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4月より放送が開始した「処刑少女の生きる道」原作は佐藤真澄さんによるライトノベルで、今日までシリーズ累計発行部数が30万部を突破する人気作品となっています。
今回は処刑少女の生きる道についてネタバレなども織り交ぜながらお話していこうと思います。
さらにアニメ『処刑少女の生きる道(バージンロード)』のフル動画全話を無料視聴する方法も紹介していきます。
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『処刑少女の生きる道』は小説家になろう原作ではない?
4月より放送中の「処刑少女の生きる道」 ですが、タイトルを見てもあれ?これってやっぱりなろう小説なのかな?という印象を受ける方も多いかもしれません。
ですが、小説家になろうの掲載作品ではなく、第11回GA文庫大賞の大賞受賞作品であり、れっきとしたGA文庫作品なのですが、GA文庫作品でGA文庫大賞の大賞を受賞したのは『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』以来7年ぶりの快挙だそうです。
これを聞くともの凄いですよね。あのダンまちの次に大賞を受賞したということですから、期待が持てる作品です。
『処刑少女の生きる道』の売上と人気
4月より放送中の「処刑少女の生きる道」 についてここでは、売り上げと人気について触れていきます。売上については、アニメ化が発表されてから、書店調べのランキングにランクインする等アニメに限らずドラマなどでも起こる原作を読んでみようかなという現象が発生して現状は売上が伸びている状態です。
小説は7巻、コミカライズは3巻まで発売されています。
人気については2022年2月時点で累計発行部数が30万部を突破していますが、刊行開始が2019年7月である点から年に10万部程度売れている計算になり、さらに2020年より漫画化も始まっているので、現状の人気は平均的といえるものの、アニメ化が成功すれば更に人気も上昇すると考えます。
『処刑少女の生きる道』は漫画小説の何巻どこからどこまで?
「処刑少女の生きる道」について 原作の売れ行きや人気に触れましたが、果たして漫画や小説の何巻まで描かれるのか?というのがとても気になるところ。しかし、現状では何クールなのかも判明していないです。したがって漫画や原作の何巻までなのかについても判明していないです。
ですので、ここからはあくまでも推測という形になりますが、恐らくアニメは1クールとなるでしょう。そうなると過去のライトノベル原作アニメの傾向から考えると3巻半~4巻ぐらいが妥当な範囲なのではと考えます。ですので、次の項目では、アニメで放送される範囲だと思われる原作小説の1~4巻についてお話をしていこうと思います。
『処刑少女の生きる道』のネタバレ!1話から結末最終回までの内容
1巻
物語のプロローグ的な役割を果たす1巻は物語の主人公で処刑人のメノウとメインヒロインのアカリが出逢う物語になります。
何故か日本語が主言語となっている中世ヨーロッパの様な異世界に日本の学生であるミツキは召喚されました。そして召喚後に自分には異能が備わっているとの情報も教えられますが、その能力が発現しなかった為に能力無しとして王城より叩き出され、異世界を彷徨っている時に修道女の少女メノウと出会います。彼女の目的は異世界からやってくる異邦人を救う事だと言うのです。
メノウに誘われるがままに教会へとやって来たミツキがメノウに言われるがまま、能力を発揮するとメノウによって一瞬で殺害されてしまい、ここでメノウが異能を持った異邦人を殺す為に活動する処刑人であるという事が発覚します。メノウはミツキから得た情報を元に、もう一人の召喚者である少女を殺害する為に王城へ乗り込みます。
王城へ乗り込みもう一人の異邦人であるアカリを殺害するのですが、アカリは驚異的な回復能力で復活してしまい、殺害が出来ません。困ったメノウは恩人である大司教に相談し、儀式を行えばアカリを殺すことが出来るとの助言を受けて後輩の処刑人であるモモとアカリの二人と大司教がいる街ガルムへと向かいます。
無事にガルムの街に着いたはいいものの、モモの調査で大司教は敵で罠を張って待っている事や、大司教の本当の目的は魔導に長けているメノウを使って異能を備えた異邦人を操る事であるなどが判明し、一転してメノウはアカリを守る為に大司教を倒すという奇妙な展開になります。
そこでアカリは自分の力で記憶を取り戻し、時間停止の能力まで使います。かなり前からループしてきているのか、モモの存在も知っていました。そして大司教を仕留める為にモモを怒らせて覚醒させるのに、アカリはメノウからモモにあげたリボンを切るいじわるをします。それからアカリはメノウを好きな気持ちと既視感だけを残し、自分の記憶を消します。
そうして怒ったモモはとんでもない力を発揮します。そうして結界を破ります。一方アカリとメノウは再会して、二人は接続し一緒に能力を使って大司教を倒します。大司教を倒したメノウ達一行は、またアカリを殺す為の旅を続けていくことになります。メノウはアカリと接続したことで、アカリの魂までを知り、アカリがかなり前からループしてきているのではないかということをメノウは知ることになります。
