第二部がついに始まったチェンソーマンですが、ここでキリストに関わる『ヨハネの黙示録の四騎士』というものがチェンソーマンの話のモデルではないかという考察が出てきました。
その四騎士の役目がそれぞれ支配、戦争、飢餓、死ということから、各部ごとのラスボスの悪魔ではという内容で、今回は『ヨハネの黙示録の四騎士』とそれぞれの支配の悪魔・戦争の悪魔・飢餓の悪魔・死の悪魔について解説していきます。
チェンソーマン第二部のラスボスは戦争の悪魔か
第二部が始まって一番最初にメインで登場したのが三鷹アサという少女で、三鷹は戦争の悪魔と契約したのか、体を乗っ取られたのかわかりませんが、この戦争の悪魔が第二部の物語のメインとなるイメージでした。
戦争の悪魔ですが、フクロウのような動物が目玉が凄い飛び出しているような状態で話しかけてきました。体をもらっていいか?と質問し、その後顔が切り裂かれたはずの三鷹は傷が治り立ち上がりました。ただ、契約というより乗っ取られている感じなので魔人かもしれません。
その後は手榴弾や田中脊髄剣を創り出したりと、演奏の道具を作れる能力なのかもしれません。
一部でも最初に出会った女性はマキマだったではないでしょうか?これを考えるとラスボスだと思われます。
戦争の悪魔は自分の最高の武器の核兵器を求めている
そこで、チェンソーマンのポスター見て、「核兵器を吐き出させてやる」と言っていました。
確か核兵器の悪魔はかつて存在したとマキマが言っていることからも、現在は存在していないはずです。ただ、デンジが食べたとかポチタが食べたとかいう描写はあったかどうか。
戦争の悪魔がいうには、核兵器の悪魔を吐き出させてやるということなので、ポチタが取り込んでいることは確かでしょう。
また、記憶からしても過去に食べた悪魔は記憶から消えるはずですが、マキマも戦争の悪魔も覚えていました。このクラスになると記憶から消されないのでしょうか。
ヨハネの黙示録の四騎士がモデル?
そしてマキマと戦争の悪魔がデンジが食べたものを覚えているということについても関係していると思われますが、この『ヨハネの黙示録の四騎士』というものがあります。
まず『ヨハネの黙示録』とはキリストの使徒の一人であるヨハネという人物の預言書のようなものです。そして『ヨハネの黙示録の四騎士』というのが、『ヨハネの黙示録』に記載されている四人の騎士のことであり、キリストが解く7つの封印のうち始めの4つの封印が解かれた時に出現する騎士だとか。
ちなみに騎士というのは日本の言い方であり、馬に乗る者という意味だそうです。
そしてこの4騎士に地上の人間を殺す役割を与えられており、その内容が以下です。
第一の騎士:勝利の上の勝利(支配)を得る役目(弓と冠が象徴)
第二の騎士:人間に戦争を起こさせる役目(剣が象徴)
第三の騎士:地上に飢饉をもたらす役目(天秤が象徴)
第四の騎士:疫病や野獣をもちいて、地上の人間を死に至らしめる役目(冥府の神ハデスを連れている)
これを見てわかると思いますが、チェンソーマンの第一部のラスボスがマキマであり支配の悪魔でした。そして第二部で登場した三鷹アサが戦争の悪魔でした。
この第一の騎士の支配と第二の騎士の戦争そのまんまなんですよね。
なので、チェンソーマンの物語のモデルはこの『ヨハネの黙示録の四騎士』ということです。
チェンソーマンは4部構成か?
そして今の『ヨハネの黙示録の四騎士』の話から考えると、登場する四騎士になぞらえるなら、第四部まであるのではないかということです。
第三の騎士:地上に飢饉をもたらす役目
第四の騎士:疫病や野獣をもちいて、地上の人間を死に至らしめる役目
もしこの考察の通りなら、飢饉の悪魔や疫病の悪魔・野獣の悪魔(死の悪魔)などが出てくるのではと思っています。
そしてこれが第三部と第四部に分かれて最終的に死の悪魔の章で最終章を迎えるのではという話です。
こう考えればチェンソーマンも深い話ですよね。最初からこの構造を考えていないと書けない話ですから、さすがです。
まとめ
今はとにかく第二部が今後どうなるかが気になります。
デンジが登場して今どんな状況なのか、これからどうやってデンジと戦争の悪魔が出会っていくのか、楽しみですよね。
毎週ジャンプ+での更新を楽しみにしましょう!