アニメ第2期が放送され、原作ノベルも全世界累計1100万部を突破した『盾の勇者の成り上がり』。
今回は10月から放送される盾の勇者の成り上がり3期アニメについて、ネタバレ内容や鳳凰編は何巻どこからどこまでなのかご紹介します。
『盾の勇者の成り上がり』2期アニメが放送!どんな内容だった?
夜遅くまで『盾の勇者の成り上がり2』を見てた。不評らしいけど面白かったし見て良かったと思ったけどまぁ、1期と比べちゃうと…って感じ。ラフタリアが好きです。 pic.twitter.com/zoEj3UD3vO
— 芝生 (@man_sieg) September 3, 2023
現在アニメ第2期が絶賛放送中の盾の勇者の成り上がりですが、ここでは放送中の第2期がどんな内容だったかをおさらいしていきたいと思います。
まず、第2期は世界を守護する四霊のうち霊亀が暴走を始めた事で次の波までのカウントが止まりメルロマルク国から尚文達四聖勇者に緊急招集がかかるところから物語が始まります。女王は四聖勇者に霊亀討伐を依頼しますが、盾の勇者の尚文以外は拒否。尚文が討伐を請け負う事になります。
そして、討伐を請け負った尚文達盾の一行が霊亀国へ到着すると、尚文の目の前に霊亀を殺して欲しいと願う謎の美女オスト・ホウライが現れます。尚文はオストの助言に従い女王とメルロマルク国によって招集された多国籍連合の力を借りつつの体内に突入。しかし、そこで待っていたのは霊亀暴走の黒幕であり、異世界からやって来た本の眷属器の勇者キョウ・エスニナでした。
さらにそこに尚文達と以前戦った他の眷属器の勇者も現れて尚文と共闘。無事にキョウを倒すも霊亀のエネルギーを確保して異世界へと逃げ去ってしまい、尚文達は逃げたキョウを追うべく霊亀本体であるオストの最後の力を借りて異世界へ旅立つのでした。
と、いうのが、ここまでの盾の勇者のおさらいで、これから尚文一行がどういう冒険をするのかと言う事が非常に楽しみです。
『盾の勇者の成り上がり』3期アニメは小説何巻から何巻まで?
アニメ2期に内容について上の項目で紹介してきましたが、3期ではどこからアニメ化するのか気になると思います。
6巻~7巻:霊亀編
8巻~9巻:異世界編
10巻:領地運営
11巻~12巻:勇者更生編
13巻~14巻:クテンロウ編
15巻~16巻:勇者タクト編
原作では大まかに上記のようなストーリーとなっており、アニメ2期では小説は6巻~10巻、漫画では22巻までがアニメ化されました。漫画の方はほとんどアニメ化されているので、小説をベースに見ていきます。
2期では上記の9巻の異世界編までアニメ化されました。3期は10巻の領地運営からアニメ化され、見どころとしては11巻のラフタリアの故郷を復興するため、奴隷として売られてしまった村人達を取り戻すために「闇のコロシアム」参加した尚文のもとに槍の勇者・元康の生存情報が伝えられるところから始まる勇者更生編です。
そして2期と3期は同時に制作発表されたことや、同じように13話だと考えると14巻のクテンロウ編まで放送されるのが区切りとしてもちょうどいいと思います。しかし、2期の最後で鳳凰が復活したような雰囲気が描かれていたのでもしかしたら15巻までがアニメ化されそうです。なので3期は10巻から一度鳳凰との戦いに区切りがつく15巻までになると思います。
『盾の勇者の成り上がり』3期アニメのネタバレ予想
先ほどの項目では3期の見どころを紹介しましたが、ここでは3期はどういった内容になるかについてお話していきたいと思います。
小説10巻
2期では書籍オリジナルストーリーがアニメ化されましたが、3期でアニメ化される10巻からは本編が始まります。異世界から戻ってきた尚文たちはラフタリアの故郷を再建しようとします。再建に必要な人材として奴隷を手に入れようとしますが連れていかれてしまっていて買い戻そうと動き出しました。
奴隷を買い戻すには「闇のコロシアム」に参加をしお金を荒稼ぎして資金に充てようとしますが闇と付いているだけあり、なんでもありの闘技場でした。
コロシアムでは新しいキャラクターも登場し様々なバトルが展開されていきます。またweb版と小説では展開や登場するキャラクターが違っているので、アニメでは先の読めない展開になりそうですね。
