綾小路清隆はライトノベル作品『ようこそ実力至上主義の教室へ』の主人公であり、本当は能力があるにも関わらず、事なかれ主義者を演じておりその目的などは謎に包まれています。
今回は主人公綾小路清隆について正体や目的、父親についてや能力などをご紹介したいと思います。
綾小路清隆のプロフィール・身長・声優
よう実主人公綾小路清隆についてここではプロフィールをご紹介したいと思います。
学籍番号:S01T004651
誕生日:10月20日(天秤座)
身長:176cm
所属:1年Dクラス→2年Dクラス
学力:C(51)
身体能力:C+(60)
機転思考力:D+(37)
社会貢献性:C+(60)
総合:C(51)
一人称:『オレ』
CV:千葉翔也
以上のようになっており、この高等学校に入学するには他の生徒よりも劣っている部分が多いのに何故か入学できたり、クラスの裏で時に謀略を見せたり、咄嗟の判断で行動出来たりと絶対秘密の一つや二つ隠して居そうな謎の主人公と言う立ち位置になります。
声優は『はたらく細胞』B細胞役、『どろろ』多宝丸役、『86 エイティシックス』シンエイ・ノウゼン役など演じ、元子役でアニメ声優の他、ドラマやCMなどマルチに活躍する千葉翔也さんが演じています。
綾小路清隆の実力バレはアニメ何話?
前記では綾小路清隆のプロフィールに関してご紹介しましたが、ここでは実力についてご紹介したいと思います。
清隆の実力についてですが、Cクラスの龍園が体育祭より以前からDクラスを影から操る謎の存在Xを探し炙り出してDクラスを弱体化しようと検討していてその候補として清隆以外に堀北など幾つか候補を絞って居ました。その中で清隆は全力を出す事で龍園の目を逸らそうと画策し、体育祭のリレーにて他の生徒を圧倒する活躍を見せていて、これが5巻の話なので、アニメでは恐らく5~7話辺りとなります。
次に実力を見せたのは7巻で冬休み突入直前に軽井沢恵が謎の存在Xと繋がっていると睨んだ龍園達は軽井沢を拉致して、過去にいじめを受けていた事を利用して極寒の中バケツで水を掛け続ける拷問をして、情報を引き出そうとしましたが、軽井沢は一切話す事無く、清隆が助けに来ました。この出来事についてはアニメ第2期では10~12話辺りで展開される事になると思われます。
軽井沢の惨状を目にした清隆の静かな怒りが爆発し、武闘派揃いのCクラスの中でも頭一つ分抜きんでいる石崎・アルベルト・伊吹そして龍園をまとめて叩き潰すという行動をもって軽井沢を救出。ここから軽井沢との中が進展し始めます。
綾小路清隆の正体はホワイトルームの傑作
前記にて清隆の実力をご紹介しましたが、ここでは清隆の出身についてご紹介したいと思います。
清隆の出身はホワイトルームと呼ばれる『人工的に天才を生み出す教育機関』の最高傑作として生みだされ、長くここに幽閉されて教育されていました。そして、ホワイトルームで生みされた天才たちの中ではトップクラスの才覚を持ち『清隆を越えられるものは居ない』とされる一方『綾小路清隆を見習え』とホワイトハウス出身者は教え込まれるほどでした。
綾小路清隆の目的
前記にて清隆の出身はホワイトルームであり、その出身者の中でもトップクラスの天才であると紹介しましたがここでは清隆の目的についてご紹介したいと思います。
幼少よりホワイトルームで軟禁状態で育成されており、その才覚から『ホワイトルームの最高傑作』『清隆に並ぶものは無い』と言わるほどでしたが、ホワイトルームは本編開始の1年前に一時稼働を停止しており、その際に綾小路家の執事の手引きによりホワイトルームを出て高度育成高等学校へと入学しています。
そんな清隆の目的ですが『ホワイトルームで学べない事を学び自由を知りたいから』と述べていますが、現在の清隆の立ち回りなどを見ていると何かほかにも目的を隠し持っていそうな気がしますが、軽井沢と付き合ったりするなどを見ると自由を知りたいと言う目的については間違いないのではと思います。
