ついにジャンプ+で連載が始まったチェンソーマンの第二部!
待ちに待ったチェンソーマンに皆さん早速見たようです。そこでなんと連載再開の1話目として出てきたが、様々な作品のパロディでした!
そこで今回はチェンソーマン98話『鳥と戦争』について、パロディの元ネタ、3ヶ月後に死ぬコケピー、コケピーの原罪、田中脊髄剣、金カム杉元佐一などについて解説考察していきます。
チェンソーマン98話振り返り
ある学校で突如先生が、命の大切さを知ってほしいとして鳥の悪魔であるコケピーを3ヶ月後に殺して食べてほしいと言います。ただ、コケピーはかなり弱いようです。
コケピーが置かれていた机は女子の机の上であり、その女子は死ねと思っていました。悪魔に親を食べられていた為に悪魔を恨んでいるようです。
ともかく学校の至る所を見て死ねと思っていました。委員長には気をかけられており、その委員長はチェンソーマンのパンを食べていました。チェンソーマンという悪魔はデビルハンターごっことしてると会話します。
委員長はコケピーは100日後には死んでるから我慢しなよと言い、女子はチェンソーマンもコケピーも早く死なないかなと思います。
そうして3ヶ月が経過してコケピーをこれから、デビルハンター志望の子に殺してもらうと先生が言った所、生徒全員が生徒全員で話し合って決めた結果コケピーを食べないということでした。ただ、一人少女はその話し合いに参加していなかったのか、え〜〜?と思っていました。
そして先生はその言葉を聞きたかったとして、コケピーを殺すのはやめようということを言い出します。そしていきなり今日の数学はやめてサッカーしようぜと外に皆出ていきます。
一人でいた少女の下にコケピーが飛びついてきて、『三鷹アサちゃん!コケピーとサッカーするコケ〜!』と言います。先生と委員長しか覚えていなかった名前をコケピーが言ったことに感動して、サッカーに参加しようと走り出した所コケてしまいコケピーを潰した結果殺してしまいます。
クラスに行っても皆が凄い目で見てきたり三鷹は悩みます。そんな時家に先生とと委員長が来て、コケピーの墓参りに誘われます。
しかし赤信号の横断歩道を渡らなかったことに委員長が激怒し、田中先生が三鷹の代わりにコケピーの事を皆に謝ったことや三鷹と友達になってやれてと言われたこと、体の関係を持ってるのに三鷹のことを好きなことなど暴露しはじめます。
そうして委員長は正義の悪魔と契約しており、田中先生とのハッピーエンドを望んで三鷹を殺しにきます。そうして死んだと思われた三鷹ですが、目玉が飛び出たフクロウがおり、『生きたいなら体をもらうぞ』とつぶやいた後、三鷹は起き上がります。
裂かれた顔は杉元佐一のようの傷が入っており、田中先生の首を持ち上げボボボボという効果音と共に『田中脊髄剣』と言って先生の首を抜き取って剣にします。そこで『我が名は戦争の悪魔!腕鳴らしに殺されてくれ!』と言います。
委員長の手をもぎ取って手榴弾にします。さらに田中脊髄剣で委員長の胴体を斬ってその後2人の顔をくっつけてキスさせます。そうして手榴弾で爆発させます。
5月12日に皆でチェンソーマンを呼ぶ会というポスターを見つけ、『待ってろチェンソーマン 核兵器を吐き出させてやる』と呟くのでした。
チェンソーマン98話感想
ともかくマジで面白かったし、インパクトが強いという感じでした。
藤本タツキ先生が好きな人はもう何でも面白く見えるかもしれませんけど、そうでない人でも面白く感じたのではないでしょうか。
そして話題になりやすいパロディを含めた話の流れもとてもおもしろかったですよね。
あと藤本タツキ先生って爆発オチ好きですよね。これは短編の『さよなら絵梨』の爆発オチからとってきてるのかもしれません。
この話の流れを見るに、戦争の悪魔VSチェンソーマンという構図が第二部のメインということかもしれませんね。
そしてチェンソーマンはデビルハンターごっこをしているという感じになっているようです。さらに神格化されているのか、チェンソーマンを呼ぶ会というのがありました。
チェンソーマン98話考察
100日後に死ぬコケピーは『100日後に死ぬワニ』と『タコピーの原罪』
これはわかりやすいと思いますが、3ヶ月後に殺されるとして鳥のコケピーという存在がいましたね。
これは『100日後に死ぬワニ』と『タコピーの原罪』の2つのパロディが合わさったものですよね。
語尾も『コケ』と言っていますしタコピーに寄せていましたね。3ヶ月後と先生は言っていましたけど、委員長が『100日後には死んでる』って言っていましたし、100日後のワニですよね。
コケピーのモデルは『人類は衰退しました』?
