薬屋のひとりごとの違いなぜ?漫画2種類と小説なろうと売上やおすすめは?

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現在アニメ化で話題の『薬屋のひとりごと』。現在WEB版なろうで連載されており、小説と2種類の漫画が発売されています。様々な媒体で楽しめる作品ですよね。

今回はなぜ漫画が2種類発売されているのか、その違いは?どちらの漫画がおすすめ?小説なろうの売上はどれくらいなのかを考察していきたいと思います。


目次

薬屋のひとりごとには漫画が2種類ある

『薬屋のひとりごと』には2種類の漫画が発売されています。ひとつは月間ビッグガンガン連載『薬屋のひとりごと』。もう1つは月間サンデーGX連載『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』です。この2つの違いを簡単にご説明します。

ビッグガンガン版で作画を担当されているのは「ねこクラゲ」さんです。ねこクラゲさんは画力が高いのが特徴です。コミックスの色鮮やかな表紙に思わず目を引かれます。物語はキャラの掘り下げが多く、キャラクターが生き生きと魅力的に感じられます。ストーリー展開がゆっくりなので難しい後宮の話でも内容を理解しやすいです。

小サンデーGX版で作画を担当されているのは「倉田三ノ路」さんです。倉田三ノ路さんはシンプルで繊細な絵柄が特徴です。必要以上の情報を作画に入れないのでとても絵が見やすいです。物語はテンポよくストーリーが進むので、読み進めやすく、キャラクターの心情を感じ取りながら内容を正確に理解することができます。


薬屋のひとりごとの漫画が2種類ある理由は?

https://twitter.com/Purin8492/status/1626079400654680064

では、なぜ『薬屋のひとりごと』には2種類の漫画があるのでしょうか?

結論は、「具体的な理由は公式発表されていない」です。

調べてみましたが、なぜ同じ原作で2種類の漫画なあるのか、公式からその理由についての言及はありませんでした。原作がとても面白いので様々は人々に読んでもらいたいと思ったのではないかという説もあります。

実際、ビックガンガンとサンデーGXでは絵柄の印象が大きく違います。2つの絵柄があるとより多くの人が自分好みの漫画を楽しむことができますね。その結果、漫画が2種類あるということで話題になったり、気になるから読んでみたいという人も増えたり、と相乗効果で売り上げも伸びているみたいです。


ビッグガンガン版とGXコミックス版の売上やどっちがオススメ?

次に、ビッグガンガン版、GXコミックス版どっちの漫画が実際人気なのか?おすすめは?について考察していきたいと思います。

ビックガンガン版700万部(2021年11月)、GXコミックス版800万部(2023年1月)、シリーズ累計2100万部となっています。部数だけみるとGXコミックス版の方が若干多いですが、現在GXコミックス版は全15巻、ビックガンガン版は全10巻発売されています。5巻の差がありますが、発行部数は100万違いです。

調べた結果、ビックガンガン版の方が人気のように感じました。理由として、「次にくるマンガ大賞2019」コミックス部門第1位を受賞したことが大きかったみたいです。また、キャラクターをとても魅力的にみせてくれる点、原作のミステリーな内容と一緒にラブコメも楽しめる点などの声も多くありました。

ビックガンガン版はよりキャラクターを魅力的に見せる為に多少小説の内容を省略している部分があります。内容が理解しやすく、展開はゆっくりでミステリー要素よりもラブコメ要素が多い印象。GXコミックス版はテンポよくストーリーが進み、ミステリー要素をより楽しめますキャラクターもビックガンガン版よりクールな印象を読んでいて受けます。原作内容に忠実なのはGXコミックス版のような気がしますが、キャラクターに関していえばビックガンガン版の方がセリフや人物像が原作に近い気がします。

結果、どちらの漫画も面白いのであとは絵の好みや展開内容で自分の気に入った方を選んでみてください。どちらを読んでも絶対面白いはずです!


薬屋のひとりごとの漫画と小説なろうの違い

https://twitter.com/NaMelanza/status/1626024685573144576

先程、漫画2種類の違いをお伝えしました。では、原作の「小説家になろう」との違いはあるのでしょうか?
『薬屋のひとりごと』は原作小説なろうに掲載されているものが、小説と漫画で発売されています。漫画2種類に関して言えば元となっているのは小説版です。原作に加筆されたものが小説となり、それを元に漫画2種類が発行されています。

なので、原作から加筆された小説を漫画しているこのになります。なので、原作小説家なろうと漫画では内容が異なる部分が多くあります。作者の日向夏さんによると「原作と小説では2~6割内容が違う」そうです。

原作を楽しみたい方、小説で楽しみたい方、漫画で楽しみたい方、様々な形で楽しめるように提供されているのでより多くの人に人気なのだと思います。


まとめ

https://twitter.com/BookRankingK/status/1626829356965445632

今回『薬屋のひとりごと』なぜ漫画が2種類あるのか、原作小説家なろうとの違いはなにか、オススメや売上について考察しました。

『薬屋のひとりごと』の漫画が2種類あることに対して明確な理由は得られませんでしたが、より多くの人に読んでもらいたいからではないかと考察します。また、様々な媒体で発売されているのもこの理由だと考えられます。

発行部数から見た漫画の人気はビックガンガン版が高いと思います。ですが、それぞれの媒体での良さが違う点もこの作品の良いところだと思います。原作が読みたい方は小説家になろう版。加筆されたエピソードが気になる方は小説版。作品のキャラクターが好きで内容を楽しみたい方はビックガンガン版。テンポよくミステリー要素を楽しみたい方はGXコミックス版。このように自分の好みに合わせて作品を楽しむことができます。

2023年にはアニメ化も決定したので、これを機に自分の気になる媒体で『薬屋のひとりごと』を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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