綾小路清隆の父親
ここまで清隆の出身や生い立ちなどをご紹介してきましたが、ここでは清隆の父親についてご紹介したいと思います。
綾小路清隆の父親の初登場は1年生編の7巻に登場します。ここで初登場する前に既に裏で色々と暗躍をしているのですが、手始めに清隆をホワイトルームから連れ出した執事の松雄を解雇し焼身自殺に追い込み、松雄の息子も合格した私立高校を退学しなければならなくなります。
更に、7巻で初登場すると高度育成高等学校側へ清隆の退学を強要しますが、坂柳理事長は本人の同意が無い限り不可能だとこれを拒否します。すると、坂柳理事長を蟄居させて変わりに月城理事長代理を送り込むなどかなり無理筋な事を平気でやってのけてしまうのですから、清隆の父は代議士などの国家にコネのある権力者なのでは無いかと言われています。
して、そんな清隆の目的になりますが、単純明快で『清隆を連れ戻し、ホワイトルームの指導者に育て上げる事』です。清隆を自らが生み出した最高傑作と心底心酔しきる描写もあったりはするので、この目的は当然なのでは無いかと思いますが、父の思惑に反目する清隆はどんどん追い詰められていく事になります。
綾小路清隆の本気はいまだ見せていない
前記にて清隆の父についてご紹介しましたが、ここでは清隆は本気を出していないのか?についてご紹介したいと思います。
清隆は体育祭のリレーで本気を出したり、軽井沢を守る為に本気を出したりが度々ありますが、本当に本気は出して居ないのでしょうか?と言うことですが、その答えは『まだ本気を出していない』です。
実際のところ清隆がどれだけ凄いのかは次項でお話するとして、体育祭での出来事や軽井沢を守る為の行動もその才覚の一部にしか過ぎず完全に本気を出しているわけでは無いです。実際、ホワイトルーム時代に清隆は父親から『清隆、力を持っていながらそれを使わないのは愚か者のすることだ』と諭されているので、実力を完全に出し切って居なかったのかこの頃からだったのかもしれません。
綾小路清隆の能力(記憶力・身体能力・計算力など)
前記で清隆は本気を出していないと断定しましたが、ここでは清隆の実力についてご紹介しましょう。
では清隆はどれぐらいの実力を持っているのかと言うと、『ホワイトルームの最高傑作にして作中の全ての事象に関して最強クラスの実力者』にして、作中で清隆と競えるのはホワイトルームからの刺客達か同じDクラスの高円寺だけと言うずば抜けた実力を持ち合わせています。
詳しく実力を説明すると学力・知力はテストの点数配分を理解しスコアを制御できるだけでなく、他者の陰謀を把握したうえで、掌上で躍らせて自分のために貢献させるなど常軌を逸した次元での深謀遠慮を行える。
体力面に関しては武闘派揃いのCクラスの中でも特に武闘派な龍園とその取り巻きを一人でまとめて叩き潰す実力をもっています。
それでいて、周りとの人間関係の構築も巧みで同じクラスの平田に堀北さらにはAクラスの坂柳、Bクラスの一之瀬、Cクラスの龍園などと独自コネクションを持ち、交渉全般を行うなどもしています。
しかし、これだけの能力を持ち合わせて居ながら学園では事なかれ主義を貫き能力の半分も使って居ない為査定も低いのですが、本人の気付かないところでその本質を見抜いた一部の人間の注目を浴びるなどしています。
まとめ
今回は『ようこそ実力至上主義の教室へ』から主人公綾小路清隆をご紹介してきました。
本人は事なかれ主義で人畜無害を装っており、その裏は計り知れない実力を持ち合わせて居ますが、今のところそれを行使するつもりは無いようで、アニメや原作で今後その実力を清隆が発揮する日が来るのかを注目したいと思います。