ついに荒木飛呂彦先生のジョジョシリーズの9作目(9部)である『ザ・ジョジョランズ』の連載が2023年2月17日発売のウルトラジャンプにて開始されました。
そこでジョジョランズ1話の内容ネタバレと主人公のジョディオ・ジョースターとスタンド、舞台はハワイについてなどご紹介していきます。
『ザ・ジョジョランズ』のネタバレ振り返り
まずは9部のイントロダクションからですが、『これは一人の少年が亜熱帯の島々で大富豪になっていく物語 このジョディオ・ジョースターが』『太平洋に浮かぶ火山の島ハワイ』となっていました。
今回は大富豪になるということですけど、また全然違う目線からの物語ですよね。5部ではマフィアのボスとかもありましたけど今度は大富豪です。そして場所はなんとハワイです。
まずは、助手席にいるジョディオと運転している女性。警察にふらついていたからと職務質問され免許証の提示を求められます。そこでジョディオの年齢確認がされます。彼女は18歳で彼は私の弟で15歳だと言います。そして彼女がコロナのこともあるから顔が近いと言うと、警察がわたしの皮膚のことを言ったのですか?と言い出して、なぜか身体検査をすると良い始めます。
そして警察はセクハラまがいで身体検査をしながら、女性は隠す場所が多いということでパンツの中に手を入れられると別の身分証が出てきます。女性ではなく男性だったようです。
するとジョディオが車から降りてきます。兄さんから離れろというジョディオ。もう一人の警官に銃を向けられるも、水滴が落ちたかと思えばいきなり警官が倒れます。そしてさらに大粒の水滴が落ちてくるとジョディオの背後にはスタンドが見えます。
その隙に兄が警官の顔に触れると目玉が顔の横に移動し銃弾がずれます。そしてジョディオの水滴の攻撃でまた警官を倒してしまいます。そうして警察を蹴りまくります。
やりすぎだと言った兄はジョディオを止めます。そしてパトカーの車載カメラと警官のボディカメラをとりあえず燃やすと言います。念の為プレートナンバーも変えると言うと兄は小さな物体のスタンドを出してナンバーを変えます。免許証もこのスタンドで偽造していたようでした。
そこで遅刻と言って、ある場所に向かうとサーフボードの中に詰めていた薬なのか金なのかを渡します。ジョディオたちは運び屋をやっていたようでした。
2人の母親のバーバラ・アンの1日について紹介されます。母親が大好きであり、近所の人たちが敬意を持っており、毎朝安全に空港まで通勤できるのは俺たち兄弟の守りがあるからだと言います。つまり陰で社会的安全を保障しているとのことでした。
そして兄の名前はドラゴナ・ジョースター18歳。女の子のようなファッションが好きで胸は美容注射で膨らませているとか。両親は本土におり、アトランティックシティからハワイ州のホノルルにやってきたけど、父と母は色々あったみたいで母は一人で育ててくれたと言います。ジョースターは母の姓であり、俺はジョディオ・ジョースター15歳と紹介されます。
そして背景には家系図があり、7部以降の世界のジョセフとスージーQの間にバーバラ・アン・ジョースターと吉良ホリーが生まれ、ドラゴナとジョディオは吉良吉影といとこでした。
ちなみに8部ではジョセフには一人娘のホリーと説明されていた為に、今回バーバラという娘もいたことになるので、ちょっとおかしな家系図になっています。
ジョディオは毎日バスで学校に行っており、先輩に絡まれますが、ジョディオはふざけてんのかといきなり怒り出します。しかしバスを降りるとさっきは悪かったと言って、さっきの金って前に貸して多様な気がすると言います。そして金を渡します。
そして何者かとすれ違った先輩はある場所を指示されるとそこには薬がありました。
ジョディオが学校に行くのには仕組み(メカニズム)の為だとか。仕組みは力があるが目には見えない。11歳の時にパシリをやらされ、ものを運んで誰かに渡すだけで小遣いがもらえた。それだけで信用される存在になっていったとか。これは俺が大富豪になっていく物語だといい、大富豪は大金を稼げるということもあるがそれよりも仕組みが重要だとか。
先程先輩に薬の場所を教えた人物はパコ・ラブランテス19歳。今店の中で財布をスッたようで、それはパコのスタンド能力だとか。パコの筋肉は異常であり、手の甲や肘でものが掴めるそう。しかしドラゴナがきてパコを注意します。するともう返したと言います。そこで展開に大柄な女性がきて3人は見つめます。
この店はカリヒ地区のファッションブティック『アイコアイコ』であり、放課後に集まるようになっていたとか。大柄な女性はメリル・メイ・チー49歳で校内ですれ違った校長だとか。そしてボスだとか。
そしてダイヤモンドの画像を見せられ、一人の日本人がダイヤを持って税関申告して入国したという情報から3人で盗みにいけということでした。
そして4人のチームでいきなと言います。なんとそこにきたのは今朝パコがブツを売りつけたやつであり、客でした。良い生徒だから保証するとメリルが言います。ダイヤモンド1個600万ドルであり、でも3人じゃなく4人。ボスはあることを予測しており。3人じゃ『足りなかった』どんな人数でもとジョディオが言います。
そしてジョディオのスタンド『11月の雨(ノーベンバーレイン)』、ドラゴナのスタンド『スムース・オペレイターズ』、パコのスタンド『THEハッスル』が紹介されます。
『ザ・ジョジョランズ』の感想
普通に1話から面白い話でした!
