アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」12話最終回のエンディングで後藤ひとりがアジカンのカバーである『転がる岩、君に朝が降る』のカバーを歌いました。
今回はぼっちざろっくのサブタイトルがアジカンの曲名と関係していたことなどご紹介していきます。
12話最終回EDにアジカンの『転がる岩、君に朝が降る』
2022年12月25日にアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」の12話最終回を迎えました。
そこで最後に流れたエンディングがこれまで歌ってこなかったぼっちちゃんの歌として、アジアンカンフージェネレーションの『転がる岩、君に朝が降る』という曲が歌われました。
これに対してネットでは、大盛りあがりで曲名がトレンド1位にもなっていました。
2012年に曲ですが、10年越しにカバーとしてこういう風に歌われるのは本当に良いですよね。「ぼっち・ざ・ろっく!」は結束バンドの4人の苗字が全てアジカンのメンバーの苗字と同じだったり、誕生日が同じだったりと、様々な部分で現実のバンド要素を入れてきていましたから、今回のカバーはファンとしては嬉しいですよね。
「ぼっち・ざ・ろっく!」のサブタイトルはアジカンの曲名
そして「ぼっち・ざ・ろっく!」の1話から12話のサブタイトルですけど、全てアジカンの曲名に近いものとなっていました。
まずは以下がサブタイですー。
1話:転がるぼっち
2話:また明日
3話:馳せサンズ
4話:ジャンピングガール(ズ)
5話:飛べない魚
6話:八景
7話:君の家まで
8話:ぼっち・ざ・ろっく
9話:江ノ島エスカー
10話:アフターダーク
11話:十二進法の夕景
12話:君に朝が降る
ということで、そこに当てはまるアジカンの曲名を見ていきましょう。
1話:転がる岩、君に朝が降る
2話:それでは、また明日
3話:長谷サンズ
4話:ダンシングガール
5話:飛べない魚
6話:八景
7話:君の街まで
8話:
9話:江ノ島エスカー
10話:アフターダーク
11話:十二進法の夕景
12話:転がる岩、君に朝が降る
8話だけは『ぼっち・ざ・ろっく』というタイトルの回だったので除外ですが、それ以外は全て曲名そのままか、アジカンの曲名を少しもじったものとなっていました。
そして、これを見て気づいた方もいると思いますが、ネットでも大きく話題になっています。
1話と12話のサブタイの伏線
先程のアジカンの曲名がサブタイとなっている所から見ると、
1話が『転がるぼっち』であり、12話が『君に朝が降る』というサブタイになっていました。
これを該当するアジカンの曲名に合わせると『転がる岩、君に朝が降る』となっています。
つまり、1話のこのタイトルから、どこかで『君に朝が降る』と繋がるようなサブタイになることは伏線だったはずです。少しだけサブタイが曲名と違いますが『ぼっち』=『岩』となっていますね。
公式ではアジカンのボーカルの後藤さんがこうコメントしています。
何も持たずに生まれたはずなのに、間違うことや失うことを恐れて臆病になってゆく私たち。それでもこの世界を丸裸のまま転がってゆくのだという決意を歌った「転がる岩、君に朝が降る」という楽曲を、大切に扱ってくれて嬉しいです。
ぼっち・ざ・ろっく公式サイト
この岩というのをアニメで表現されたのがぼっちちゃんだったというわけですね。
OPでもぼっちちゃんが回転しながら空間を漂っている映像は、この岩がローリンしてるという歌詞の意味をとったものだったかもしれませんね。
バンドネタが豊富な「ぼっち・ざ・ろっく!」
実はアジカン以外にも「ぼっち・ざ・ろっく!」は現実の世界にいるバンドネタが豊富なんです。
各漫画の回の扉絵などには、MVのワンシーンをオマージュした絵が使われています。これは全部確かめるのはかなり難しいですが、有名ロックバンドがかなり使われたものになっています。
サカナクションの新宝島とかそういうものが多数あります。なのでアニメを見た方は漫画を手にとって見てみるとよりおもしろいと思います。
まとめ
ということで最終回を迎えたぼっちざろっくについてご紹介しました。
アジカンが特に深く関わっているアニメであり、それを最終的にカバーまでしてしまうというのは本当に素晴らしいアニメでした。そして実際に結束バンドの曲も良いものが多すぎますし、2期が期待されますね。
けいおん!とは違った音楽を見せてくれて、きらら作品なのに凄いですよね。