人気ライトノベルが原作の『魔王学院の不適合者』。魔王の始祖アノスが二千年後の平和な世界に蔓延る理不尽を、圧倒的魔力で滅ぼしていくファンタジー学園アニメです。アニメも2期が2クールで放送されると人気の高さが伺えます。
今回は『魔王学園の不適合者』2期2クール目の放送日はいつで何巻まで放送されるのか考察していきたいと思います。
『魔王学院の不適合者』2期1クール目の内容振り返り
まず、現在放送されている2期1クール目を振り返ってみたいと思います。
魔王学院に現れた新任教師、それは神話の時代からアノスと敵対していた天父神・ノウスガリアでした。彼が「暴虐の魔王アノス・ヴォルディゴートを滅ぼす神の子はこの学園にいる」と話したことで、アノスたちは神の子を手分けして探します。そのアノスたちの前に二千年前の魔族が立ちはだかりました。
熾死王参謀ジーク・オズマとの頭脳戦、各々魔族との戦いに勝利したアノンたちは遠征試験の名目でゼーヘンブルグを訪れます。目的はかつての右腕シン・レグリアに会うこと。その道中、情報屋の少女・リィナと出会います。同じく精霊の森を目指す彼女を連れて、大精霊の森に入るアノスたち。そこで精霊エニユニエンから緋碑王ギリシリスとともに教育の大樹から精霊の学びのテストを受け全員受かるように言われます。何とかテストをクリアしたアノスたちは精霊王に会うための次の試験に挑みます。次の試験はグニエールの階段。精霊王へと続く道は20本中5本のみ。当たりの道を探す中、リィナが隠し通路があることを思い出します。隠し通路を見つけたアノスとリィナは隠狼の試練を受け、アノスは神隠しの原理に気づきます。
一方うまく合流できたレイとミサは共闘し、精霊王と戦い仮面を割る試練に立ち向かいます。レイとミサとの共闘で勝利かと思われたその時、ミサが刺され、レイが負けてしまいます。レイの元にたどり着いたアノスはミサが精霊王に攫われたこと、精霊王がかつての右腕シン・レグリアであることを知り、あることに気づきます。同時刻魔法放送でアヴォス・ディルヘヴィアがディルヘイド中の魔族に自身を信奉させ、アノスを滅ぼすことを宣言。アヴォスに支配された者たちが混血の魔族を襲い始めます。その暴虐の魔王アヴォス・ディルヘヴィアの正体は、伝承と噂に支配されたミサだったのです。
アヴォスだけを倒し、ミサを救う為アノスたちは魔王城へ向かいます。しかし、簡単には入ることはできそうにありません。そこで、アヴォスの目的が理滅剣を手に入れることであること、デルゾゲードが暴虐の魔王の城だという伝承がある為その伝承の力と自らの魔力を使い、理滅剣を手に入れる算段だろうと考え、アヴォスの伝承にない部分、ゼシアたちが住んでる地下へと転移します。
地下迷宮に潜入したアノスたちは大精霊レノがなぜ死んだのか、かつての右腕シン・レグリアに何があったのか、ミサがどうやって生まれたのか、これらの真実を確かめるべく、時間遡航で2000年前のガイラディーテへと向かいます。
2000年前のシンとレノを見つけたアノスたち。バレないように後を追い、大精霊の森に入ったアノスたちだったが、レノに存在を気取られてしまいます。そこでアノスは子供の姿でアノシュ・ポルティコーロと名乗り、自分たちは旅芸人の一座であると説明します。レノは簡単にアノシュ(アノス)の言うことを信じ、森での滞在を受け入れたのでした。
ここまでが現在放送されている2期1クール目の内容です。残念ながらコロナウイルスの影響により7話以降の放送は未定となっております。この先、レノの死の真相、シンの意図、ミサの出生の秘密に迫っていく重要なストーリーが始まりますので早く続きが見たいですね。
『魔王学院の不適合者』2期1クール目は漫画何巻どこからどこまでやった?