8部の世界の人物達からかなり親しい存在のようですね。女性の娘がバーバラですが、8部ではホリーのみが娘だったはずです。しかしバーバラの母親がちゃんとスージーQになっていたので、隠し子とはではありません。ちょっと設定がおかしくなっているようです。
ここから物語が始まるなんてすごく面白いです。主人公一人から始まるんじゃなくて、兄がいる設定は面白いですね。そして現代チックでジェンダーレスな存在とか。
家族関係は結構ジョジョは当たり前に出してきますけど、兄とは。こういうのってどこかで兄が死んじゃうんですよね・・・一番近い人物ってジョジョって大抵死ぬんですよね笑
そうならなければいいですけど・・・
そしてジョディオというディオの名前が混ざった感のある名前が面白いですよね・・・笑
これはジョルノとディオなのか、どこかでディオ要素が出てくるかもしれませんね。
『ザ・ジョジョランズ』の考察
ジョディオの名前
今回の主人公の名前はいつものジョジョシリーズの『ジョ』が入っていることは確実でしたが、なんと『ディオ』の名前まで入っていました。
そこで上記Twitterの考察でもありますが、最初期のディオはお金持ちになることが目的でもありました。そこで今回のジョディオが目指しているのは大富豪でした。
これを考えてもディオの名前に通じるなにか共通点があってもおかしくないですよね。
最終的にノーベンバーレインも時を止める系の能力とか使えるようになるかもしれません。
ジョディオのスタンド『11月の雨 (ノーベンバー・レイン)』
一番最後にスタンド名が紹介されましたけど、これはどんな能力なんでしょうね。正直見た目がめっちゃ足が蜘蛛なんですよね。顔だけ人で他は人型じゃないって感じなのでかなり異形です。
警官に雨を降らせて潰していたので、雨というわかりやすいタイトルではありますけど、雨に重さがあるのかもしれませんね。
ちなみにジョジョ6部で一巡した世界でラストで雨が降っていたんですけど、あの時って11月なんですよね。『11月の雨』というスタンド名と関係あるのか・・・
そして元ネタモデルはGuns N’ Roses(ガンズ・アンド・ローゼズ)というロックバンドに『ノーベンバー・レイン』という曲がありますので、これでしょう。
ドラゴナのスタンド『スムース・オペレイターズ』
そしてドラゴナのスタンドですが、シャーデーという歌手に『スムース・オペレイター』という曲があるので、ここからとったものだと思われます。かなり古い曲のようです。
なんかどことなく、シャーデーの見た目とドラゴナの見た目って似てません?
ドラゴナは、見た目は完全に女性ですが、男性ということで驚きました。
パコのスタンド『THEハッスル』
そしてこの曲名を調べてみると超有名な曲のようです。ヴァン・マッコイ&ザ・ソウル・シティ・シンフォニーの曲で一度は聞いたことがあるでしょう。
パコは筋肉を操れるようなスタンドっぽいですけど、細かい能力はよくわかっていません。ただ、筋肉で物を掴めるといったことができるので、筋肉を自在に操れるといったものかもしれませんね。
まとめ
ともかくこれからが楽しみなジョジョですけど、月1連載なので次が早く待ち遠しいですよね!
スタンド能力や細かい主人公たちの設定なども知りたいですよね。
なんか5部に似てる感じがした今回の9部でした。ボスもいますし。