2022年11月11日に公開された「すずめの戸締まり」。
すずめの戸締まりと天気の子や君の名はの時系列や繋がりがあると言われている理由について紹介していきます。
天気の子と君の名は時系列が近く前作キャラも登場
天気の子と君の名は。の時系列を簡単に整理していこうと思います。
天気の子
2021年6月~8月
2021年6月12日に帆高がフェリーに乗って東京へやってきて、ファーストフード店で陽菜と出会います。8月に陽菜が「晴れ女」のアルバイト初めて、最初の仕事の時にテッシーとサヤちんが登場しています。
同じく8月に立花冨美から依頼を受け陽菜は冨美の家に行き、その時に瀧が孫として登場します。また帆高が陽菜へのプレゼントを買うために訪れたアクセサリーショップでは三葉が店員をしています。
8月22日に帆高が陽菜にプレゼントを渡すと、「天気の巫女」として「人柱」となり消えてしまいます。この時に東京は晴れになり、高校生になった四葉が登場しています。
2024年3月~4月
帆高は保護観察処分で島に戻っていましたが、高校を卒業し再び上京し陽菜と再会をします。そして、冨美の家を訪れた時に孫の結婚写真を見つけます。
君の名は。
三葉が死亡してしまう世界
2013年9月
瀧と入れ替わる。
2013年10月2日
三葉:三葉と入れ替わった瀧が宮水神社で口噛み酒を奉納
瀧:三葉が奥寺先輩とデートを計画する
2013年10月3日
三葉:瀧に会うために東京へ向かう。瀧に組紐を渡して別れる。
瀧:奥寺先輩とデート後、三葉からの「彗星が見えるね」というメッセージを確認する
2013年10月4日
糸守町に隕石が落ち、三葉を含む多くの人が亡くなってしまう。
三葉が生存し瀧と再会する世界
2013年10月4日(三葉の場合)、2016年10月(瀧の場合)
三葉は自分の身体に戻り糸守町の住民を避難させます。一方、瀧は糸守町に訪れて三葉が亡くなったと知ります。
2021年12月
瀧はコーヒーショップでテッシーとサヤちんを会います。
2022年4月
三葉と瀧は東京で再会をしました。
天気の子の作中にはオカルト雑誌ムーに「彗星が落ちた日」という記事が載っているシーンが登場しますので、ここから2つの世界は繋がっていると推測した方が多いを思います。
時系列のみで考えると、「天気の子」と「君の名は。」は同じ世界ではあると考えられます。しかし、天気の子の作中では雨が降り続いています。一方、君の名は。では雨は降っておらず空は晴れています。
天気のことを考えると繋がっていないように思われますが、君の名は。のキャラクターのその後が描かれたりしていることから2つの世界は時系列は繋がっているけれどパラレルワールドのようになっていると考えられます。
すずめの戸締まりでは、前作キャラ登場する?
今までの映画でも前作のキャラクターが登場するのはよくありました。すずめの戸締まりでも天気の子のキャラクターが登場するのでは?と噂になっています。
新海誠監督の特徴としてサラッと登場することが多いので注目してみたいですね。現時点で試写会に行った人や見た人の感想をみてみると、前作のキャラクターが出てきたといった情報は見られませんでした。
すずめの戸締まりと天気の子や君の名はの時系列や関係
天気の子と君の名は。の時系列は近く繋がっているだろうと推測してきましたが、今回公開されたすずめの戸締まりは繋がりがあるのか気になりますね。
新海誠監督も特につながっていないと言っていたので、直接的な繋がりはなさそうに思われます。すずめの戸締まりの劇中には、「君の名は。」と「天気の子」の曲が使われているシーンがあるので探してみてくださいね。
すずめの戸締まりは西暦何年で繋がりは?
すずめの戸締まりは、鈴芽が草太と出会い5日間、日本各地の廃墟を回っていきます。ストーリーが始まるのは2023年の9月頃からだと思われます。
時系列で考えると天気の子の最後が2024年3月~4月に帆高と陽菜が再会しているので、すずめの戸締まりが2023年9月だとしたら同じ世界で繋がりはあるだろうと思われます。
しかし、同じ世界だとすると天気の子で東京が水没したことになっているので、すずめの戸締まりとの世界と辻褄が合わなくなってしまいます。
「君の名は。」「天気の子」「すずめの戸締まり」が繋がりがあると言われた理由
3つの作品に共通しているのが「自然災害」です。君の名は。は隕石の落下、天気の子は雨、すずめの戸締まりは地震です。
他にはメインの主人公が少年または青年と少女の組み合わせである、それぞれが独特のストーリー展開なことが繋がっていると言われている理由です。
まとめ
すずめの戸締まりと天気の子や君の名はの時系列について紹介してきました。新海誠監督の最高傑作といわれているすずめの戸締まり。原作の小説版との違いを見ながらも楽しめそうですね。