「であいもん」と「ばらかもん」という作品をご存じでしょうか。
タイトルは違いますが、どこか似ていると言われています。今回はタイトルの意味や作品の聖地、それぞれの作品の作者や完結しているかどうかについてご紹介します。
であいもんとばらかもんが似てる?名前だけで内容は違う?
「であいもん」はヤングエースで連載中の浅野りん先生の漫画です。「ばらかもん」は月刊少年ガンガンなどで連載されており、すでに完結しているヨシノサツキ先生の漫画です。同じく五文字でひらがなのタイトルですが、内容は違います。
「であいもん」は京都を舞台にした作品で、主人公の和(なごむ)は実家の和菓子屋を継ぐことを拒み、単身東京へ出ていきます。しかし、後に父が倒れたことをきっかけに京都に戻り、父の後を継ぐ、という話です。
「ばらかもん」は長崎県・五島列島を舞台に都会育ちの書道家、半田清船と島民たちのつながりを描く日常作品です。
舞台も設定も違いますので、別々の作品ということですね。作品タイトルだけ似通っているということです。
「ばらかもん」のほうにはスピンオフ漫画「はんだくん」というものがあり、こちらは同シリーズの漫画です。
であいもんの意味は?
「であいもん」というのはどういう意味なのでしょうか。
「であいもん」というのは京ことばのようです。同じ時期に出回る食材、その中でも相性のいいものを合わせて料理をする、という意味があります。相性がいいため、それぞれで食べるより一緒に調理して食べることにより、よい美味しさが際立つとされています。
アニメ「であいもん」は京都を舞台に繰り広げられる和菓子と人をつなぐハートフルストーリーです。和菓子は季節によって見た目や味に変化をもたらします。季節の移ろいと共に和菓子を通じて、周囲との絆を高めていく、そんな作品になっています。
であいもんの聖地の場所はどこ?
「であいもん」は京都を舞台にしていますが、聖地はあるのでしょうか。和菓子がテーマということで、京都の和菓子が聖地のようです。
その中の一つ、鳴海餅本店がであいもんとコラボすることになりました!作中に出てくる和菓子が実際に商品化されたのです。作中のお店「緑松」が手掛けた「下萌」という商品です。
作中では抹茶あん、こしあん、白あんお3つのあんが重なっています。原作漫画の21話で登場するそうで、これにはファンも嬉しいはずです。実際に京都にある本店、伏見店、大丸京都店、京都髙島屋の4つの店舗で販売されたそうです。2020年のコラボですので、現在はやっていない可能性があります。
京都の和菓子屋が聖地のようですので、京都にお越しの際はぜひ行ってみてください。
であいもんの作者浅野りんについて
「であいもん」の作者、浅野りん先生はどんな作家さんなのでしょうか。
浅野りん先生は京都在住の漫画家で、「CHŌKOビースト!!」「パンゲア・エゼル」といった作品を発表しています。現在は「であいもん」を連載されており、2016年~になります。漫画家としては1991年~活動されており、2022年時点でも現役の作家さんです。
プライベートでは2010年に結婚を発表、同年12月に女児を出産されたことを発表されています。
であいもんは何巻発売で完結してない?
「であいもん」は何巻まで発売されているのでしょう。
2022年3月時点で「であいもん」は12巻まで発売中です。最新刊が出たのは2021年10月で、月刊誌での連載のため半年に一回新刊が出るペースです。
13巻はまだ発表されていませんが、おそらく4月か5月ごろになるのではないでしょうか。ヤングエースで連載中ですので、まだ完結していません。
アニメ放送も2022年4月からスタートしますので、完結はまだしないでしょう。
まとめ
「であいもん」と「ばらかもん」は作者も舞台設定も違います。どちらも人との絆や心を通わせていくという点が似ています。
2022年4月より放送がスタートする「であいもん」は京都の和菓子が舞台ですので、京都に行った際はぜひ聖地巡礼などされてみてください。