同名漫画です。
“人を救ける”人こそがヒーローをテーマに、2014年から連載を開始した『僕のヒーローアカデミア』は、連載開始と同時に爆発的な人気を博し、今では全世界累計発行部数は5000万部を突破した大人気漫画です。過去には劇場版アニメも三作公開され、今では名実ともに現代日本の漫画・アニメ界のトップを走る代表格となりました。
テレビアニメ第5期では、主人公・デクこと緑谷出久の持つ「個性」ОFA(ワン・フォー・オール)の新たな力の覚醒と、デクの宿敵とも言える死柄木弔と彼が率いる「敵(ヴィラン)連合」の進化が描かれました。今まで敵連合という名前で暗躍していた死柄木とその仲間たちは、新たに「超常解放戦線」と言う巨大犯罪組織へと進化しました。
かつてのNo.1ヒーローであったオールマイトを引退に追いやった「神野の悪夢」という大事件を起こした死柄木弔、彼は新たな組織と共に再び破壊活動を開始します。彼らはヒーロー、そして世界にとって未だかつてない脅威となってその魔の手を伸ばしますが、それに相対するヒーロー側も「超常解放戦線」の動向を極秘裏に掴み、来るべき決戦へと備えていました。
今回はそんな、ヒロアカのアニメ6期の内容とそのネタバレ。そして原作漫画の何巻からどこまでをアニメ化するのか?といった情報から、何クールで何話までアニメ化し、放送日はいつから?と言った情報をお伝えしようと思います。
『僕のヒーローアカデミア6期』のあらすじ・作品概要・放送日
超常能力“個性”を持つ人間が当たり前の世界。憧れのNo.1ヒーロー・オールマイトと出会った“無個性”の少年・緑谷出久、通称「デク」は、その内に秘めるヒーローの資質を見出され、オールマイトから“個性”ワン・フォー・オールを受け継いだ。デクはヒーロー輩出の名門・雄英高校に入学し、“個性”で社会や人々を救ける“ヒーロー”になることを目指し、ヒーロー科1年A組のクラスメイトたちと共に成長していく。
僕のヒーローアカデミア アニメ公式サイトより
デクは爆豪、轟と共にNo.1ヒーローであるエンデヴァーの事務所へインターン活動に臨む。最高峰の現場に身を投じたデクはワン・フォー・オールに眠る新たな“個性”黒鞭を操るなど、ヒーローとして確かな成長を見せる。
一方、敵連合の死柄木弔は、リ・デストロ率いる異能解放軍と激突。リ・デストロとの戦いで窮地に陥る中、死柄木は忘れていた凄惨な幼少期の記憶を取り戻し、覚醒する。異能解放軍を掌握し、その勢力を拡大しつつ、全てを壊すため自らに新たな力を求めるのだった。
デクと死柄木、ヒーローと敵。その全面戦争の時が迫る―!
『僕のヒーローアカデミア』は、超常能力が「個性」として一般化したことで、人々を助けるヒーローと言う職業が確立した世界の中で、「無個性」として生まれながらも最高のヒーローになることを目指す主人公デクの活躍を描く物語です。
第5期で、オールマイトから引き継いだ「個性」ОFA(ワン・フォー・オール)には、従来の歴代継承者の身体能力を引き継ぐことで身体能力を強化するという性質だけでなく、歴代継承者の持っていた「個性」をも引き継ぐことができる性質があることが発覚しました。同時に、歴代継承者の意志もОFAの中に眠っていることを知り、デクはオールマイトと幼馴染の爆豪と共にОFAの力の秘密を解明することにします。
その一方で、デクの宿敵である死柄木弔は、自身の「個性」である崩壊を完全にコントロールすることに成功しました。また、新たな組織である「超常解放戦線」を率いるだけでなく、歴代ОFA継承者の宿敵にして日本史上最大最悪の敵(ヴィラン)であるAFО(オール・フォー・ワン)の協力者であったドクターと共にAFОの力を引き継ぐことでさらなる進化を遂げようとしています。
しかし、ヒーロー側もそんな超常解放戦線と死柄木の進化をただ黙って待っているわけではありません。若手ヒーローの一人であり超常解放戦線にスパイを行っているホークスや、現在No.1ヒーローとして奮闘しているエンデヴァーと言った日本のトップヒーローは、彼らの動向を掴み、日本中のヒーローを総動員して決着をつけようと目論みます。
第6期ではそんなヒーローと超常解放戦線との一大決戦が行われることになります。超常解放戦線とヒーローたちはどのような活躍を見せるのでしょうか?そしてその裏で暗躍する最大にして最悪の敵(ヴィラン)AFОはどう動くのでしょうか?
