2023年4月からアニメの放送が決まっている「青のオーケストラ」。オーケストラ部を中心にストーリーが進んでいき、リアリティのある内容やキャラクターに感情移入してしまうほど魅力的な作品です。特に高校生活の様子についてはファンから共感の声が多くあがっています。
そこで、今回は待望のアニメ化されるということで、放送されるアニメのネタバレと最新刊の発売情報についてまとめていきます。
青のオーケストラは完結した?
結論から言うとまだ完結はしていません。
青のオーケストラは何回か長期休載が続いていたり、アニメ化することで完結したのではと言われていました。しかし、2020年から2022年は出産準備のため不定期更新、2023年は育児期間のため2週間に1回のペースで連載が再開されています。
原作が完結していないので、アニメではどのような展開になっていくのか楽しみですね。
青のオーケストラは完結なら何巻になりそう?
ストーリーとしては青野が3年生になりオーケストラ部を引退するところまで描かれて完結だと考えられます。
現在発売されている10巻では3月に行われる定期演奏会に向けて動き出すところと4月に行われる世界ジュニアオーケストラコンクールの案内が青野と佐伯にされているシーンが描かれ、11巻では3月に行われる定期演奏会の様子が描かれると思います。
1年分の出来事をおおよそ11巻~12巻分を使って描いているので、3年分となると最終巻は40巻前後になると考えられます。
- 父・龍仁との関係性
- 青野はコンサート・マスターになれるのか
最終回に向けてこの2点についてはやはり重要なポイントだと思います。父親が起こしたことがきっかけでヴァイオリンを一度は辞めるもまた弾き始めて様々な人と出会い成長をしていくことになります。父親に匹敵するくらい成長した青野が、父親との関係をどのようにしていくのか注目したいですね。
そして、現時点でも目を見張るほどの成長をしていますが、オーケストラ部のコンサート・マスターになれるのかどうかも気になるところです。タイトルの「青の」には青野をかけていて、色々なことを経験しオーケストラのように調和していく意味があると思います。
そのため、個人的には青野はオーケストラ部のコンサート・マスターになり、これからもヴァイオリンを続けていくような感じになったらいいなと思いました。
青のオーケストラの最新刊はいつ発売?
現在は10巻まで発売されていて、2023年3月31日に11巻が発売されると発表がありました。
発売日のまとめ
- 1巻:2017年7月19日
- 2巻:2017年11月10日
- 3巻:2018年5月11日
- 4巻:2018年9月12日
- 5巻:2019年1月18日
- 6巻:2019年8月8日
- 7巻:2020年5月12日
- 8巻:2020年9月11日
- 9巻:2021年4月19日
- 10巻:2022年4月19日
一覧を見てみるとちょうど不定期更新になった頃から発売の間隔が空いていることが分かります。そして2022年にはアニメ化が決定したり、青のオーケストラ関係のイベントが多く水面下で色々と動いていると阿久井真先生のツイートで確認できます。
やはり最新刊が発売されるのはファンとしては嬉しいですが、これからもっと青のオーケストラは盛り上がっていくと思いますので、無理をしないで更新を続けて欲しいですね。
青のオーケストラのアニメ1期のネタバレ内容
気になるアニメの内容についてまとめていきます。
中学3年生の青野一はヴァイオリニストである父・龍仁からレッスンを受け数々のコンクールでトップになるほどでした。しかし、父親が起こしたスキャンダルのせいでヴァイオリンを弾くのを辞めてしまいます。
学校の体育の授業でケガをしてしまい保健室で休んでいると、ヴァイオリンの音が聞こえ目を覚ますと弾いていた秋音律子と目が合います。そこに担任の武田が来て、秋音にヴァイオリンを教えるように頼まれます。
秋音にヴァイオリンを教えるうちに青野は自分がまだヴァイオリンが好きで弾きたいという気持ちに気付くことになります。そして担任の武田の勧めもあり青野は秋音と一緒に海幕高校に進学することになります。
海幕高校に入学した二人はオーケストラ部に入部することになり、そこで青野のライバルとなる凄腕のヴァイオリニスト佐伯と会うことになります。
オーケストラ部に入部した青野は部員たちと定期演奏会に向けて練習に励んでいました。そして、演奏会の最後に演奏する「交響曲第9番」のメンバーのオーディションが始まり、青野と佐伯はメンバーに選ばれていました。しかし、顧問の鮎川に青野と佐伯どちらがふさわしい演奏をするのか再テストをすると言われてしまいます。青野は帰り途中で聞こえた佐伯の演奏に焦りを感じて、佐伯と距離を置くようになりました。
翌日の練習に青野がいなかったことを気にしていた秋音たちに鮎川は青野の母親が病院に行っていることを伝えます。青野の家に行った秋音たちは、普段あまり言わない本音を青野から聞くことになりました。一通り聞いた後、帰っていきますが、佐伯だけは戻ってきて自分が青野龍仁の息子だと衝撃の事実を伝えられます。
やり場のない感情を抱えながらも、秋音との電話で何かを思いついた青野は「佐伯と喧嘩する」と言って切ります。そして、佐伯と本音で話をしてお互いに同じ気持ちを持っていたことを確認しました。
再テスト当日は青野の演奏は見違えるほどに成長していて表が青野、裏が佐伯に決定しました。迎えた演奏会当日は秋音律子が「カルメン」、小桜ハルは「くるみ割り人形」、弦楽器と原田蒼は「四季」、そして青野と佐伯は「新世界より」をそれぞれ演奏して大成功し、3年生たちは引退をします。
演奏会が終わって3年生が引退したオーケストラ部は2年生が中心となり新体制になります。コンクールに向けて練習をしている中で2年生の佐久間の一言で部員たちがギクシャクしてしまいます。
さらに佐久間は練習になかなか参加できない滝本に対して嫌味を言いますが、帰りに青野の相談することで気持ちが整理できてコンクールにまでは続けることを決めます。
コンクールで演奏する「バッカナール」のイメージをそれぞれ話し合った課題をもとに演奏していくが、青野は佐久間と曲の主題「怒り」について話すことになります。そこで佐久間は「口無しのように何も言わない人」について怒りがあると言いますが、青野はどういう意味か分かりませんでした。しかし、部員全員で議論した時にほとんどの部員が、自分の意見を言わない光景を見て意味を理解しました。
雰囲気を変えようと青野は自分の意見を言うと、そこから徐々に他の部員たちからも発現が出てきて「怒り」の具体的なイメージが出来上がってきました。
コンクールでは結果的に9年連続最優秀賞受賞し、ミーティングでは滝本に対し部員たちは花束を贈りました。
まとめ
「青のオーケストラ」アニメのネタバレと最新刊についてまとめてきました。
一時は完結したのではと言われていましたが、連載も再開されストーリーも盛り上がってきています。アニメ1期では青野がヴァイオリンを辞めてから定期演奏会やコンクールを経て成長していくところが描かれると思います。
音楽に対する考え方や人間関係など、見どころも多くなっているのでアニメの放送が楽しみですね。