2巻
大司教を倒し、彼女が彼女を殺す為の旅を続ける事になったメノウとアカリ、アカリは世界四大人災と呼ばれる異邦人が能力の使い過ぎで引き越した災害の霧魔殿・塩の剣・絡繰り世・星骸のどれかならば彼女を殺す事が出来るかもしれないと考えました。
そこでメノウはアカリを連れて港町リベールへやってきました。この港町では沖合が、霧魔殿の影響で深く閉ざされていて一度立ち入ると二度と出てこられないとの事で、メノウはアカリを早速この中へ放りしてこれで万事解決!と思われていた矢先にアカリが自らの異能「回帰」でアカリの傍に戻って来てしまいます。
そんなこんなでアカリたちはリベールの街を収めるリベール伯の娘マノンと出会います。病に伏せる父に代わり領地を切り盛りするマノンですが、実はリベール伯爵と異邦人の母との間に生まれたものの、異能は子供には遺伝せず、子供は普通に生きていけるという事実が明かされます。
そしてリベール伯の主催する夜会にメノウと共にアカリも参加しますが、アカリだけがマノンにさらわれて人質になってしまいます。マノンの目的はその昔メノウによって処刑された母の仇を討つ事だったのです。しかし、アカリを救出する為にマノンに対して戦いを挑むメノウですが、もう少しというところまでマノンを追い詰めるもののそこに乱入者が現れます。
それはかつて世界を滅ぼしかけてマノンの暗躍により復活を遂げた万魔殿(パンデモニウム)だった。乱入に苦戦するも後輩のモモなどの協力を得て、万魔殿を退けて無事にアカリを取り戻した一行は次の目的地に歩みを進めます。
3巻
メノウ一行が次なる目的地に目指すは四大人災の一つ塩の剣。この剣は切りつけたり、刺し貫いたりしたものをたちまち塩に変えてしまい、どんな異能も効かないという事で今度こそアカリを殺す事が出来るのでは?と考えたメノウは一路塩の剣を目指す事にします。
しかし、一行が塩の剣を目指すに当たり通り掛かった砂漠で謎の賊に襲われてアカリをさらわれてしまいます。しかし、諦めないメノウは賊を追跡し、アジトを特定して救出作戦を慣行。同時にアカリと一緒に捕らえられていたメノウと同じ修道院で育った少女サハラも一緒に救出し離脱します。
さらわれていた理由などをサハラから聞き出し、アカリをさらった組織は「鉄鎖」という組織であることが判明。アカリをさらった他にも様々な悪事を働いていそうだということで、メノウ一行はこれを討伐することに。その一方で前の戦いで撃退したマノンと万魔殿はメノウの使命に一石を投じる為に暗躍しだします。
そしてそうした暗躍を知らずに組織を壊滅させるための戦力が整ったところで、一行は鉄鎖のアジトに突入。無事に組織を壊滅させるのですが、この3巻ではアカリの能力が治癒や回復能力ではなく、時を巻き戻して何度もやり直せる時を操る能力であり、彼女の目的は彼女を殺す為に動いてるメノウとは真逆で彼女を助ける為に何度も時間をループしているという重要な事実も判明した巻でした。
4巻
前回の一件を解決したメノウ一行は旅を続けているが、後輩であるモモがアカリを連れて行方をくらますところから物語が始まります。後輩の裏切りに怒りを隠せないメノウですが、モモが追跡をできないように路銀を奪ってしまって居たため追跡も出来ずに、1巻から度々共闘しているグリザリカ王国の王女アーシュナに路銀を貸してくれと頼みます。
路銀を貸す条件として男装執事としてアーシュナに付き従うメノウ、その一方でメノウ第一主義でどちらがメノウを愛しているかだとか至極どうでも良い言い争いを続けながらメノウからの逃避行を続ける二人。その裏にはメノウから離れればメノウの死亡フラグを折れるんじゃないかというアカリの思惑や、アカリに力を使わせて人災を引き起こせばアカリを消してメノウを独占出来るんじゃないかというモモの思惑も絡んできます。
そんな各自の思惑が絡みながらも二人で塩の剣を目指す事にしたモモとアカリ、道中でモモがアカリが持つ時を操る能力を上手く使いこなせる様に訓練し、旅を続けていくが、その過程でメノウが自らの行動原理である「(異邦人を処刑する)悪人である自分以外の人を助ける」という事を実行してアカリを庇いその度に死んでしまって居た事。そして、そのメノウに惹かれて彼女を救いたいとアカリが何度も時間を遡っていたこと。
といった具合でこの巻で物語の核心へとグッと迫っていく内容が散りばめられています。
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※本ページの情報は2022年6月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
まとめ
4月から絶賛放送中の『処刑少女の生きる道』ですが、タイムリープだったり、少女と少女が旅をしつつ世界の核心に迫っていったりと百合あり、ギャグあり、シリアスあり、戦闘ありの要素をこれでもかとふんだんに詰め込んだ内容となっています。
ですので、今後メノウやアカリがどんな旅路を辿ってどのような冒険を繰り広げていくのか等をぜひとも期待していただければと思います。