成れの果て村(イルぶる)はメイドインアビスの黄金郷編に登場するアビス第六層にある村で、三賢のべラフ、ワズキャン、ジュロイモーによって治められており、その成り立ちなどは謎に満ちています。
今回は成れの果て村について言語や清算の仕組み、価値観や村に住む住人やその成り立ちについてご紹介したいと思います。
成れ果て村とは?住人について
メイドインアビスのアニメ第2期『烈日の黄金郷』の物語りの中心的な役割を果たす成れの果て村。では成れの果て村とはどのような村なのでしょうか?と言う事ですが、成れの果て村とはアビス深層第六層『還らずの都』に存在する成れの果て達の村です。
住人達はその村の名前の通りに『成れの果て』達によって構成されており、物事に対しての対価や清算など独特のシステムを取り入れおり、外からやって来たリコ達を警戒するどころか歓迎するなど今までのアビスの階層には見られなかった有効的な雰囲気が見られる居住区です。
成れ果て村の言葉
前記にて住民などをご紹介した成れの果て村。その成れの果て村の言語体系についてご紹介したいと思います。
この村の言語体系は基本的にイルぶる語と言う独特の言語体系ですが、中には人格をある程度残してリコ達と同じ言葉を喋れる個体も複数いますが、その大半は人格自体が消失しており、知性も有していない為に言葉を話せない住人で構成されています。
なお、村には住居以外にも商店や食堂もあり、独自の経済圏を構築しています。
成れ果て村の精算とは?
深界6層、成れ果て村の住人マアアさんですね。
— 狂ノ字 (@r1400000) March 17, 2020
この後、価値を奪ったとして“清算”という断罪を受け、生皮を剥がれ腕をモガれます() pic.twitter.com/OzPu66vF43
ここでは成れの果て村の価値と清算についてご紹介したいと思います。
まず、この村の住人達は『価値』をやり取りする事で生活が成り立っており、村に入った瞬間から村よりその人が大切にしている『価値』は何なのかを見抜かれています。
そして、他人の『価値』を傷つける事はこの村ではご法度となっており、もし『価値』を傷つけた場合は『清算』と呼ばれる罰を受ける事になります。この清算は『傷つけた価値に見合うまで対象の持つ価値を奪うか破壊される』ものであり、それでも足りない場合は体の一部などを村から奪われます。
成れ果て村のイルミューイについて
ここでは成れの果て村のイルミューイについてご紹介したいと思います。
イルミューイとはかつてアビス探索の為に編成されたガンジャ隊の案内役として現地住民からガンジャ隊に紹介された少女であり、『成れの果て村そのもの』です。成り立ちについて説明すると長くなってしまうのでそこは割愛しますが、ヴェコ達をリーダーとする探索隊のガンジャ隊が第六層に降り立つも飲み水が尽きてしまい仕方なくアビスに沸いていた水を煮沸して飲んでいたのですが、そのせいで隊員達が次々と病に罹ってしまいます。
そして、その病を治す為に隊員達が発見した『欲望の揺籠』と呼ばれるアビスの遺物をイルミューイにしようした結果彼女の姿が変わっていくの変わりにガンジャ隊は病を治すある物を手入れますが、その代償として彼女の姿は成れの果てへの変質し、やがて限界を迎えた彼女は成れの果ての村そのものへと変わっていきます。
これが、成れの果て村とイルミューイの関係になります。
成れ果て村とミーティやボンボルドの関係
ここでは成れの果て村とミーティとボンボルドの関係についてご紹介したいと思います。
まず、成れの果て村とボンボルドの関係ですが結論から先に述べると『関係は無い』です。
確かにボンボルドは一度成れの果ての村をミーティを連れて訪れていますが、特に成れの果ての村と繋がっていたという関係性を示す描写などは無く、ただ村を訪れてその時にべラフにミーティを譲って欲しいと頼まれて断りその後村から去ったとだけあります。
ですので、ボンボルドは成れの果ての村との関係性は無く、ミーティもこれと言って関係があったわけでは無いと言えるのですが、この時のミーティとベラフの出会いが後にべラフに喫ミーティ用の複製ミーティを生み出させているのは間違いないです。
まとめ
今回は『成れの果ての村』についてご紹介してきました。
成れの果ての村はアニメ第2期『烈日の黄金郷』の舞台となる村で、その成り立ちなどは物語の中心とも言えます。第2期はこの成れの果ての村を中心に成立に関わった人達が中心となって物語が進むのでリコ達の冒険に引き続き注目していきましょう