ワンピース1064話の扉絵にて、青キジクザンがヴァン・オーガーと共に船の上におり、そこには誘拐されたプリンが座っている描写がありました。
これはつまり黒ひげ海賊団に加担して10番船の巨漢船長だと思われるのがこの青キジだと確定したのではないでしょうか?
そこで今回は青キジの行動について振り返りながら考察していきます。
1064話扉絵で青キジとヴァン・オーガー
前回はクラッカーが氷漬けにされブリュレが泣いており、プリンが攫われたというタイトルでした。そして1064話の扉絵のタイトルは『ジェルマのあゝ無感情海遊記vol.22「黒ひげ海賊団クザンとオーガー」』となっていました。
このタイトルから、青キジが黒ひげ海賊団に所属しているということが確定したと思われます。
そして1046話でショコラタウンを訪れたマント姿の2人のシルエットは青キジとオーガーだったということもわかります。
今まで青キジは黒ひげ海賊団の10番船の巨漢船長ではないかと言われてきましたが、本当にそうだとは思いませんでした。なんの理由で加担しているのか?
青キジとスモーカーの会話
では、青キジが黒ひげに加担しているという話を順を追ってご紹介していきます。
まずはセンゴクが元帥から降りることで、次の元帥に青キジを推薦しました。しかし政府側は赤犬を推薦します。そこで青キジは赤犬が元帥になるのは良くないとして、パンクハザードで二人が戦うこととなり、最終的に赤犬が勝利することとなります。
そうして赤犬が元帥になり、青キジは海軍を辞めることとなりました。その後の行動ですが、ルフィ達がパンクハザードで子供達をシーザーから救い海軍に渡した後、海軍と別れます。
しかしその後、海軍の元へ部下がやられたことに対してドフラミンゴがやってきて、スモーカーを殺そうとします。そんな時に後ろから青キジが歩いてきて、『そこどけてくれ、友達なんだよ』と言います。
これが70巻699話『朝刊』の話で、その後、今はアンタと戦いたくないとドフラミンゴはその場を後にします。そうして青キジとスモーカーの会話です。
スモーカー『なぜここがわかった?まさか闇に通じてる訳じゃねえだろうなアンタ今』
青キジ『海軍に所属しなくても実行できることがある 所属しねえから見えてくるもんもある』
青キジ『おれは おれよスモーカー』
スモーカー『…ならいい』
ということでした。この会話ですけど、この時点で黒ひげに通じていることはスモーカーは感じ取ったと思いますけど、青キジの話を聞いて、スモーカーが納得するくらいのことを話したはずです。だからこそ『ならいい』と言ったと思われます。
なので、黒ひげの近くにいることで空白の100年や黒ひげの蛮行を最終的には止められる立場にいたりできるというように海軍の敵にはならない行動なのではないでしょうか?
赤犬と五老星の会話
79巻793話『虎と犬』でマリージョアにて赤犬が五老星と会っていました。
そこで五老星は『クザンの件はどうだ…あの巨大な戦力が今や黒ひげに加担しているとは!!軍の対面も何もあるまい』と言っていました。
ここで青キジの黒ひげ加担が確定となっていたわけですね。
五老星や赤犬までもこれを認識したということは、もう逃れようのない犯罪者となったわけです。
政府や海軍の敵である海賊になったんですから、そうなりますよね。
バージェスの発言
72巻720話『囚人剣闘士』にて、キャベンディッシュらから逃げたルフィでしたが、その時に通りかかった場所でバージェスがでんでん虫で黒ひげと通話していました。
黒ひげ『ゼハハハそれを言うならシリュウもだろ?』
バージェス『だがおれァ青キジなんざ信用できねぇってんだよ!!』
こんな会話をしていました。これは、シリュウも元インペルダウンの看守長であったことから、海軍側であり、青キジ同様に信用できない存在ではないのかと黒ひげは言っていたと思われます。
ここでもやはり青キジが黒ひげ海賊団にいることが確定した会話となっていますね。バージェスは青キジをこの時点では信頼していないということです。
まとめ
ということで、青キジの黒ひげ海賊団が確定したわけですが、10番船の巨漢船長なのかは不明です。恐らくそう名乗る場面が出てくると思いますけど、青キジとコビーが会う場面も近々出てくるかもしれませんね。
これから扉絵ではなくて本編で青キジが出てくるのが楽しみですね。