マイホームヒーローは原作も人気で2023年4月からアニメも始まり、声優陣も豪華で話題となりました。
作品の魅力としては、主人公に共感できることや繰り広げられる頭脳戦です。アニメが始まったことで先の展開がどうなるのか気になる方もいると思います。
そこで今回はマイホームヒーローのアニメ1期のネタバレや最終回を中心に窪と志野がラスボスで黒幕なのか、発端は鳥栖哲雄の遺産を巡った事件だったというタイトルで書いていきます。
『マイホームヒーロー』は何クール何巻どこまでやる?原作は完結してる?
マイホームヒーローはまだ完結していません。現在は第三部が始まり、カルト教団が壊滅した後の話で哲雄たち家族の平穏な生活が続いてくストーリーとなっています。
アニメ1期はBlu-rayの発売情報から考えると1クール放送となります。原作では第一部、第二部、第三部と分かれているので、第一部が終わる6巻の48話まではやると考えられます。
ですが、アニメ1クール放送の場合は大半が3巻~4巻分となります。もし、6巻までやるとすると1話に凝縮していくことになるか、エピソードを省略していくかということも考えられます。
しかし、第1部は哲雄が裏社会に踏み込むきっかけとなる出来事から束の間の一家が平穏を取り戻すまで描かれているので、是非とも省略せずに最後までアニメ化して欲しいと思います。
『マイホームヒーロー』は窪・志野がラスボス?
マイホームヒーローでは窪・志野がラスボスなのではと言われています。
窪(本名:佐武辰巳)
窪は志野にスカウトされ半グレの組織に入りリーダーとなっています。第一部では指示に回ることが多く目立った動きはしていませんでしたが、第二部では歌仙の実家がある村にあるカルト集団を大量殺戮し、日本中に指名手配されることになります。
延人を捜索している時も哲雄のことは常に疑っていて、執拗に狙っていて哲雄にとっては最大の敵をも言えます。大量虐殺後、窪は海外に逃亡し行方が掴めなくなりますが、第三部で再び哲雄の前に現れることとなります。
哲雄に対し窪は謎を解いていくことで自分の居場所が分かるようにしています。今までも歌仙の力も借りたりしながら乗り越えてきた哲雄が、窪とはどのような対決をしていくのか気になるとことです。
志野
志野は半グレ組織のトップで窪や義辰を引き抜き、組織の一員にした人物です。初登場は義辰の回想シーンですが、哲雄との面識は第三部が初となります。
カルト集団の殺人事件の犯人とされている哲雄に志野は電話をかけてきます。内容としては誰かが哲雄に罪を擦り付けている、その人物は自分の組織の人間も殺している可能性があるから探して欲しいとのことでした。しかし、哲雄は電話をかけてきた人物は本当に志野なのか確信がなく依頼を断ります。
すると、気付かないうちに自宅に設置されていた発火装置を起動され、哲雄の自宅は全焼してしまいました。このことから電話の相手の志野は本物だと思い始めます。
今まで直接の接触はなかった二人ですが、第三部では積極的に関わりを持つようになってきました。窪とは一緒に行動していたにも関わらず、窪の哲雄に対しての気持ちを分かっていなかったりと不思議に思うところが多くあります。
もともと鳥栖家の財産を狙っていたこともあり、窪と同様に最終的には哲雄たち家族の前にラスボスとして立ちふさがる存在となると思います。
『マイホームヒーロー』のネタバレ最終回結末
1巻
主人公の鳥栖哲雄はどこにでもいる普通のサラリーマンで推理小説を書くのが趣味です。一人暮らしを始めた娘の零花と久々にファミレスで会うことになりますが、娘はサングラスをかけマスクをした状態できました。マスクを外すと顔に殴られた痕を見つけ、同居している男性にやられたのか聞きますが零花は否定します。
零花と分かれた後に哲雄は帰りにいかにガラの悪そうな若者たちとすれ違い、その男たちが零花の話をしているのを聞き後を付けます。キャバクラに入っていくところまで追いついた哲雄ですが、バレてしまい身分証の写真も撮られた上で殴られてしまいます。
翌日、哲雄は零花の家に行きますが、タイミング悪く彼氏の麻取延人も来てとっさにクローゼットに隠れます。そのまま延人の電話内容を聞くと、過去にも二人の女性を殺害していること、妻の実家の財産が目当てだったこと更には零花を殺すと言っていました。
このままでは娘が危ないと思った哲雄は衝動的に延人を殺害してしまいます。そこに妻の歌仙が訪ねてきて哲雄に「バレなきゃいんじゃない?」と言い、死体をどう隠すか考えます。
一方、零花のマンションの様子を見ていた窪は、部下の恭一を使い一家の様子を監視させていました。翌朝、死体処理のために一家が庭に出た隙に恭一は盗聴器を仕掛けていきます。
ここから半グレ組織と哲雄たちの心理戦が始まることになっていきます。
2巻
死体の隠蔽をしてた哲雄と歌仙。何も知らなかった零花がきっかけで哲雄は半グレたちに拉致され拷問をされ、歌仙は自宅で拘束されてしまいます。
二人は聞かれるであろう質問を想定していて口裏合わせをしていました。歌仙を拘束していたメンバーは警察が来る可能性もあり哲雄と歌仙はシロだと判断し、撤収しようとしますが恭一は止めます。
