幻影旅団の過去編が始まり様々なことが明らかになってきています。
ハンターハンター396話では、395話に続き幻影旅団の元となった旅団が結成された経緯やパクノダとノブナガが名付け親となったことについて紹介していきます。
ビデオテープからカタヅケンジャーの吹き替えを上映
上映会をする頃のクロロはゲルマ語とジャンナ語が話せるようになっていました。みんなで楽しめるようにクロロは吹き替えの脚本を作り、「パクノダ」「シーラ」「サラサ」と一緒に上映をします。
この上映会でクロロの天才っぷりが発揮されることになります。カタヅケンジャーの男性キャラクターの吹き替えは全てクロロが担当し、その演技は同一人物が演じているのは思えないほどでした。
順調に進んでいた上映会ですが機材トラブルがあり中断してしまいます。諦めたような雰囲気になってしまい、その様子を客席からウヴォーギンは挑発し、ノブナガはどう切り抜けるのは興味深そうに見ていました。
しかし、クロロがマイクを取り再び一人で多数の吹き替えをすると状況が一変しました。他のメンバーも加わり大盛況で上映が終わりました。
大成功したことから吹き替え劇団として何度も上映する
クロロたちの上映会は大成功し、演技に感化されたウヴォーギンも吹き替えに参加したいと言い出します。ウヴォーギンをきっかけに他のメンバーも吹き替えに加わっていくことになります。
配役はノブナガはグリーン、フェイタンはイエロー、フェイタンはブルー、シャルナークはパープルピンクと三角関係の天才博士、フランクリンは魔黒大王になりました。マチはお姫様役を嫌がり悪役がいいと言いました。
何度か上映会をしていくうちに仲間意識も出てきて、登場キャラクターに対してメンバーが足りなくなり募集しようと話が出てくるようになりました。
ノブナガの発言からパクノダが『旅団』と名付ける
流星街の各地でカタヅケンジャーの吹き替えを上映していく内に、自分たちがどんな集団なのかと思います。ノブナガが言った旅の一座のイメージからパクノダが旅団はどうか?と提案し「旅団」となりました。
この旅団と名前が付いたことで、ウヴォーギンはクロロと一緒にいろいろなところを講演で回り、世界一の悪役になるというやりたいことがはっきりしました。
ウヴォーギンの言う悪役は吹き替えの役としてで、本物の悪役になるといった意味はありませんでした。このやりとりを見てからヨークシンシティ編を読むと切ない気持ちになりますね。
『幻影』の名前の由来まだ不明
396話までで「幻影旅団」の元となった旅団が結成された経緯が分かりました。
幻影にはまぼろし、遠い過去の情景、願望から作り出される将来の像といった意味があります。
幻影旅団はクロロが名付けたとされています。旅団のメンバーは普段から目立たないように活動をしているので、まぼろしの意味に合っていると思います。もしくは別の意味の方で子どもの頃の思い出などを込めているのかなといった推測もできます。
由来についてはまだ明らかになっていないので、これからの展開に期待したいですね。
まとめ
旅団の名前の由来について紹介してきました。過去編が始まったことで今まで謎だったことが分かるようになってきましたね。
これからも更に驚きのことが判明する展開になりそうな感じがします。