週刊少年ジャンプにて連載され、アニメ化と同時に老若男女問わず人気を得た鬼滅の刃ですが、多くのキャラクターが登場しますよね。
主人公である竈門炭次郎が属する鬼殺隊はもちろんですが、敵である鬼にも個性豊かなキャラクターが多くいます。
そこで今回は上弦の肆である鳴女(なきめ)の人間時代の過去や琵琶奏者であること、血鬼術や夫について調査したので紹介したいと思います。
『上弦の肆 鳴女』の声優は井上麻里奈
上弦の鬼の1人である鳴女は髪が長く、顔の半分はその髪で隠れており、その下は一つ目の姿となっています。そんな彼女は鬼舞辻無惨の側近を務めています。普段は無惨をはじめとする鬼たちがいる無限城で、鬼たちを招集したり、送り出したりしています。
そんな彼女は漫画だと6巻51話、アニメだと26話にて初登場します。しかし、初登場時は姿は現すものの、口を開くことはありませんでした。後の漫画16巻134話にて再登場した際に初めてセリフがあります。
その登場シーンも今度アニメ化されることが決定しています。鬼滅の刃は豪華声優ばかりだと有名ですが、鳴女の声優は一体誰なのでしょうか?
鳴女の声優は井上麻里奈さんなんだそうです。主な代表作は進撃の巨人のアルミン・アルレルト、呪術廻戦の禪院真依などです。他にも人気作品に多数出演していました。やはり、大人気アニメということもあって豪華声優ですね。
声優も豪華なので、アニメへの注目もますます集まりそうですね。
『上弦の肆 鳴女』の人間時代・過去
鬼にはそれぞれ色んな過去が描かれていますよね。それもまた鬼にも人気キャラクターが多くいる1つの理由だと考えられます。今回は鳴女の鬼になる前の人間時代について紹介します。
鳴女は現在と同様に琵琶を弾いていました。人間時代は琵琶奏者として金銭を稼いでいたようです。しかし、人気になる奏者はいつの時代でもほんの一握りです。有名な琵琶奏者でなければ生活していくのは困難です。そんな中でも、彼女は仕事に励んでいました。
一方でプライベートはというと、鳴女は結婚していました。しかし、幸せだったのかというと決してそうではありませんでした。なぜなら、彼女の夫はヒモでかなりの博打打ちだったのです。そのため、生活していくのがやっとだったにもかかわらず、彼女の稼ぎは彼の博打でほとんど消えてしまっていたようです。
『上弦の肆 鳴女』は琵琶奏者で着物を捨てた夫を殺す
鳴女は琵琶奏者として仕事に励む一方でついにお金が底をつきそうになった際に彼女は大切なたった一着の琵琶奏者用の着物を売ります。しかし、彼はいつものように博打にそのお金を使ってしまいます。それに怒った彼女は金槌で彼を撲殺します。生活するために仕方なくで大切な仕事道具を売ったのにも関わらず、そのお金を使われたら誰だって怒りますよね。
彼女はその後も仕事があったため、仕事場へ向かいました。しかし、着物は売ってしまったのでボロボロの着物で行き、演奏しました。すると、最初は汚い格好で来た鳴女を客は嫌がりましたが、演奏が素晴らしいと言うことで一気に人気奏者となりました。
それ以降、彼女は仕事前に人を殺すようになりました。そして、いつものように殺そうとした際に出会ったのは鬼舞辻無惨でした。彼女は返り討ちに遭い、殺された後に無惨が気に入ったため鬼として生き返りました。
『上弦の肆 鳴女』の血鬼術・無限城
鬼は誰しも自身のエネルギーを使うことで血鬼術というものを使うことが出来ます。それは、それぞれ能力が異なります。果たして、悲惨な過去を持つ彼女は一体どんな血鬼術を持っているのでしょうか?
彼女は3つの能力を持っています。1つ目は対象人物を無限城に移動させることです。無限城は普段鬼たちがいる場所の事です。十二鬼月が各地にいたのを招集させた場面がアニメ26話でも描かれています。
2つ目は無限城の空間を自由自在に操ることです。無限城の構造を変えることが出来るため、重力を操ったり、襖を出現させたりすることが出来ます。
3つ目は眼球の形をした鬼で居場所を特定することです。眼球の形をした鬼を無限城そして、その外にも放つことが可能です。この能力で産屋敷邸は発見されました。
どの能力も強く、柱を手こずらせるだけのことはあるなと思いました。また、琵琶奏者ということで1つ目と2つ目の能力は琵琶を演奏することで発動されるところも個性的でかっこいいですよね。
まとめ
今回は上弦の肆である鳴女の声優や人間時代の過去、血鬼術などについて紹介しました。下記が今回のまとめになります。
- 鳴女の声優は井上麻里奈
- 人間時代は琵琶奏者でヒモで博打打ちの夫と暮らしていた
- 仕事前に人を殺すことをルーティーンとしていた際に無惨に出会った
- 琵琶を演奏すると、無限城へ鬼を移動させたり、無限城の構造を変えたりすることが出来る
- 眼球の形をした鬼を無限城や外へ放つことが出来る
鳴女はミステリアスな姿をしていますが、その姿からは想像もつかないほどの悲惨な過去を持っていることに驚いた方も多いのではないのでしょうか?過去だけでなく、血鬼術にも魅力のある彼女の良さが皆さんにも伝わったかと思います。
今後のアニメではセリフもある場面が描かれるかと思いますので、井上麻里奈さんが演じる鳴女にも注目ですね。ますます、魅力的なキャラクターに仕上がっていくと思います。