そしてコケピーは首なし鳥でしたが、これが『人類は衰退しました』という作品に出てくるチキンとほぼ一緒のデザインでした。これに蝶ネクタイをつけていますね。
さらにコケピーは『ボク弱すぎて野良猫に殺されるコケ』と言っていましたが、『首なし鶏マイク』というアメリカで過去に首をとった鳥が18か月も生きていたという話です。マイクというのは名前ですね。
そしてこのマイクの頭は猫に食べられたという話があるので、猫という共通点を出したのではということです。
田中脊髄剣は『ボボボーボ・ボーボボ』の田中ソード
そしてこれまた面白いのが、『田中脊髄剣』でした。田中先生の首を抜きとって骨の部分を剣としたというイメージでしょうか。
この元ネタは『ボボボーボ・ボーボボ』の田中ソードであると思われます。効果音も『ボボボボボボボ』ってなっていましたし。
ただこれにも面白い共通点があって、ボボボーボ・ボーボボでは『チェンソー真拳』なるものもありました。
三鷹アサの顔の傷は『ゴールデンカムイ』の杉元佐一
三鷹アサが戦争の悪魔と契約して復活した顔には傷ができていましたが、縦に一本、横に二本線の傷ができていました。顔が復活した結果の傷だと思います。
これはヤンジャンで連載していた『ゴールデンカムイ』の杉元佐一の顔の傷と一緒ですよね。
このパロディの多さ凄いです笑
チェンソーマンは第四部まである?
そして面白い考察がこちらです。
ヨハネの黙示録の四騎士というのがあるのですが、それが以下。
第一の騎士:勝利の上の勝利(支配)を得る役目
第二の騎士:人間に戦争を起こさせる役目
第三の騎士:地上に飢饉をもたらす役目
第四の騎士:疫病や野獣をもちいて、地上の人間を死に至らしめる役目
となっているんです。
第一部はマキマの支配の悪魔。そして今回の第二部が三鷹アサの戦争の悪魔です。この順番ならヨハネの黙示録の四騎士と一緒なんですよね。とすれば第三部は飢餓の悪魔、第四部が死の悪魔という事になります。
委員長と田中先生のキスは『進撃の巨人』のエレンとミカサのキス?
進撃の巨人はマガジン作品なので、ちょっと当てはまらない可能性もありますが、ハッピーエンドとして描かれるなら田中先生と委員長のキスはエレンとミカサのキスに当てはまるかどうかということです。
他にもキスした作品があれば知りたいですね。
チェンソーマンを皆で呼ぶ会の5月12日とは?
そしてこの『チェンソーマンを皆で呼ぶ会』が5月12日あるということです。
今の時系列は不明ですが、5月より前というのはわかりますね。
この5月12日も何かしらのパロディなのかわかりませんけど、来年現実でみんな集まりそうで怖いですw
まとめ
ということで記念すべき連載再開第一話でしたけど、大満足でした。
これは話題になりますね。ジャンプ本誌ではないのが残念な気もしますがジャンプ+で色々気にせず書けた方がいいのかもしれません。