アニメソングのカバーを主な活動とする4人の女性声優によって結成されたガールズコーラスユニットである「ヒーラーガールズ」を元ネタにして作られたオリジナルテレビアニメ『ヒーラー・ガール』が現在、好評放送中です。多くのアニメファンから支持を受けている本作は、アニメ企画としては独特な経緯で製作された作品です。
ユニット結成からアニメ制作に至るまで一般的なアニメ制作からは外れた企画によって始まった本作は、実際の音楽ユニットである「ヒーラーガールズ」が、作品内のメインキャラクターの声優を務めているかなり挑戦的な内容の作品です。一方で、ユニットメンバー自体、本職の声優であることも相まって、作品のクオリティは非常に高いも野になっています。
企画の奇抜さに目を引かれますが、作品内で使用される挿入歌のレベルの高さや、アニメそのもののレベルの高さから、本作は目立たないながらも一定の人気と支持を得るアニメとして評価されています。また、月刊コミックアライブにて、本作のスピンオフ漫画であるヒーラー・ガールesuressivoの連載がされる等、メディアミックスも行われています。
今回はそんな、アニメ『ヒーラー・ガール』の続編はあるのか?2期アニメに続くなら、その放送日はいつからで、内容のネタバレや、原作漫画はあるのか?と言った情報をお伝えしようと思います。
『ヒーラー・ガール』1期アニメが放送!どんな内容だった?
今期放送された「ヒーラー・ガール」ですが、元々は4人の女性声優によるガールズコーラスユニットである「ヒーラーガールズ」が元ネタとなっています。ヒーラーガールズが結成されたのは、BS11で人気放送中のアニメソング専門の音楽番組である『Anison Days』と、アニメソング専門レーベルである『ランティス』の共同企画として、ランティス公式YouTubeチャンネルで配信される『Anison Days × L』が立ち上げられたことがきっかけで発足したユニットとなります。
そんなヒーラーガールズが元ネタとなったアニメ『ヒーラー・ガール』は、歌によって病気や怪我を治す医療である音声医学という分野が存在し、”ヒーリング”と呼ばれて西洋医学や東洋医学と並ぶ治療法として一般化しています。そんなヒーリングを行う者はヒーラーと呼ばれ、外科や内科などと同じ医療の一分野として活躍しています。
そんな世界で、ヒーラーとして一人前になるべく「烏丸音声治療院」で修業する四人の少女たちがいました。見習いヒーラーである藤井 かな、五城(いつしろ) 玲美、森嶋 響の三人と、既にC級ヒーラーとして活躍する矢薙 ソニアの四人です。
彼女たち四人は、共に一人前のヒーラーとなるべく、様々な試練に立ち向かいます。そんな四人の少女の活躍が描かれたミュージカル系お仕事アニメが、ヒーラー・ガールです。
『ヒーラー・ガール』2期アニメの放送日や続編放送予定
本作の2期アニメについての情報は、残念ながらまだ確認できません。現在の状況では公式情報では未定です。
本作は元々、音楽番組と音楽レーベルの協力の下、アミューズ系列の芸能事務所に所属している女性声優四人によって結成されたガールズコーラスユニットよる共同企画によって製作されたアニメという、かなり複雑な経緯によって製作されています。その為、アニメ2期の製作については、単純なアニメ制作以上に裏事情が入り組んでいることが予想されます。
上記の理由から今作はアニメ2期の製作については不透明な面が多く、アニメ2期の製作が期待できるかどうかも不明です。一方で、本作はその制作経緯ゆえに、企画・制作には音楽番組や音楽レーベルからの強いバックアップが存在しています。
また、ヒーラ・ガールのアニメ放送が終わったとしても、ガールズコーラスユニットとしてのヒーラーガールズ自体は今後も活動を続けると思われます。その為、今後本作に根強いファンが生まれた場合、そのままアニメ2期が製作される可能性もあります。
『ヒーラー・ガール』2期アニメが放送なら原作漫画やオリジナルアニメは?
ヒーラー・ガールは元々、音楽番組の企画から派生して製作されたオリジナルアニメです。その為、原作漫画は存在しません。
一方で、本作には公式スピンオフ漫画として、KADOKAWAから発行されている少年漫画誌である『月刊コミックアライブ』にて、矢薙 ソニアを主人公とした『ヒーラー・ガール espressivo』が連載されています。現在、連載は始まったばかりの為、まだあまり話数はありませんが、今後この作品が長く続くことも考えられます。
今後、公式での連載漫画がどのように展開するかはわかりませんが、アニメ本編のヒーラー・ガール自体の連載も始まる可能性もあります。いずれにしろ、アニメ公式の今後の展開に要注目です。
『ヒーラー・ガール』2期アニメの見どころ・登場人物
何よりも本作における最大の見どころとして、各話ごとに使用される幾つもの挿入歌です。本作で使用される楽曲は全て、女性声優ユニットとしてのヒーラーガールズが担当しています。
音楽番組や音楽レーベルがプロデュースを担当しているだけあって、声優として以上に本職歌手と見紛うほどに高い歌唱力を持つ女性声優の歌は、各話のクライマックスを盛り上げています。そんなヒーラーガールズの歌声は、2期アニメでも行かされるのか非常に大きな見どころと言えるでしょう。
一方で、アニメ1期では主にかな、玲美、響、ソニアの四人の活躍が中心に描かれましたが、第2期をやる場合は、そこに新たにメンバーが追加されるのか、もしくはライバルチームが登場するのだと思われます。もしもそうであるのなら、新たな登場人物によって、どのように物語に幅が生まれるのか、非常に楽しみな要素となっています。
『ヒーラー・ガール』2期アニメのネタバレ予想
アニメ1期では、主にヒーラーとして一人前を目指す、かな達四人の活躍が描かれました。アニメ第2期では第1期での活動以上に、ヒーラーとしての大きな活動が描かれると思われます。
もしかすると、第2期ではプロとして活動するようになった四人の活躍が描かれるかもしれません。また、第1期ではガールズコーラスユニットであるヒーラーガールズとしての活動を反映して、物語内で挿入歌として多数の楽曲が使用されました。
もしも第2期がこの話の流れを受け継ぐのなら、今後も同様に多彩な楽曲がアニメ内で使用されるのだと思われます。元々、アニメ「ヒーラー・ガール」は、音楽でアニメを盛り上げようという企画が成長した結果生まれたアニメです。
その為、第2期アニメも、音楽でアニメを盛り上げる為に様々な音楽要素が盛り込まれると思われます。本作の企画の大もととなったガールズコーラスユニットである「ヒーラーガールズ」の活躍ともども、今後もこのアニメ制作には大きな期待が寄せられます。
まとめ
アニメソング専門の音楽番組と音楽レーベルとの共同企画によって生まれたオリジナルアニメ「ヒーラー・ガール」本作は元々、4人組女性声優コーラスユニットであるヒーラーガールズが原案となっています。音楽とアニメと言う、二つの要素を押し出した企画趣旨は本作でも遺憾なく発揮されています。
そんなヒーラー・ガールのアニメ第2期について、現状では不明です。しかし、アニメ放送後も本作の原案となったガールズコーラスユニットであるヒーラーガールズの活動は終わりません。
その為、彼女たちの活動によっては、アニメ第2期が制作・放送される可能性もあります。今後のアニメ放送に関しては未定ながらも、ファンからの熱い応援がアニメ2期制作の大きな力になると思われます。