11巻
11巻から12巻は勇者更生編が始まりますが、引き続きラフタリアの故郷を復興させる話が続きます。
奴隷たちを買い戻すためにコロシアムに参加していた尚文たちは、奴隷商達に奴隷地下市場を案内されフォウルとアトラのハクコ種と呼ばれる亜人と人とのハーフの兄妹を紹介され、尚文なら使いこなせると進呈されました。病気に罹っていたアトラに尚文が薬を与え、フォウルに一生を使ってこの薬代を稼げと言います。そして尚文はこの二人を譲り受けることになりました。
そんな尚文のもとに槍の勇者・元康の生存情報が入り捜索をしに行くことになります。槍の勇者・元康に剣の勇者・錬も加わり勇者たちとのやり取りは一悶着ありますが、剣の勇者と槍の勇者は改心して和解することができました。
12巻
続く12巻ではもう一人の勇者である弓の勇者・川澄樹が登場します。彼は偽名を使ってコロシアムでファイトマネーを稼いでいました。
最大の見どころとして川澄樹は以前も戦ったことのあるリーシアとの一騎打ちです。樹に対して強い恋慕を抱いているリーシアとの戦いで樹がどんな変化をするのかも注目です。
12巻のポイントとしてもう一つ、尚文はフィーロ最大のライバルとも言われるウィル種というドラゴンのガエリオンを飼うことになります。このガエリオンが起こすひと騒動も描かれているので注目です。
13巻
13巻から14巻はクテンロウ編になります。
始まる新章では、波の被災者でその時に故郷と両親を亡くし奴隷となったラフタリアの出生の秘密が明らかとなります。
尚文が趣味でラフタリアに巫女服を着せたことでクテンロウの存在が発覚します。実はラフタリアは東方の島国「クテンロウ」の国主「天命」の血筋だったのですが、本人も今まで知らなかったことでした。そして、巫女服は天命にのみ認められた服装だったことから命を狙われるきっかけとなってしまいます。
このクテンロウ編はwebにはないストーリーとなるので、既にweb版を読んだ人も楽しめると思います。
14巻
尚文たちにクテンロウに報復するために乗り込みますが、国は鎖国に加え結界がありなかなか入れない状況。何とか入った尚文たちは「魔物や生き物を殺した者には重い罰を与える」という腐りきった国家を変えようとする革命派と手を組んで攻め込んでいくことにします。
14巻の見どころは天命派が解き放った「封じられしオロチ」との戦いと水竜の巫女シルディナvs前・水竜の巫女であるサディナの戦いです。思わぬ敵が出てきたことで尚文たちは追い詰められていき、どう切り抜けていくのか注目です。
ラフタリアも過去の天命と一騎打ちをしたことでより強くなれたところやサディナがラフタリアを守る理由など見どころも多くあり、ラフタリアとサディナの故郷についての話は完結となります。
15巻
15巻のメインは鳳凰編です。
紆余曲折あっておかしな方向に向かってしまった元康が再び登場します。元康はフィーロのことを異様なまでに気に入っており、尚文がフィーロを育てていたことから「お義父さん」と呼ぶようになっていました。そんな彼はフィロリアルたちに馬車を引かせて走り屋をしていたのです。
尚文は元康を仲間にしようと元康とレースをすることになる。このレースでは槍の能力のせいで敵味方関係なく大混乱となり収集が付かなくなりそうになるが、フィーロが元康を言いくるめたことで能力も解除され一安心。そして、元康は尚文の仲間となりました。
そして、最大の見どころはやはり鳳凰vs四聖勇者。前半の雰囲気と一転してシリアスな展開が続いていきます。鳳凰は2体おり同時に撃破しないと爆発し、2体とも再生してしまうという能力をもつ厄介な敵です。
あと一歩でいけるというところまで持っていったところに、何者かが横槍をいれてきて鳳凰を撃ち抜きました。その結果、鳳凰は爆発しあたりは焦土になってしまいます。この時に尚文を守ろうとしたことでアトラが犠牲となってしまい、アトラの尚文の力になるという願いで盾に吸収されます。そのおかげで鳳凰は倒せましたが、横槍を入れてきた人物は分からず仕舞いというとこで終わります。
まとめ
このままの展開で行くとアニメ第3期は勇者更生編からになるのでは無いかと思われます。見どころの一つでもあり、重要なストーリーでもあるので今からどうなっていくのか楽しみですね。