原作TNSKの「うちの師匠はしっぽがない」は、講談社good!アフタヌーンにて2019年2月から連載されている上方落語を題材に師弟愛を描いた漫画です。2022年9月30日からは、TOKYOMXにてアニメ放送が開始されています。
今回はうちの師匠はしっぽがないの百合やアニメ声優、作画制作会社などについてご紹介します。
『うちの師匠はしっぽがない』は百合?
ここでは、うちの師匠はしっぽがないは百合なのかについてご紹介していきます。
「うちの師匠はしっぽがない」は、人間を化かしてみたいと夢見る「豆狸の女の子・まめだ」と芸で人を化かす黒髪美女「人気落語家・大黒亭文狐」の二人が、大正時代を舞台に師弟関係を築いていく大正落語ファンタジーになっています。
あらすじやストーリーをみていくと、百合要素が多いわけではないのですが、「コミック百合姫」という雑誌に出張連載していたこともあったり、主人公が文狐を尊敬し情熱的なアタックをする場面もあり百合アニメと思われがちですが、実際には意図的にそのような物語になっているわけではなく、百合アニメと断言できるわけではないようです。
『うちの師匠はしっぽがない』の声優は?
ここでは「うちの師匠はしっぽがない」のアニメ声優についてご紹介していきます。
まめだ(cv:M・A・O)
落語家を目指し文狐に弟子入りをしている豆狸の女の子 まめだの声優を務めるのは、イエローキャップNEXT所属のM・A・Oさんです。
M・A・Oさんは、「クッキングアイドルマイ!マイ!まいん!」キラキラ役や「ようこそ実力主義の教室へ」の 佐倉愛里役などを演じており、本名は市道真央(いちみちまお)という名前で、声優として活動するときのみM・A・Oという名義を使っているそうです。
大黒亭文狐(cv:山村 響)
上方落語四天王の一人でまめだの師匠である大黒亭文狐(だいこくていぶんこ)の声優を務めるのは、東京俳優生活協同組合所属の山村響(やまむらひびく)さんです。
山村さんは、「Go!プリンセスプリキュア 」天ノ川きらら役や「群青のマグメル」 エミリア役などを演じており、TVアニメ「ポケットモンスター」の主人公サトシに憧れてを抱いて声優を目指したという珍しい理由で声優になった方です。
『うちの師匠はしっぽがない』の作画・制作会社
次に「うちの師匠はしっぽがない」の作画・制作会社を見ていきましょう。
制作を担当しているのは東京に本社を構える日本のアニメ制作会社の株式会社ライデンフィルムです。この会社はテラフォーマーズや東京リベンジャーズなどの制作を手掛けている制作会社です。
また、キャラクターデザイン・作画総監督を務めるのはよふかしのうたや甲鉄城のカバネリなどの作画監督を務めた山内遼(やまうちはるか)さんで、2019年頃からのアニメを手掛けていることが多く、今注目を浴びている作画監督といえるでしょう。
『うちの師匠はしっぽがない』は何話何クール放送?
「うちの師匠はしっぽがない」は何話何クール放送なのでしょうか?
一般的にアニメは12話~13話が1クールで区切られることが多いため、こちらもそうではないかと思われます。2022年10月現在漫画が9巻まで発売されているため1クールで終わることは考えられにくく、アニメ約4話分で漫画1巻ほどの進行速度のため、漫画の展開次第では3クール放送になるかもしれません。
落語家になり、芸で人を化かしたいという明確なゴールが定まっているため、3クール完結で主人公が夢をかなえて物語が幕を閉じるのではないでしょうか?
まとめ
今回は「うちの師匠はしっぽがない」についてご紹介していきました。
タイトルだけを見ると何のアニメなのか想像もつきませんが、大正時代の落語をテーマにしたアニメということで、他の作品とは異なる面白さがあるのではないでしょうか。また、百合アニメと思われるほど美少女たちが多く登場するため、見ていて心がほっこり、癒されるような作品になっているかと思います。
現代の面白さとは異なる落語の面白さと夢を追う豆狸の主人公を描いた「うちの師匠はしっぽがない」をぜひ一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?