ワンピース1060話では、イム様がルルシア王国を古代兵器ウラヌスではないかと思われるもので滅ぼしました。
そこでその攻撃の描写がエネルの攻撃に似ていたことから正体はエネル説、そして他にもキーワードが出ていた仏、ペル、ロックス、ビビの母親説にさらにイム様は過去のオペオペの実の能力者のよって不老不死なのではないかということについても考察してみました。
イム様が古代兵器ウラヌスと思われる力でルルシア王国を滅ぼす
ワンピース1060話では、サボが新世界のルルシア王国に逃亡していたことがわかり、ここは革命を起こした8カ国の内の一つでした。そしてサボは緊急事態だったのか、妨害無線工作をしておらず、ルルシア王国にいることを政府に探知されます。
そこで五老星がサボがルルシア王国にわかると『運のない男だ』と意味深な発言をしたあと、イム様が地図上のルルシア王国に×印をつけると、ルルシア王国上空に巨大な物体が現れます。
するとその物体から複数のレーザー砲撃が発射され、一瞬の内にルルシア王国が滅んでしまいます。サボがそれに巻き込まれ生きているかわかりませんが、ネットでは古代兵器ウラヌスではないかと言われています。
これでイム様は完全に主人公側の敵という認識の存在だとわかったのではないでしょうか?もうラスボスポジションというイメージです。
イム様の正体
では、ここからはネットで噂されたイム様の正体について一つずつ紐解いていきます。
イム様のエネル説
まず今回からつぶやかれていたのか、エネルという名前が出てきました。
それは恐らくイム様がウラヌスと思われる物体から放った複数のレーザー光線がエネルのゴロゴロの実で使用した雷のような攻撃に似ていたことからそう思ったのではないでしょうか?
そしてそれに近い攻撃というのが、神の裁き(エルトール)と万雷(ママラガン)になります。
どちらかと言えばママラガンに描写が似ていますよね。
ちなみにママラガンは、箱舟マクシムが出した雷雲を利用してそこから雷を落とすといったものです。ただ、これではスカイピアは破壊されませんでした。
スカイピアが破壊されるレベルの攻撃は、雷迎(らいごう)であり、これはマクシムから出た積乱雲を球体に取り込んで落とす雷爆弾のようなもので、これがスカイピア全土を滅ぼすほどの威力があったようです。ただこれはルフィが破壊しましたね。
まず、これらを考えるとイム様がエネルというのはまずないでしょうね。イム様は地図に×印をつけただけで、マリージョアから遠いと思われるルルシア王国を攻撃しました。ちょっとエネルではさすがにその距離を攻撃するのは無理ではないでしょうか?
上空の巨大な物体も方舟マクシムという考え方もできるかもしれませんが、ちょっとママラガンでは大地を破壊するほどの力はなかったので、やはりそれもないでしょうね。
ということで、まずはイム様のエネル説はないでしょう。
イム様の仏説
そしてイム様を検索すると『仏』とキーワードが出てきます。
これは仏という漢字を分解すると『イ』と『ム』というカタカナになり、=イム様だと関連付けることができるという考察だと思われます。
これはルフィのニカにも言われてきたことですが、ルフィの誕生日の5月5日などルフィには5という数字のイメージがあり、漢字の五を分解すると『ニ』と『カ』になるだとか言われていました。なので、イム様も同様のことが考えられるのではという考察でもあると思います。
ただ、この仏というキーワードは、『仏のセンゴク』と元々名前が使われていたこともあって、どうも微妙です。
ちなみにニカのモデルはインド神話における神猿『ハヌマーン』だと設定画に尾田先生が書いていたので、イム様にもモデルがいる可能性があります。もしイムが仏教だとしたら、その神はブッダであり大仏です。なので、センゴクがモデル大仏なので、やはり仏とは何か違う気がしています。
イム様のペル説
そしてこのイム様がペル説という考察は始め聞いた時は笑ってしまったのですが、ペルはアラバスタでは裏切り者としてカン十郎などと対になっている存在という考察でした。
そしてペルがイム様なら=医務でそしてこれは医者であり、ペルに関わる夏の落語があるとか。そういったような考察があり、ペルがイム様だという説が浮かんだようです。こじつけ度がかなり凄いですけどね。
脇役キャラが黒幕だったというのはありそうですけど、さすがにトリの悪魔の実を食べているキャラがイム様はないなと思いました。本人自体弱いですしね。
ただ、ワンチャンイム様の部下説ならまだわかります。
イム様のロックス説
ロックスといえば、過去に大海賊として有名だった人物であり、その船員にはカイドウ・ビッグマム・金獅子のシキなどがいました。
ただ、ロジャーとガープに討たれて死んだと思っていましたが、実は生きていてということで考察されたのかもしれません。当時相当な強さだったはずですから、ラスボスとしてはありえなくもないです。
ただ一つ忘れていませんか?ロックスのフルネームは、ロックス・D・ジーベックです。Dは神の天敵であり、恐らく天竜人の天敵という意味です。なので、ロックスは天竜人の敵側の存在ではないでしょうか?それなら、イム様のロックス説はない気がします。
イム様のビビの母親説
そしてビビの母親説です。まずはビビの手配書をイム様が持っていたことから関連付けが始まったのでしょう。そしてコブラも暗殺されていることからも考察に上がってきたのだと思われます。
ビビの母親はネフェルタリ・ティティという名前で、ビビそっくりの人物です。さらにツタンカーメンの妻であるネフェルティティがモデルであり、当時10歳だったツタンカーメンから、イム様は800年以上前から歳を取らないのではないかとも言われたようです。
母親でなくともイム様がもしネフェルタリ家の血縁で、祖先からの何かしらの恨みで、コブラを殺したとかビビを狙ったとかあるかもしれません。
しかし800年生きてきているならビビの母親説はないですね。
ネフェルタリ家は世界政府を作った最初の20人の王の一族でしたが、マリージョアに住むことを拒否した為に天竜人とはなりませんでした。ネフェルタリ家は昔から古代兵器や世界政府との関係が逐一出てきましたから、イム様と必ず関係があるのではと思っています。
イム様はオペオペの実で不老不死説
そして空白の歴史を知る一人の人物だとも思われるイム様ですが、800年前からずっと生きており、過去のオペオペの実の能力者によって不老不死になったのではないかということです。
ローは過去にオペオペの実で永遠の命が手に入る不老の手術をした場合、能力者は死んでしまうと言っていました。これを言っていたということは、誰かがこれをした過去があったということでもあると思われます。それがイム様なら、長生きしているのも頷けます。
そしてドフラミンゴが最も手に入れたかった悪魔の実でもあり、オペオペの実があればマリージョアの国宝を利用して世界の実権が握れていたという話がありました。恐らくこの国宝はウラヌスではないでしょうか?
古代兵器の抑止力で、長年生き続けることによって、世界の実権を握るといったイメージではないかと思われます。
まとめ
ということで今回はイム様について色々とご紹介しました。
まだ姿や顔がわからないイム様ですが、いつ明かされるのでしょうか?もしかするとやはり既存キャラの血縁関係にある人物なのか。本当に天竜人の最上位であり、ラスボスなのか?そこらへんもわかるといいですね。
ともかくルルシア王国への攻撃でサボが死んでいないことを祈るばかりです。