212話では宿儺が行動をはじめ伏黒が受肉される展開になりました。姉の津美紀が受肉タイプだったり虎杖にとって最悪の状態が待っていたりと大波乱の展開となっています。
そこで今回は伏黒恵の宿儺受肉の伏線や考察、五条と戦う可能性について考察していこうと思います。そし伏線として宿儺柄マフラーや首に宿儺の腕などについても紹介していきます。
呪術廻戦212話で伏黒に宿儺が受肉
212話では万の後を追う虎杖と来栖ですが、ここで宿儺が「契闊」と唱え身体を宿儺に明け渡すことになります。そして宿儺は来栖を気絶させ、小指を変色させている描写があります。
虎杖は「契闊」と唱えられた1分間は宿儺に身体と明け渡しますが、誰も殺さない・傷つけないことを約束するという縛りをつけていました。しかし、宿儺が小指をちぎったことでこの縛りに自分を入れていなかったことが判明しました。
結果、宿儺に身体を使われている虎杖を助けるために伏黒は掌印を結びますが、あっさりと破られ間合いを詰められた瞬間に伏黒の口を開けさせて小指を飲み込ませ受肉させました。
伏黒恵の宿儺受肉の伏線
五条と伏黒の先祖が御前試合でやりあって両方死んだ話
宿儺が伏黒に受肉した理由として「十種影法術」が使えるからというのが挙げられます。
江戸時代に御前試合が行われ、当時の禪院家の当主が伏黒と同じ十種影法術を使う呪術師でした。この時の対戦相手が五条と同じ六眼を持ち無下限呪術の術式を使う者だったのです。
相打ちにするため禪院家の当主は最強の式神「八握剣異戒神将魔虚羅」を使用したと言われています。しかもこの術式は伏黒も渋谷事変の時に使用していました。さらに宿儺が伏黒に受肉したということは宿儺も使えることになり間違いなく作中でトップクラスの力を持つことになります。
原画展イラストの逆さま伏黒(宿儺)VS五条で宿儺VS悠仁
原画展のイラストでは乙骨VS羂索、虎杖vs宿儺、伏黒vs五条が描かれていました。そこで注目したいのは伏黒だけ逆さまになっていたことです。
考えられる可能性として何らかで五条が復活し、宿儺が受肉した伏黒とのバトルがあり構図としては伏黒(宿儺)vs五条&虎杖になるのではと思いました。
過去に禪院家と五条家の当主が戦った時は相打ちとなり両者死亡してしまいましたが、以前五条は宿儺に勝てるかどうかで「シンドイ」と言っていました。この発言からわずかながらも勝てる可能性があると思いたいですね。
受肉したプレイヤーを元に戻せるのかという天使との話
天使こと来栖華が言うには宿儺が伏黒に受肉したことで、伏黒の自我が死んだということになっています。そして天使の目的は堕天を屠ることで、ここでの堕天は宿儺だと明らかになりました。
天使の術式は「あらゆる術式を無効化させる」ものであり、この術式であれば受肉した宿儺を倒せると考えられます。しかし、術式を解いたとしてもほとんどの場合は死亡すると言われています。
ほとんど死亡と言っていますが、断言はできないとも言っていたので死亡せずに元に戻る可能性がわずかでもあると言ってもいいと思います。
58話の扉絵『呪われし首枷』伏黒の首に宿儺の腕
58話の扉絵では伏黒の首を宿儺の腕が絞めようとしています。
宿儺はもともと伏黒に興味を持っていましたし、自分の目指す世界を作るには伏黒の存在が鍵となると言っています。そのため伏黒の身体を乗っ取ってしまえば、術式も使えまだ明らかになっていませんが目的を果たすために身体を使うこともできます。
なぜ伏黒が虎杖にように宿儺を受肉できたのかについては不明です。このあたりのことも今度の展開で明らかにされていくと思います。
伏黒のマフラーが宿儺柄
最後の伏線としては、原画展のアートボードでの伏黒が巻いているマフラーの柄が宿儺の腕の柄と同じということです。
偶然ということもあるかもしれませんが、わざわざ同じ柄を描いているので何も意味がないとは考えられないので伏線だったと思います。
他にも伏黒についてはイラストとかで宿儺に関する柄が描かれていることが多くあります。例えば1巻の表紙でも伏黒の太ももに乗っているカエルの模様が宿儺の柄です。当初から伏黒が宿儺に受肉される展開を考えていたとしたらさすがと思います。
まとめ
伏黒が受肉される伏線についてまとめてきました。
自我が死んでいる状態なので身体は死んでいないということなので、天使の術式で生き返って欲しい気持ちがありますね。これからも怒涛の展開が続いていくと思いますのでどうなっていくのか注目していきたいです。