マキマは色々と謎が多い人物であります。その目的は謎に包まれていますが、とても美人でデンジにとっては憧れの存在でしょう。
公安での仕事ぶりは、一見有能で素晴らしい上司のように思えますが、秘めたる本質は、そんな印象全てを塗り替える衝撃のものでした。
そこで今回はマキマの目的は世界平和でチェンソーの悪魔!ポチタとデンジの契約破棄に幸せにして全て壊すということをテーマに、紹介していきたいと思います。
マキマの目的はチェンソーマンを使って世界平和にすること
マキマの目的は世界平和です。凄くスケールが大きい問題ですが、それを実現するには、恐怖を体現するきっかけとなる、あまりにも多くの問題要素が出てくると思います。
マキマの目的が実現すれば、問題要素全てを排斥できる可能性があります。それほどまでに絶大な力を持つ存在こそ、チェンソーマンに秘められた能力です。
その力は、悪魔の完全消滅であり、悪魔は恐怖の象徴を体現した存在で復活します。つまり概念事チェンソーマンが悪魔を消し去れば、復活できず恐怖という問題要素が無くなり世界平和が実現するわけです。だからこそマキマはチェンソーマン支配を目論見ます。
普通の生活をしたいデンジとポチタの契約の破棄を狙う
デンジは親の借金により悲惨な生活を送っている過去がありました。だからこそ幸せを願うデンジに対して、ポチタは契約を結びます。
現在のデンジが悪魔の力を持ちながら人間を保っていられるのは、ポチタとの契約によって、デンジの心を悪魔に染めてしまうようなつらい過去を扉として封印していたからです。
そこを狙ったマキマは契約を破棄させて、デンジの心を悪魔に染めるため、扉を開こうとしたのでした。扉が開けばデンジの精神は崩壊してしまいます。そうすることをいとわないマキマははまさに悪魔です。
デンジを幸せを普通にしてそれから全部壊す
マキマというと、デンジにたくさんサービスしていましたよね。なんといっても出会って早々に、デンジのことが好みのタイプというような発言をして、更には散々な生活をしていたデンジにとっては、夢のような充実した快適な生活を実現させていたわけです。
とても可愛くて、主人公に優しい、人気投票2位ということからも誰もが認める人気ヒロインだったはずでした。しかし実はこれらは全てマキマの策略であったわけです。
デンジとポチタの契約の破棄は、デンジの不幸せにならなければいけませんが、元々不幸せだったデンジにとって想感じるハードルは高い、なのであえて自然と幸せを感じさせて、不幸せのハードルを下げようと画策したわけですね。信じていた人にとって、このマキマの真相は辛すぎるものです。
デンジの開けちゃダメの扉の向こうは父親を殺したこと
ではデンジが閉ざしていた扉の中身、つまりは無意識のうちに忘れていた記憶とはなんだったのでしょうか。それはデンジが父親を殺したということです。
自殺だと思っていたデンジにとって、これはあまりにも辛すぎる現実でした。自分の中で感じていなかった罪が一気に押しかけます。
突然自分が人をあやめてしまったという事実が判明した時の絶望感は想像するだけで凄まじいものです。やはりマキマは完全にデンジを潰しにかかっていると感じますね。
マキマはチェンソーの悪魔(ポチタ)しか見てなかったのでデンジに負ける
さて正体を現したマキマは、今までの清算ともとれる、行動を同じような態度でデンジに見せてきます。あまりに自然なマキマの行動変化は、思わず夢ではないかと思ってしまうほど、違和感がないものでしたね。
その果てに起きてしまった衝突、マキマが見ていたのは、チェンソーであり、デンジではない、戦いの中でそのような状況になっていたのは確かです。だからこそ盲目であり、デンジの介入ができたと言えます。
勝敗を決めたのはあまりに強すぎるチェンソーマンへのマキマの強い思いだったと言えると思います。だからこそマキマが好きなデンジにとっては複雑な結末だと言えると思いますね。
まとめ
マキマとデンジの関係はまさにチェンソーマン一部全てを巻き込んだ壮大な伏線といえますよね。なぜマキマがデンジのことをはじめからよくしてくれていたのか、思い返してみると非常に違和感を覚えます。
言葉の通りにとらえるのは、あまりにも正直すぎると思うのです。そしてやはりマキマの態度には壮大な思惑が隠されていたわけですね。
本当に最初から最後まで話が繋がっているといいますか、チェンソーマンは面白すぎると思います。この話は本当に重大な話であり、アニメ化される時が楽しみです。