『イルミューイ』はメイドインアビスに登場するキャラクターで既に他の記事にて紹介しているワズキャン、べラフ、ヴエロエルコの三人に率いられたアビス探索隊『ガンジャ』の案内役としてアビス探索に同行する少女です。
今回はイルミューイについてキャストや出産、子供たちにその願いやお子様ランチとは?等についてご紹介したいと思います。
イルミューイのプロフィール・声優
メイドインアビスに登場するイルミューイについてまずはそのプロフィールをまとめてみました。
名前:イルミューイ
年齢:不明(推定7~10歳ぐらい)
身長:不明
体重:不明
出身:アビスの淵の原住民の村
CV:不明
名前と出身以外は不明の謎の少女で年齢は漫画版初登場時の容姿から推定して7~10歳ぐらいかなと思われます。病気なのか何かの影響なのかは不明ですが、アビス探検隊のガンジャが村へやって来た時には既に子供の生めない体であると判明しており、原住民のしきたりで子供の生めない身体は呪われていると言われていました。
そして、呪われている住人はアビスへ還されると決まっており、ガンジャをアビスの大穴へと案内する案内役として二度と帰らぬ旅路に同行します。
声優に関しては放送が始まる直前の現時点に関してもまだアナウンスがありません。恐らくアニメで登場する初クレジットまでは声優については伏せられるのだと思います。
イルミューイの出産や子供赤ちゃんは欲望の揺籃から
前記にてイルミューイのプロフィールに触れましたが、ここではその子供についてご紹介したいと思います。
見出しにある『欲望の揺藍から』は多少間違いがあり、正確には欲望の揺籠へイルミューイが願った願いから子供が誕生したと言うのが正しいと思います。イルミューイは子供の生めない身体であるとして、生まれ育った村から迫害されたので、ワズキャンに欲望の揺籠を与えられた時に子供が欲しいと願った為に子供が生まれたのかもしれません。
そして、子供は誕生したもののすぐに亡くなってしまったりしたのは、子供が欲しいと言う願いの他に別の願いが混ざってしまい、そのせいで元気な子供が生めずに最終的に直ぐに亡くなると言う事を繰り返したのではと考えます。
イルミューイの願いとは?
前記にてイルミューイの子供についてご紹介しましたが、ここではイルミューイの願いについて考察していきたいと思います。
イルミューイの願いは複数あると考えますが、まずワズキャンの欲望の揺籠を与えられて直ぐの願いは前記でもお話をしましたが子供が欲しいと言う願いだと思います。その願いが叶えられたので、形や見た目はどうであれ、イルミューイが子供を産むようになったと考えます。
次にガンジャの隊員(特にべラフとヴエコ)を助けたいと言う願いだと思います。この願いがあったからこそ生まれて来た子供をガンジャの隊員達が食べた途端に病から回復したのだと思われるので、願った事に含まれると考えます。
そして最後に隊員達を守りたいという願いもあったからこそ、子供が欲しい、隊員達を助けたい、守りたいの三つの願いが混ざりあい、自らが村となりその中で生きる隊員達を成れの果てへと変質させ、永遠の命を与えて居たいのだと思います。
イルミューイのお子様ランチとは?
ここではイルミューイのお子様ランチについてご紹介したいと思います。
イルミューイのお子様ランチって何ぞや?とお思いかと思いますが、これは生まれた子供を料理してガンジャの隊員達に食わせたワズキャンの行為を差す隠語または造語です。
謎の病に苦しんでいたガンジャの隊員達を見かねて救世主になるかもなどとワズキャンはアビスの遺物である『欲望の揺籠』をイルミューイに与えたところイルミューイは出産しましたが、その子供たちは産後直ぐに亡くなってしまい、あろう事かワズキャンはその死骸を料理して隊員達に食べさせました。
そして、その料理を食べた隊員が回復したのを見てワズキャンは料理の仕方を研究し始め、生まれてすぐの鮮度がいい状態の方が効能があると生まれてすぐの子供を奪い去り料理して食べさせるようにまでなりました。そんなワズキャンの非道を見たユーザーが誰が言ったかイルミューイの子供(お子様)を料理(ランチ)して食べさせたと言う事でイルミューイのお子様ランチなどと呼ばれています。
イルミューイの踏みにじられたとは?
前記にてイルミューイのお子様ランチについてご紹介しましたが、ここでは踏みにじられたについてご紹介しようと思います。
まず、イルミューイの踏みにじられたは原作単行本第7巻のヴエコの回想でイルミューイが登場する時に「踏みにじられた」「わたしの」「かわいそうな」「かわいい」イルミューイと三つの文字が重なって出てくる部分の事だと思われますが、これに関しての踏みにじられたはヴエコ個人の想いだと思います。
まず、ヴエコはガンジャ隊同行した時には既に子供が生めない身体になっていました。そしてアビスで出会ったイルミューイもヴエコと同じく子供が生めない身体であり、どういうわけかイルミューイはまるで我が子のようにヴエコに懐いていました。
そして、そんなイルミューイをいつしかヴエコ自身も我が子のように慈しんでいましたが、仕方が無い状況とは言え、その我が子にアビスの遺物を使われ、あまつさえ彼女が願った子供が欲しいと言う願いさへも生まれた子供を喰らうと言う形で踏みにじられました。
そんな状況を見て、自らも加担してしまったとはいえ我が子のように可愛がったイルミューイを玩具のように扱われそしてそんな彼女の小さな願いすらも踏みにじられた事から「踏みにじられた」「わたしの」「かわいそうな」「かわいい」イルミューイとヴエコは恨みを吐き出したのだと思います。
まとめ
今回はメイドインアビスから『イルミューイ』をご紹介しました。
彼女は愛された両親にも捨てられ、やっと見つけたと思った居場所でもあるガンジャ隊にも裏切られると言う悲運な少女であり、ヴエコ、べラフ、ワズキャンと同じく烈日の黄金郷に深く関わる重要な人物です。そして彼女の最後の子供出るファプタの目的なども彼女の事を思い出しながらご覧いただければと思います。