『スポーツマックス』とは荒木飛呂彦原作の漫画である『ジョジョの奇妙な冒険』の第六部ストーンオーシャンに登場するキャラクターでスダンド能力が中々に不気味で強力なスタンド使いになります。
今回はスポーツマックスについて担当声優にスタンドの能力、同じくジョジョに登場するエルメェス、グロリアとの関係に最後は死亡するのかなどをお伝えしたいと思います。
スポーツマックスがジョジョ6部に登場
スポーツマックスがジョジョの奇妙な冒険の第六部に当たるストーンオーシャンに登場します。アニメでは分割2クールのうち第2クール目よりの参戦となり、その不気味で強力なスタンド能力で登場期間は短いのに記憶に残るキャラクターとなって居ます。
そんなスポーツマックスの見どころとしては、後述のとある事情からわざと罪を犯しスポーツマックスを追いかけて習慣されたエルメェスと誰かにハメられた空条徐倫とスタンドバトルを繰り広げ、その回はジョジョシリーズ屈指の名シーンとも呼び声高いシーンとなって居ます。
スポーツマックスのプロフィール・声優
ここではスポーツマックスについてプロフィールや声優などをご紹介するのですが、まずスポーツマックスのプロフィールについて見てみると
囚人番号:MA-26156
罪状:脱税及び恐喝
職業:車のディーラー(実はヤクザ)
スタンド名:リンプ・ビズキット
声優:鳥海浩輔(PS4/PS3)・小山剛志(TVアニメ)
プロフィールは以上のようになっており、車のディーラーと偽っていますが本職はヤクザであり、罪状は脱税及び恐喝となっていますが、実際は数々の殺人罪などの凶悪犯罪を犯している凶悪犯で能力は後述にて説明しますが、スタンド名はリンプ・ビズキットで非常に強力な能力を有しています。
演じる声優はPS4/PS3で発売されたジョジョの奇妙な冒険アイズオブヘブンではアクティヴレイド -機動強襲室第八係-(協会さん役)や薄桜鬼シリーズ(斎藤一)、バジリスク甲賀忍法帖(甲賀弦之介)などを演じた鳥海浩輔さん、TVアニメ版をうたわれるもの(クロウ)、ゼロから始める魔法の書(傭兵)などを演じる小山剛志さんがそれぞれ演じています。
スポーツマックスのスタンド能力は死んだ生物を透明ゾンビ化
ここではスポーツマックスのスタンド能力についてご紹介したいと思います。
スポーツマックスの能力は『リンプ・ビズキット』で死んだ生物を見えない死骸として甦らせる能力です。蘇らせて見えないゾンビとなった生物はその本能に従って敵対する相手の脳みそを喰らうべく襲い掛かります。
スポーツマックスはその能力を使い刑務所内の墓地に安置された遺体、ワニや小鳥の剥製、更にはホワイトスネイクに渡されたDIOの骨やスポーツ・マックス自身をもゾンビ化させるなど使える物を総動員して徐倫達に襲い掛かってきます。
スポーツマックスとエルメェスとグロリアとの関係
ここではスポーツマックスとエルメェスとグロリアの関係についてご紹介したいと思います。
3人の関係ですが、スポーツマックスがエルメェスの姉であるグロリアを殺害し、エルメェスは姉の仇を討つためにわざと罪を犯してスポーツマックスが収監されている刑務所へとやってきました。そしてその過程でこちらは無実の罪で収監された空条徐倫らと知り合い共にスポーツマックスを追う事になります。
そして上記の詳しい経緯ですが、ある夜スポーツマックスは男性を殺害してしまいますが、その時現場をグロリアに目撃され、妹であるエルメェスもこのままでは危険であると判断したグロリアによって警察に通報された為にスポーツマックスは逮捕されてしまいました。
しかし、裁判で証人さへいなければ罪は軽くなると考えたスポーツマックスは仲間に指示をしてグロリアを殺害してしまいます。案の定証人不在で殺人は立証されずに5年の懲役で済むという軽い物になってしまいましたが、それを許せないエルメェスは復讐を誓いわざと罪を犯して刑務所に収監されスポーツマックスを追いかける事にしました。
スポーツマックスの最後は?
ここではスポーツマックスの最後をご紹介したいと思います。
スポーツマックスの最後ですが、自らをスタンドでゾンビ化するもエルメェスに仇を討たれるで、復讐を果たす為にわざと罪を犯して服役したエルメェスですが、刑務所で出会い仲間となった空条徐倫と協力して自らのスタンド能力を用い、スポーツマックスを排水パイプの中に閉じ込め、スポーツマックスは自らのスタンドを使い抵抗しますが、途中で力尽きでそこで溺死してしまいます。
しかし、その際に自らのスタンドでゾンビ化し、刑務所内の墓場で今度はエルメェスに復讐する為に徐倫とエルメェスを迎撃し、策は見事に成功しエルメェスは召喚されたゾンビたちによって体を引き裂かれてしまいます。そしてとどめを刺すべくスポーツマックスがエルメェスの頭へと嚙みつくも、エルメェスのスタンド能力によって体を内側から引き裂かれ、そして逆にエルメェスにとどめを刺されることになります。
まとめ
今回はジョジョの奇妙な冒険ストーンオーシャンから『スポーツマックス』についてご紹介してきました。
スポーツマックスはその残虐性や不気味なスタンド能力によって読者や視聴者の印象に残るキャラクターになっていますが、同時に復讐を果たす瞬間のシーンは漫画屈指のシーンであると評価されたりと物語の引き立て役としても機能しており、一石何鳥にもなるキャラクターであり、最後は死亡しますがそれでもこういったキャラクターを次々と生み出せる荒木先生はやはり天才だなと思わされるばかりです。