今回は『機動戦士ガンダム水星の魔女』にてスレッタがカルド・ナボ博士を覚えていないこと、エリクトがカルド・ナボをばぁばと呼んでいたことからスレッタとは別人であること、について考察していきます。
エリクトとスレッタはこれまで同一人物だと思われていましたが、カルド・ナボ博士に対する食い違いから別人説が浮かび上がり、真実について気になる方も多いでしょう。
そんな方向けにまとめているので、ぜひ目を通してみてくださいね!
ミオリネがカルド・ナボ博士の映像を持ってくる
『機動戦士ガンダム水星の魔女』8話では学園理事長デリンクの娘であるミオリネ・レンブランがある映像を持ってきました。その映像にはカルド・ナボ博士からのメッセージが吹きこまれていましたね。
カルド・ナボ博士はドミニコス隊の襲撃を受けて既に死亡しているため、生前に撮影された映像であり、GUND技術の医療運用を願っていると取れる内容でしたね。
カルド・ナボ博士自身もGUND技術を用いて左目とヘッドギアを装着して補助を受けていましたが、映像の中には脊髄すらもGUND技術を使用して補助を受けている人の姿もありました。映像からはGUND技術における医療運用の可能性が描かれています。
しかし現実ではGUND技術は買収され、モビルスーツに転用される形で軍事運用されています。ヴァナディース機関の望む形でGUND技術は利用されていないのですね。
カルド・ナボ博士の映像を見たスレッタが『誰ですか?』で覚えてない
『機動戦士ガンダム水星の魔女』でミオリネが持ってきたカルド・ナボ博士の生前に撮られた映像をスレッタ達も視聴していましたね。内容としてはGUND技術における医療運用の無限ともいえる可能性が描かれています。
カルド・ナボ博士とGUND技術の医療運用に関するメッセージ映像を視聴していたスレッタは「誰ですか?この人』と発言しています。ここで多くの方が疑問に思われたことでしょう。
何故ならこれまではスレッタ=エリクトが有力視されていましたし、8話プロローグではカルド・ナボ博士とエリクトの過去も流されており、エリクトはカルド・ナボ博士を『ばぁば』と呼んでいましたからね。
このプロローグの後にカルド・ナボ博士のメッセージ映像を見たスレッタの『誰ですか?この人』という発言は、これまでの同一人物説を揺るがすという意味で注目を集めています。
プロローグではエリクトはカルド・ナボ博士をばぁば呼び
先ほど少し触れましたが『機動戦士ガンダム水星の魔女』8話プロローグではカルド・ナボ博士とエリクトの過去シーンが描かれていました。
このプロローグでエリクトはカルド・ナボ博士を『ばぁば』と呼んでいます。カルド・ナボ博士はエリクトの母エルノラの命の恩人であり、同じヴァナディース機関所属です。このことからエルノラの娘であるエリクトとカルド・ナボ博士が親密なのも当然と言えば当然ですね。
このプロローグでは『ばぁば』と呼び親密であったことも伺えたため、エリクトと同一人物とされていたスレッタも『ばぁば』ではないにしろ、見知った人物に対する反応を見せるだろう、と思っていた方も多いでしょう。
カルド・ナボ博士を覚えていないことでエリクトと別人説に拍車
『機動戦士ガンダム水星の魔女』8話でカルド・ナボ博士の映像に対するスレッタの反応、プロローグで描かれていたカルド・ナボ博士とエリクトの親密な関係という食い違いが大きな波紋となっていますね。
これまではエリクト=スレッタ説がかなり有力視されていましたし、プロローグ後にミオリネが持ってきた映像に映るカルド・ナボ博士に対するスレッタの反応も見知ったものだろう、と思っていた方も多いと思います。
ですが、実際にスレッタが見せたのは『誰ですか?この人』とカルド・ナボ博士について全く知らないという反応でしたね。
プロローグの『ばぁば』呼びの後にこれが流れたこともあって、『エリクトとスレッタは別人』という説に拍車が掛かり、別人説が有力視されはじめていますね。
まとめ
今回は『機動戦士ガンダム水星の魔女』にてスレッタがカルド・ナボ博士を覚えていないこと、エリクトがカルド・ナボ博士を『ばぁば』と呼んでいたことからスレッタとは別人であることについて、考察しましたがいかがでしたか?
かなり有力視されていたエリクト=スレッタ説が大きく覆されましたが、未だに深くは描かれていないため未知数のままとなっています。とはいえ、容姿は共通していますし、個人的には同一説もまだあるかな、と考えています。
この先はさらに深く描かれるでしょうし、注目していきたいですね!