2017年に週刊少年マガジンで連載され、大人気を博したラブコメ漫画「五等分の花嫁」主人公の風太郎と、五つ子の美少女女子高生との恋愛模様を描いたハーレムラブコメ漫画です。テレビアニメも二期制作された本作の完結編となる映画が公開されることになりました。
春場ねぎ先生の原作が連載開始され、その後瞬く間に人気となった本作は、一花、二乃、三玖、四葉、五月の五人の姉妹の内の誰かとの結婚から始まった本作は、五人のヒロインの中から誰が主人公の結婚相手となるのか?というミステリー要素から人気を博し、週刊少年マガジンの看板作品の一つとなりました。
その後、様々な出来事の末に遂に風太郎は五つ子の中の四女である四葉を選び、彼女と結ばれることになりました。映画では風太郎の告白から、第一期冒頭で描かれることになった結婚式までの話を映像化し、全ての恋の決着とメインキャラクターのその後の姿が描かれます。
そんな映画五等分の花嫁で描かれるメインキャラクターの5年後の仕事や髪型と言った姿は、ファンには感慨深いものになっています。女優業を続ける一花、先生となった五月、カフェを開いた二乃と三玖、そして東京の風太郎の元へ行った四葉などの、情報を紹介しようと思います。
五等分の花嫁5年後に四葉と風太郎は結婚
主人公の風太郎とヒロインである五つ子とは、元々は家庭教師と生徒と言う間柄でした。父親からの紹介で始めた、五つ子の少女たちのアルバイトを通して、風太郎は五つ子との間に信頼関係を結んでいましたが、やがてこの五つ子の内の誰かが風太郎がかつて出会った初恋の少女である「写真の少女」であることが発覚します。
この「写真の少女」の正体を巡って、風太郎と五つ子の様々な恋の駆け引きの末に、風太郎は「写真の少女」の正体が四女の四葉であったことを突き止めます。その後、風太郎は自分と気持ちと向き直り、遂に学園祭の日に四葉に告白します。
風太郎の告白を受けた四葉は、これを受けたことで二人は付き合うことになりました。その後、五つ子はそれぞれの間に抱えていた、姉妹ながらの思いをお互いに打ち明け、五年後の結婚式へと時間は飛びます。
五等分の花嫁5年後の5人の髪型
風太郎と四葉が付き合うことになってから、5年後の五つ子はそれぞれに自分の道を歩んでいます。特に、5年という月日が経ったことで、大人の女性として成長しました。
特に、五つ子の髪型は今までの思春期の女子高生らしいものから、大人の女性の魅力を際立たせる落ち着いたものに変わっています。その一方で、五つ子のそれぞれの性格らしいところは残っており、五つ子の成長を感じさせるものになっています。
また、物語の終盤では、最後の五つ子当てゲームとして、全員が花嫁衣裳で髪型を揃えますが、五つ子の花嫁姿にもまた、それぞれの成長を感じさせるものがあります。風太郎と五つ子が見せる絆と信頼、そして愛の答えはファンであればこそ感慨深いものがあります。
一花は女優のまま
五つ子の長女である一花は、世界進出するほどの女優になりました。仕事の為にアメリカに行くほどの人気女優となり、町を歩くためには素性を隠すほどの有名人になりました。
かつては家族に隠れて細々とした活動から大きく成長した彼女は、今ではインスタなどのSNSでも人気となっています。しかし、英語のイントネーションにはやや不安が残るようで、久しぶりに会った末の妹である五月からはその部分を指摘されています。
彼女のSNSは姉妹もチェックしているようです。また、久しぶりに会った姉妹に抱き着くなどのスキンシップも健在であり、高校時代の彼女らしい部分もあります。
二乃と三玖は父親の資金援助でカフェ運営!空き店舗は風太郎の母のお店?
次女の二乃と三女の三玖は、協力してカフェ「なかの」をオープンしています。カフェの店舗となったのは、風太郎の母が遺した料理店の空き店舗でした。
高校時代には、共に風太郎の好きな料理好きな女性となるべく、それぞれケーキ屋とパン屋でアルバイトをしていた彼女たちは、父から紹介された店舗に指揮援助を受けてカフェを経営します。店の様子は常連もできてそれなりに上手くいっているようです。
父から紹介された空き店舗は、実は風太郎の母が料理店を開くために確保した店舗でした。しかし、風太郎の母は店を開く前に事故によって死亡しており、残った店を空き店舗のまま所有していましたが、風太郎の父は二人に亡き妻の夢を託すことを含めて、二人のカフェ経営の為に力を貸しました。
五月は大学に合格し先生に
五月は、学園祭の後に志望大学に受かり、5年後には一花同様に夢を叶えて教師になっています。また、5年後の姿では眼鏡をかけて、車を運転するまでになっており、アメリカから帰国した一花を迎えに行き、車の中で一花の英語のイントネーションの間違いを指摘するまでになっています。
姉妹相手にも敬語を使っていた高校生時代からは一転して、他の姉妹同様の砕けた調子の話言葉を使うようになっています。ですが、食いしん坊のところは相変わらずであり、二乃と三玖のカフェでは二人の作ったサンドイッチを笑顔で食べるシーンもあります。
特に五月は、五年後と高校時代の五つ子たちを繋ぐ一つの総括者でもあります。学園祭の後は、アルバイト先の塾で女子中学生から失恋の相談を受けてており、その際に彼女を励ますとともに、五つ子の恋に対する思いを代表するアドバイスをかけています。
四葉は東京の風太郎の元へ行き一緒に暮らす
四葉は、学園祭の後に風太郎と付き合った後も関係を続けており、結婚を控えて東京で同じマンションで暮らしています。一花がアメリカから帰国した際には、彼女を迎える為に大分距離があるはずのカフェ「なかの」に向かうために、自転車を使って駆けつける相変わらずの体力を見せました。
また、上杉さん呼びで呼んでいた風太郎のことを名前で呼ぶようになっており、すっかりと恋人としての一面も垣間見せます。結婚を祝われ、残りの五つ子たちから母の形見であるピアスを贈られることになります。
そして、遂に結婚式の日に、花嫁として家族への思いをつづった手紙を読み上げます。彼女の思いのたけを書き綴られた手紙の文章は、これまで応援してきたファンにとっても非常に感涙もののラブレターです。
まとめ
五つ子のヒロインの中から未来の花嫁を探すというミステリー要素とストーリーで一躍衆目を浴び、2010年代後期の週刊少年マガジンを代表する人気漫画となった「五等分の花嫁」そのアニメの完結作品である劇場版は、今まさに全国の映画館で絶賛公開中です。風太郎の最後の決断と五つ子たちの恋の行方が、遂に描かれます。
色々な思いを乗り越えて四葉を選んだ風太郎ですが、だからと言って四葉以外の五つ子である、一花、二乃、三玖、五月との間に育んだ絆までが消えたわけではありません。また、選ばれなかった五つ子たちにとっても、風太郎は家族に匹敵するほどのパートナーです。
劇場で最後に描かれるのは、そんな風太郎と五つ子たちとの間で築かれた、友情、家族愛、姉妹愛、それらを内包した大きな愛情です。そんな五つ子と風太郎の最後の絆と信頼を、ぜひ劇場でお確かめください。