週刊ヤングジャンプにて絶賛連載中の『キングダム』その最新話の728話が公開になりました。
今回はキングダム728話から垣騎が砂鬼一家の古参だった話や砂鬼一家は史実で実在するのか?砂鬼一家の長の素顔や垣騎の過去に至るまでをご紹介したいと思います。
キングダム728話で桓騎が砂鬼一家の最古参と判明
728話にて宜安城を攻める飛信隊の前に井蘭を伴う氾善隊が現れ、元垣騎一家の那貴がどうしてここに居るのかと氾善に問うと垣騎将軍と共に宜案城攻めに参加する予定でここにいると答える場面から物語が始まります。
その後、氾善と共に宜安城へと向かう飛信隊の前に垣騎に従い、拷問で情報を聞き出す事を得意とする砂鬼一家が現れた事で飛信は殺気立ち、共に宜安城に向かわせてくれと言う砂鬼一家に対して飛信は目の前から去らないと今すぐに叩き切ると怒鳴りますが、元垣騎一家に所属していた那貴は砂鬼一家の長に垣騎の過去を尋ねました。
その結果、砂鬼一家の長は兜を脱ぎ、下から絶世の美女と言われても合点がいくような美女があられて、『垣騎は砂鬼一家の長である。』とまた様々な憶測が飛び交いそうな発言をして728話は終わります。
桓騎の元野盗だった話は砂鬼一家と関係?
前記にて垣騎が砂鬼一家の長から砂鬼一家の最古参であるという真実を告げられる事についてご紹介しましたが、ここでは垣騎が元野盗だった話と関係があるのか?についてご紹介したいと思います。
まず、過去に垣騎が自身の出自を元野盗であると語る節がありましたが、これが砂鬼一家と関係があるのかと言うと、十分にあると思います。と、言いますのも秦の将軍として仕える前は野盗であったと言う事と今回の第728話で判明した垣騎は砂鬼一家の最古参であると言う事実。
これらを合わせると、砂鬼一家は元々『野盗』であり、垣騎が最古参と言う事は野盗であった垣騎が砂鬼一家を束ねていた可能性があり、垣騎が秦に仕えた後は自分の配下として砂鬼一家をそのまま丸々召し抱えた可能性があると言う事であり、元野盗であった話と砂鬼一家の関係性は十分あるという事になると思います。
砂鬼一家の特徴は残虐非道
前記にて垣騎の過去と砂鬼一家の関係性についてご紹介しましたが、ここでは砂鬼一家の特徴についてご紹介したいと思います。
そもそも、砂鬼一家とは垣騎軍配下の部隊で主に諜報活動(拷問)を担当する部隊でその拷問術は壮絶極まりなく、砂鬼一家に捕まるのならば自害したほうがマシだと言われるような数々の拷問で捕虜から情報を引き出して、垣騎軍の作戦方針の手助けとなって居ます。
そして、そのどんな手段を講じても情報を聞き出す事もあり味方からも忌み嫌われ、残虐非道な連中とまで言われていますが、そもそも捕虜に関する扱いが世界的な条約としてまとまったのは近世であり、中世ヨーロッパなどでも敵捕虜への拷問は日常的に行われていたので、秦代の中国であれば決して残虐非道と言うわけではなく、ごく当たり前の事をしていただけ。なのだと思います。
砂鬼一家は史実に実在する?
ここでは砂鬼一家は史実で実在したのか?についてご紹介したいと思います。
さて、砂鬼一家は史実で存在したのかについてですが、これについて史実では存在せず、作品のオリジナルです。そもそも秦の垣騎将軍については、最も信ぴょう性のある歴史資料として司馬遷が前漢武帝時代に書き上げた『史記』の中の秦始皇本紀・趙世家、劉向が執筆した『戦国策』の中の趙策四に秦の将軍の一人としての記述があります。
しかし、この両者の執筆した資料の中でもあくまでも垣騎の記述のみであり、その配下に関しての記述は一切なく、垣騎に仕えた人物に関しても女将軍が仕えていたり、拷問専門の部隊を用いていたと言う記述は一切見られません。よって、砂鬼一家の長及び砂鬼一家は史実には実在しないと断言します。
砂鬼一家の長の美女と桓騎の関係
前記にて、砂鬼一家は史実には実在しないオリジナルであるとお伝えしたので、ここでご紹介する垣騎と砂鬼一家の長の美女についての関係性は全く不明であるとしか言いようがありません。
しかし、あえてその関係性を考察するのであれば長の美女が垣騎は砂鬼一家の最古参であると述べているので、少なくとも長である美女よりも前に砂鬼一家にいた事になるので、垣騎がどこかで美女と出会い自らの配下に加えたか、あるいは酷い境遇に置かれていた彼女を拾い上げて配下に加えた可能性が高いと思います。
よって、垣騎と砂鬼一家の長の関係性は不明であるが、何かしらの関係はあり後々に明らかになる可能性があると言
える思います。
まとめ
今回は漫画『キングダム』第728話についてご紹介してきました。
728話と言う事で、砂鬼一家の特集となりましたが砂鬼一家は史実には登場しない完全オリジナルの部隊であり、垣騎軍の諜報部隊として活躍しています、そしてその長である美女も垣騎と何やら関係があるようなので物語のこれからに注目したいと思います。