ハンターハンター397話にてついに幻影旅団の結成理由が判明しました。
それは劇団の一人だったサラサが何者かに殺されてしまったことから、今後流星街を守る為とサラサを殺した犯人に復讐するためでした。
そこでサラサの遺体を念能力で綺麗に修復したのがレンコという人物でした。
今回はレンコの正体は何者で念能力について、マチの念能力の師匠であり、マチが糸の念能力を選んだ理由はサラサを修復したことを見たからであり、幻影旅団を治す為に習得したものなのかなど考察してみました。
ハンターハンター397話振り返り
まずはレンコの登場シーンを振り返ってみます。
サラサが上映時間になっても現れないことから、昨日から姿が見えないということで、上映を中止してサラサを探しにいくこととなります。そして見つけたのは黒い袋であり、その中には殺されたサラサが入っていました。
その後、葬式でバラバラにされていたサラサが綺麗に修復された状態で棺に入っており、それはレンコという人物が念能力でしたことがわかりました。
そうしてサラサを殺した犯人に復讐するためとサラサと同じようなことを流星街でさせないために、3年でクロロが流星街を守るための仕組みを整えるということで、3年間でやり遂げ、その間にシーラは抜け、その他の8人でクモとして活動を開始することとなります。
サラサを修復したレンコ
サラサを修復した人物ですが、レンコという人物でした。
神父のリゾルによれば、エンバーマーという遺体を生前に近い状態に見せる技術のエンバーミングをしているということです。これが本職かはわかりませんが、レンコは技術ではなく特殊能力のようなものと言っていました。
そしてマチがオーラが見えていたことから、レンコの念能力でサラサを修復したことがわかります。
突如現れたレンコという人物ですが、念能力をこの場面で使えたというのが肝でしょうね。
レンコの正体と念の師匠?
では、このレンコは何者なのでしょうか?念能力はたしか長老くらいしか習得していなかったと思います。レンコを見るとまだ若い女性ですよね。20〜40歳の間というかんじでしょうか。細身で黒い帽子に黒マスクで魔女のようなイメージです。
レンコはマチにキリモリ谷まで来るように言いました。これが流星街の一部のことなのかわかりませんけど、流星街の協力者ですから、流星街に住んでいるという人物なのでしょうね。
ネットでは、レンコはキルアの母であるキキョウじゃないかなんて意見もありましたけど、流石に違うというか年齢的に既にゾルディックにいるはずです。似ているのは大きな帽子だけですからね。
現在レンコはどうしているのかわかりませんが、まだ生きているのでしょうか?
ただ、マチに念能力を教えたのはレンコということです。もしかすると旅団全員に教えた人物かもしれません。
マチの念能力が念糸なのはサラサの死から
そしてマチの念能力は念糸(ねんし)であり、念糸縫合という切断された部位でも繋ぎ合わせて動かすことができる念による手術があります。
これはどう見てもレンコがサラサにした能力を見たからであり、今後、幻影旅団が死にそうになった時に自分が助けたいと思ったからこそこの能力にしたのではないでしょうか?
そう考えるとマチって凄く優しい人物で仲間に対して愛情深いですよね。
まとめ
幻影旅団の結成の理由を見ると、ここからはどう見ても悪役に見ることができません。
過去編がここで終わるのかわかりませんが、まだクルタ族が殺された真相がわかっていません。
ツェリードニヒの元にパイロの頭があったことから、ツェリードニヒとクラピカや旅団が会った時に真相が語られるかもしれませんね。