キングダムでは元野党で「首切り桓騎」という異名を持ち、残虐で個性的な戦いをするキャラクターの桓騎。
今回はそんなエキセントリックながら魅力にあふれる桓騎について、弱点や死亡・最後はいつなのか史実とネタバレ、そして現在漫画キングダムで行われている李牧との戦いの結末などもご紹介します!
桓騎の弱点とは?李牧戦で判明
黒羊の丘をかけた戦いで、李牧と慶舎は「桓騎の弱点を見つけた」と言います。
そのまま慶舎を討てるか、というところで慶舎は間一髪の所で逃げ、このとき慶舎が桓騎の弱点を見つけたと言いました。後に李牧にも桓騎の弱点は共有されましたが、慶舎が死んでしまい詳細は謎のままとなっています。考えられる弱点として以下の二点があります。
横の連携が苦手
桓騎軍は、桓騎を軸として隊が機能する組織です。隊それぞれが単体で機能しており、連携して動くということがありません。
その証拠に桓騎は慶舎を嵌める事に成功しましたが、慶舎を逃がそうとする趙軍の奮戦で仕留める事が出来なかった際、自軍でも戦力の高いゼノウ一家を投入しています。
しかし、趙軍を相手に慶舎を仕留められなかったということは、桓騎軍の横連携の弱さが弱点であるということだと思います。
桓騎レベルのブレインが他にいない
桓騎軍の戦いを見ると、戦略を考えて実行に移すのは桓騎1人という事がわかります。副官の黒桜、参謀役の摩論など桓騎の考えを即座に理解して実行することができるメンバーはいます。
しかし、桓騎に助言等はしません。これまでは成功していましたが、この先もそうとは限りません。桓騎軍は元山賊の集まりです。統制は取れないでしょう。
桓騎の強みや得意な攻撃は?
非常に高い知力
桓騎は相手の心理を読む洞察力や奇策を考える発想力に優れています。また、常人にはない大胆さも持ち合わせているので、万人には想像できない奇策が生まれます。
桓騎は知らない相手に対しての戦術を考える為、捕虜に拷問をして情報収集をします。そして相手の性格・考え方・弱みなどを把握し戦術を考えます。
元山賊だからこその残忍さ
桓騎は虐殺、凌辱、窃盗と、出来る事は何でもします。結果として、黒羊の戦いで予想された被害の半分以下に抑えるという結果を叩き出しています。
大きな「怒り」
桓騎軍の最古参、那貴は「桓騎の”根”にあるのは岩をも溶かすほどの”怒り”だ」と言っています。詳細は明かされていませんが、敵への仕打ちから想像も付かないほどの怒りが感じ取れるのは間違いありません。
桓騎と李牧戦の結末は?
次の見出しにも記述していますが、忠実では逃亡説と李牧に敗れる説があります。しかし逃亡の場合、樊於期と名を変える説があり、キングダムでは桓騎と樊於期が別々に登場しているのでこのルートはないと思われます。よって「李牧に討たれる説」が有力視されます。
しかし、この作品は出来事を丁寧に細かく描かれており、703話から始まっている肥下の戦いはいまだ終戦してません。軸になっている趙の戦歴もまだまだこれからというところです。
大まかな話は忠実からはずれることはなさそうですが、桓騎に関しては不明になっていることが多いため、少々オリジナル要素が入る可能性もあると思います。
桓騎の死亡最期はいつ?史実ネタバレ
実在の桓騎(桓齮)は、始皇帝に仕え、秦の天下統一に貢献した中国戦国時代の秦の武将です。
詳しい出生や死期は今現在、はっきりとは明らかになっていません。また、キングダムでは元山賊となっていますが、そのような事実もないとのことです。
現在確定はしていないのですが有力視されている説として「B.C233年に肥下の戦いで李牧に討たれて死亡」と「大敗後逃亡し、存命(死期不明)」の二節が主です。
また、逃亡存命説はについては、肥下の戦いに敗北した桓騎が燕に亡命し、名を樊於期と改めたと考えられている説もありますが、それとは別に名を変えずに逃亡した説が最近は有力視されているとのことです。
まとめ
今回はキングダムの桓騎について色々と掘り下げてみました。この作品も一つの事柄においても深く詳しく描かれているので、肥下の戦いもまだまだ終戦に至るまで時間がかかりそうですね。
また、桓騎は忠実を見ても謎が多く、キングダム本編においても山賊出身など少々オリジナル要素があるキャラなので、最期は読者の考察、期待を大きく裏切って欲しさもあります。
忠実においてももしかすると新しい情報が出てくる可能性もあります。キングダム本編とその最後が謎の桓騎にこれからも目が離せませんね!