週刊少年ジャンプで連載されている大人気漫画『呪術廻戦』。伏黒恵が宿儺に取り込まれ、五条悟を復活させる唯一の手段だった来栖華(天使)がやられてしまうという怒涛の展開でした。
今週発売された214話も引き続き話題となっています。今回は虎杖悠二は反転術式で自動回復できるのか、宿儺の言った意味について考察したいと思います。
214話で虎杖悠仁が反転術式を使った疑惑
213話で伏黒を乗っ取った宿儺にビル4棟を貫通する程の重い打撃を受けた虎杖。しかし、最新話214話ではその傷が治っている描写がありました。宿儺と対峙した際、虎杖の背中の制服は破れていましたが、傷は見当たりません。また、あれほど強い打撃を受けた後、すぐに宿儺と対峙、その際身体的能力が向上しており、驚異的なジャンプを見せています。
このことから、虎杖は反転術式を使ったのではないかと考察されます。だた、虎杖が反転術式を自ら使ったシーンはありません。そのことから無意識に行っていると考えられます。
腹貫通や耳も復活している?
213話宿儺の打撃により腹部貫通したかと思われましたが、214話ではその傷は治っていました。来栖華(天使)が宿儺に倒される際にはすでにその現場にいること、その際の描写で背中の傷が治っていることで腹部貫通の傷はその時にはすでにないことが伺えます。また、214話での宿儺との戦いの際、宿儺の斬撃により虎杖の右耳上部が切り落とされる描写がありました。しかし、最終ページでその耳は治っています。
腹部貫通したかと思われた傷が治っている点は作画では明確に描かれていました。しかし、切り落とされた耳が復活しているのは作画が間違いでなければ、虎杖は反転術式が使えると考察します。
宿儺のあの時や気色の悪いことの意味
虎杖と宿儺の戦いの最中、宿儺は意味ありげなことを言っていました。それが「そうか、小僧はあの時の」と「羂索め気色の悪いことをする」という発言です。
初めの「小僧はあの時の」の発言は過去に宿儺が虎杖に会っていたかのような言い方です。宿儺が現代に蘇った時点で虎杖とは出会っていた(受肉していた)ので、「あの時の」の発言には結びつかないと考えます。そうなると宿儺が封印される1000年前に虎杖は何らかの形で宿儺に会っていた可能性があります。その原因が羂索なのは次の発言でも明らかです。
次の「羂索め、気色の悪いことをする」という発言は虎杖の出生に関して言ったのではないかと思われます。これは羂索が虎杖の母虎杖香織の肉体を乗っ取って虎杖を出産したことを意味しているのではないかと思われます。
これらのことから何らかの形で1000年前に宿儺と虎杖が出会い、虎杖が宿儺の器となりえると考えた羂索は虎杖香織を使って虎杖を現代に産んだのではないかと考えられます。虎杖の出生については未だ明らかにされていませんがこの発言も後々伏線として回収されるのが楽しみですね。
虎杖悠仁が反転術式を使えた理由は?
以前五条悟が「虎杖の体には宿儺の術式が刻まれる」と発言していました。このことからこの反転術式は宿儺の術式が虎杖に刻まれたものだと考えされます。なので無意識での反転術式が可能なのではないでしょうか。
また、虎杖は宿儺からの腹部貫通するほどの打撃を受けた後、宿儺が驚く程の力、ジャンプ力、斬撃にも耐える強靭な身体と変化していました。もともと虎杖は身体が丈夫だと言われていましたが、今まで以上になっていたように思います。これらも宿儺の術式が刻まれたことによるものではないかと考えられます。
虎杖に刻まれた宿儺の術式が今後どのような場面で見られるのか楽しみですね。
まとめ
今回は虎杖悠二は反転術式を使えるのか、宿儺の発言について考察してみました。
214話を見る限り、虎杖は反転術式を使っていました。腹部貫通したかと思われた傷や千切れた耳が治っている点をみると虎杖に宿儺の術式が刻まれ、無意識に反転術式を使っていたのではないかと考察します。
また、宿儺と虎杖は過去に出会ったことがある可能性、羂索が虎杖を宿儺の器にする為に虎杖香織を使って産んだ可能性も出てきました。
宿儺の術式が刻まれたことによる虎杖の反転術式、宿儺が驚くほどの力と頑丈さ、そして宿儺の中で戦う恵。これからの呪術廻戦もますます目が離せませんね。