名探偵コナンのアマンダのダイイングメッセージの意味考察!ナイトの駒目玉の口紅と腕時計文字盤のキスマークとは?

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17年前の事件でアマンダ・ヒューズが遺した、ナイトの駒と腕時計を使った謎のダイイングメッセージですが、いったいどんな意味があるのでしょうか。

同じホテルにいた羽田 浩司は文字を使ってダイイングメッセージを遺していることと比べても、アマンダは物だけで示しており対照的でおもしろい部分でもあります。

そこで今回は1108話でコナンがこのダイイングメッセージの意味について「だいたい解けた」と言っているので、その答えが判明する前にそれぞれがどういう意味を示しているのかを考察してみたいと思います。

目次

17年前に死んだ事件でアマンダが遺したダイイングメッセージ

まずはアマンダが遺したダイイングメッセージについておさらいしたいと思います。

現場の状況は、アマンダが宿泊していたホテルの部屋を入った正面にテーブルとイスのセットがあります。そのイスにアマンダが座り、前にあるテーブルに倒れていました

そのテーブルの中央にチェスボード、その左右には開いた状態のアマンダのチェスケースとワイングラス、そして中身は不明ですがワインクーラーの中にボトルが入れてあります。

そして重要なのはこのチェスボードのセンターにはアマンダがつけていた腕時計があり、その腕時計の中にナイトの駒がアマンダの方を向いて置いてありました。また腕時計の文字盤にはキスマーク、ナイトの目は口紅が塗られていたのです。

これらのダイイングメッセージはアマンダがAPTX4869を飲み、RUMが部屋を立ち去った後に遺されたと思われますが、いったい誰に何を伝えたくてアマンダは、このようなダイイングメッセージを残したのでしょうか

普通では犯人について知らせるために残しますが、今回は複数のパターンが考えられますのでこのあとお話ししたいと思います。

ナイトの駒の目玉に口紅と腕時計の文字盤にキスマーク

ここではダイイングメッセージ全体の意味を知るために、今回のダイイングメッセージに使われたナイトの駒などの意味や象徴について調べたのでご紹介します。

今回のダイイングメッセージにチェス用品が使われているのは、アマンダが羽田 浩司とチェスを楽しむために持参していて目につくところにあったからでしょう。

その中でもナイトの駒を使ったのはチェスの駒でナイトは唯一、生き物をモチーフにしていて目があり左目に特徴のあるRUMを示すのに最適だったからだと思われます。

また馬の目について調べると『生き馬の目を抜く』ということわざがあるようです。これは生きている馬の目を抜き取ってしまうほど、素早く物事を行なう様子を表現しているそうです。またずるくて抜け目がなく、油断も隙もない様子も表しているらしくRUMのことを表現しているようにも思えます。

またキスマークは皆さんも想像がつくように愛情表現に使われます。これはそのままのメッセージで遺しているのでしょう。

そして腕時計は『私は時間を守る人間』という意思表示もあるそうですが、異性や恋人を意味しています。ただ今回に関しては、そういった意味でなくメッセージを遺すため、目についた腕時計を使ったのではないでしょうか。

これらを踏まえてアマンダが遺したダイイングメッセージの意味を考察していきます。

アマンダのダイイングメッセージの意味考察

アマンダが遺したダイイングメッセージについて今回は3パターン考えたのでご紹介します。

3パターンとも共通して言えることは、ナイトの左目に口紅がついてるのは左目がフォトグラフィックメモリーであるRUMを表しているということです。それではそれぞれ見ていきましょう。

1.浅香がアマンダのダイイングメッセージを作った説

アマンダは事件前に娘のように思っているボディガードのレイチェル・浅香を、忘れ物を口実に羽田 浩司のもとへ逃がしました。しかし羽田 浩司の話を聞きアマンダの部屋に戻った浅香がダイイングメッセージを遺したのではないでしょうか。

理由としては浅香が過去、黒の組織に所属していたか関わりがありRUMのことを知っているため、馬の目に口紅をつけてRUMのことをあらわしたと考えられます。直接、警察に話せば自分も捕まってしまうのでダイイングメッセージとして遺したと思われます。

そして浅香が子供の頃にアマンダを庇って亡くなった父を撃ったのは、RUMだったのではないでしょうか。

ただ1108話で黒田の携帯に写っていたアマンダの亡くなっている写真を見て泣き叫んでいるので、そこで初めて知った可能性の方が高いと思われます。

2.アマンダ本人がダイイングメッセージを作った説

https://twitter.com/agasa_kato/status/1238642994862944256

誰しもダイイングメッセージを見たその時は、被害者が遺したのだとつい思ってしまうものです。この場合だとナイトの駒の件は上記と同じくRUMを表しています。そして腕時計はその場で目について使ったのでしょうが、文字盤へのキスマークは浅香への愛情を込めてつけたのではないでしょうか。

RUMは浅香のことを調べて知っていたので、アマンダはおそらくこのあと浅香がRUMに狙われることを考えたのでしょう。ですのでナイトの駒で犯人はRUMであり、RUMに娘のように思っている浅香が狙われるというメッセージを遺したと考えられます。

ただ引っかかるのはAPTX4869を飲みあれだけ苦しんでいたので、そのあとチェスボードを用意したり綺麗にイスに座ることは難しいのではないでしょうか。

あと1つ、チェスボードの向きが違うのです。通常は左下に黒マスがくるようにセットするのですが、今回は左下が白マスになっています。チェス好きのアマンダですし、あんなに綺麗に遺されているのでアマンダ本人なら間違うことはないと思われます。

3.RUMがダイイングメッセージを作った説

これは少し怖いのですが、アマンダからのダイイングメッセージのように思わせてRUMが浅香へ遺したメッセージという説です。ナイトの目やキスマークはアマンダが遺したのかもしれませんが、上記でお話したように薬で苦しんでいたアマンダが、そのあとあんなにきれいにイスに座っているのは不自然です。

RUMは組織の情報が漏らされているかもしれないと、浅香を探していましたのでアマンダの部屋にもう1度探しに来たのではないでしょうか。

その時にアマンダが遺したナイトの駒と腕時計を見つけ、それを利用してアマンダの元へ帰ってくるであろう浅香へ『お前のことは分かっている。逃がさない。』のような意味で作ったとも考えられます。

まとめ

アマンダのダイイングメッセージの考察はいかがだったでしょうか。アマンダ本人がすべて作ったのであれば不自然な点が多いので、RUMが手を加えたのが濃厚なのではないかと思いますが皆さんはどう考えられますか?

おそらくコナンが1109話あたりで解説してくれると思いますので、真相を楽しみに待ちましょう。

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