『魔王学園の不適合者』2期1クール目は漫画ではどこからなのか考察していきたいと思います。
残念ながら漫画で2期の内容はありません。正確に言うと発売されていません。漫画版作者の「かやはるか」さんが2021年7月13日に以前から患っていたすい臓がんにより死去されたとの報道がありました。そのためその後の漫画は連載及び発売がされていません。ですが、小説は連載が続いているので、原作が気になる方は小説版をお楽しみ下さい。
アニメ1期は小説版では3巻までの内容でした。そのため、2期1クール目は4巻下「大精霊編」から始まりました。なので大精霊編が終わる4巻の内容が2期1クール目の内容になるかと思われます。
『魔王学院の不適合者』2期1クール目の人気と2クール目の放送予定
『魔王学院の不適合者』2期1クール目は現在放送が止まっている状態ですが、依然として人気が高いです。特に1期から謎とされてきた偽りの暴虐の魔王アヴォス・ディルヘヴィアの正体がミサだと判明してからの物語の展開には目が離せません。1クール目最大の盛り上がりがこの後ありますので早く放送再開してほしいですね。
2期1クール目で大精霊編放送されましたので、2クール目には「選定審判編」が放送されるのではないかと思われます。勝利した者を神の代行者とする選定審判の代行者候補にアノスが選ばれることになるお話です。新たなキャラクターも出てきますのでますます楽しみな展開です。
現在1クール目の放送が滞っている状態ですが、1クール目が終わってそのまま2クール目に突入すると思われますので2クール目の放送は春頃、遅くても夏頃ではないかと考察します。
『魔王学院の不適合者』2期2クール目の原作ストックと漫画何巻どこからどこまで?
2クール目の原作は漫画、小説では何巻になるのでしょうか。
残念ながら上記でも記載したように現在漫画は発売されていません。漫画は全4巻発売で魔剣大会編に突入するところまでです。1期途中までの内容となっています。
では、小説ではどこになるのでしょうか。小説版では5巻から「選定審判編」が始まります。5巻すべてが選定審判編なので、2期2クール目の内容は5巻になるかと思われます。続く6巻の「神竜の国ジオルダル編」は長くなるので2期には含まれないでしょう。2期も好評でしたら3期で放送されるかもしれませんね。
『魔王学院の不適合者』2期2クール目の新キャラや見どころ
2期2クール目で放送されると予想する「選定審判編」ですが、そこでの新キャラや見どころを見ていきたいと思います。
まず、新キャラとして登場するのが、選定神アルカナです。選定神アルカナは2000年前のアノスの妹として登場します。しかしその記憶はアノスにもアルカナにもなく、選定審判ではアノスの前に立ちはだかります。選定審判編で最も重要なキャラクターだと言えます。
選定審判編の見どころは大きく2つのストーリーが同時に進行されるということです。1つは人類にとって脅威の存在・竜が人類を脅かしてくる中、アノスの仲間たちが奮闘するストーリー。もう1つがアノスが巻き込まれる選定審判編という神が決めた代理人を戦わせ、最終的に秩序を保つための代理人を決めるストーリー。この2つが同時に行われます。1つずつの問題ならアノスだけで解決できそうでも同時に行われることによって、仲間たちの戦闘も必要不可欠となり、1人1人の活躍が楽しめるようになっています。アノスの圧倒的な力を楽しめることはもちろんですが、ミーシャ、サーシャ、レイ、ミサなど仲間たちの戦いもぜひ見てほしいです。
まとめ
今回は『魔王学園の不適合者』2期2クール目の放送はいつなのか、原作は何巻なのかを考察してきました。
2期2クール目は小説版5巻の『選定審判編』で早くても春アニメ、もしくは夏アニメでの放送になるかと思われます。しかし、現在コロナウイルスの影響により放送未定になっている為定かではないようです。
2期2クール目の『選定審判編』ではアノスの妹、選定神アルカナが登場しますのでぜひ注目してほしいキャラクターです。アノスの圧倒的な力と同時にサーシャ、ミーシャ、レイ、ミサたちの戦いにも注目したいです。まだ放送されていない大精霊編も含め、今後も『魔王学園の不適合者』の続きが楽しみですね。