そんな第6期の詳しい放送日は未定です。現在分かっているのは、あくまでも制作決定の事実だけですので、より詳しい放送情報は公式サイトからの発信が待たれます。
『僕のヒーローアカデミア6期』は原作漫画何巻どこからどこまで?
第5期では、原作の21巻から25巻までのおよそ5巻分の内容を2クール25話分のアニメとして映像化していました。そこから計算すると、原作の26巻から31巻までの内容をアニメ化すると思われます。
『僕のヒーローアカデミア6期』は何クール放送で原作ストックから7期は?
僕のヒーローアカデミアは、現在単行本は最新32巻が発売されており、内容も最終章に突入しています。一方、ヒロアカのアニメは長期アニメの中でもシーズン制と言われる原作の内容を幾つかに分けてアニメ化する手法を取っています。
このため、一期ごとの間隔は空くものの原作の内容を忠実かつ引き延ばすことなく放送することが可能となっています。特にヒロアカは、基本的には2クール25話を1シーズンとする傾向があり、1シーズンで大体原作5巻分をアニメ化しています。
そこから逆算すると第5期同様に2クール分の内容は十分存在する為、第6期が2クール放送である可能性は高いと思われます。但し、2クール分やる場合、現在出版されている原作の殆どを使い果たしてしまう為、シーズン制の都合から、アニメオリジナル展開でもない限りは一度そこで制作は止まることになります。
第7期があるかどうかは現在のところ不明ですが、やるとしても最低でも半年は空くと思われます。
『僕のヒーローアカデミア6期』のネタバレ内容結末
総勢約11万人もの構成員を持つテロリスト集団である「異能解放軍」を取り込み、「超常解放戦線」を率いることになった死柄木弔は、新たな力を求めてドクターの手による改造手術を受けることになります。彼は名実ともに真のAFОの後継者である「魔王」となるべく、ドクターの手術によって「地獄の四か月」と呼ばれる休眠期間を経ることになります。
一方、敵(ヴィラン)連合に二重スパイとして潜入したホークスは、そんな死柄木の様子と超常解放戦の情報を掴みます。ホークスからの情報により、ヒーローたちは死柄木が四か月間は動けない事を知り、現在日本のNo.1ヒーローとして活躍するエンデヴァーを中心に、敵(ヴィラン)を一網打尽とする作戦を立案します。
これにより、弔が目覚める直前に超常解放戦線を潰すべく、デクや雄英高校の生徒といったヒーロー候補生を含めた日本中のヒーローたちが一斉に最終決戦の地へと集結します。対する超常解放戦線も、改造人間である脳無をはじめとする様々な戦力を駆使してそんなヒーローたちを迎え撃ちます。
いよいよ始まるヒーローと敵(ヴィラン)の最終決戦。デクたちヒーローは、死柄木弔や敵たちの野望を食い止めることはできるのか?そして、裏で暗躍するAFОを倒すことはできるのか?気になる本編はアニメ放送まで待ちましょう。
詳しいネタバレは以下。
まとめ
今や日本が世界に誇るトップ漫画の一つとなった『僕のヒーローアカデミア』そのアニメ第6期は、今までに積み重ねられた伏線が一気に回収されることになるターニングポイントとなるでしょう。
ヒロアカの世界は第6期から一気に状況が動き始めることになります。敵(ヴィラン)の中には未だに目的や思想が不明なものも多く、そんな彼らの行動理由も明かされることになります。
最高のヒーローたちと最悪の敵(ヴィラン)が集まり、激突する最大の戦いが今始まろうとしています。そんなデクたちヒーローの活躍が戻ってくるのももうすぐそこです。