しかし、窪から今回の恭一の行動は独断と判断され指揮権を奪われてしまいます。自身の立場が危うくなり「4日後の金曜までしか時間がない」という恭一に哲雄は「僕と組みませんか?」と提案をし、一時的に協力関係を結ぶことになりました。
二人は以前、延人の後を付けた時に行ったキャバクラに行き、延人の彼女「響」と会い組織とは別の顔があることやSNSの裏アカウントがあることについて聞きます。哲雄が席に戻り会計をしようとすると金額は1000万でした。
1000万のために二人はある取引現場に行き、鞄を奪ってい来る生存率が低い仕事をすることになりますが、その途中で恭一は哲雄になぜ大金が必要なのか話します。
銃撃戦となった取引現場から逃げ出した二人の前に、現場にいた男が現れますが乗り込んできた窪に撃たれなんとか助かりました。
3巻
窪のおかげでなんとか助かった哲雄は選択を迫られていました。窪は恭一の手当をしながら、哲雄に「死ぬのと仕事どっちがいい?」と聞きます。強制的に仕事をすることになった哲雄は先の取引で死んだ暴力団の死体の解体をすることになり、その様子を動画に撮られ弱みを握られてしまいました。
響から延人のスマホを借りた哲雄は、何とかしてパスワード入力まで辿り着いたところで、肝心のパスワードが分からずにいました。そこで再設定しようとしますが、「昔飼っていたペットの名前は?」と出てきて手がかりを探そうと延人の行きつけのバーに向かいます。
哲雄がバーに行くとそこには延人の父親である義辰がいました。会話から哲雄は義辰が延人の父親だと確信しますが、会話中に出てきた「キャップ」という単語に引っ掛かりました。お互いに偽名を名乗りその場を後にする哲雄ですが、義辰が言った単語からペットの名前を推測しパスワードの再発行に成功します。
哲雄と歌仙は大学の後輩だった田端に延人の役をやらせて生きているように思わせようとします。しかし、疑っていた窪の指示で解析され、偽物だとバレてしまうことになりました。
哲雄が犯人だと疑っている恭一は一緒に哲雄の家に向かいます。ここでも歌仙の機転のおかげで危機を切り抜けますが、ここから哲雄たちの延人を殺害した犯人が恭一だと仕立て上げる作戦が始まります。
4巻
期限の金曜日が翌日に迫る中、歌仙は組織が延人を殺害した犯人を哲雄に仕立て上げる計画を立てていることを知ります。そこで歌仙は恭一の実家に向かい、犯人は恭一だという証拠を置いてこようとしますが、恭一の母親と話すうちに覚悟が揺らぎそうになりますが持ち直します。
一方、恭一は哲雄ではなく零花と接触を図り違和感を感じていたことを確かめようとします。実際に零花と恭一が会いそうになると、歌仙の芝居で阻止させました。
哲雄の方もなんとかして恭一に罪を擦り付けようと工作をしていきますが上手くいかず、次の作戦として組織内で疑いが向くようにしていくことを考えます。
恭一は延人が零花の部屋で死んだと考えを哲雄に話しながら現場で血痕を探すが見つかりません。そこで哲雄は竹田が恭一を犯人にさせようとしていると推測し、恭一の現住所に行くことに成功します。
期限の金曜日になったところで恭一と哲雄は明日、どちらかが消えるという覚悟を持ちながらも、恭一の手料理を食べながら話していました。
5巻
恭一を犯人にするために着々と準備を進めてきた哲雄。延人が関わっていた現金輸送車を襲撃した時に恭一も関わっていると竹田に伝えます。
竹田が延人の部屋を調べ始めると実際にお金が出てきて、更に恭一への疑いが向くことになります。竹田は窪と合流し恭一の部屋に向かい金庫を調べ始めます。入っていた現金は事件の時のお金と番号が違っていたため、一瞬疑いが反れますがその奥に仕舞われていた紙袋が見つかり変わります。
その紙袋に入っていたのは延人の骨でした。犯人とされ拘束された恭一が脱走し、きっちりと自分がハメられた手がかりと自分の推論を義辰に伝え、自身は身を隠すために逃走します。
恭一から話と聞いた義辰は自ら延人が殺害された零花の部屋に向かいます。そこには哲雄も居て、延人の時と同じようにクローゼットに隠れます。とうとう対面する二人ですが今後のハラハラする展開が続きそうですね。
6巻(48話まで)
5巻の最後では義辰が窪に電話しようとしたところで哲雄が攻撃を仕掛け止めたところで終わりました。一瞬気を失った義辰は意識を取り戻すと再び窪に電話をかけようとしますが、また哲雄に妨害をされます。なかなか決着のつかない対決は最終的に義辰の自殺によって終わりました。
このまま義辰の死体が見つかってしまえば、哲雄の家族が殺害されてしまうことと今までの計画が台無しになってしまうと考えます。
義辰が出てこないことを不審に思った組織の人間が部屋に入ってきましたが、咄嗟に風呂場に隠し事なきをえます。そして山の中に義辰の死体を埋めて妻と娘の待つ自宅へ帰ります。
48話の最後に窪は韓国に居て何やら話している様子です。一方、哲雄は義辰を殺したことでこれでやっと終わると思い束の間の平穏を感じるところで第一部が終わります。
アニメ1期の最終回
アニメ1期では全12話ですが、原作でも心理戦やハラハラする展開など見どころも多いので、エピソードを省略する可能性は低いでしょう。
そのため、最終回は哲雄たちが束の間だけれど平穏な生活を送る様子が描かれている第一部の最後までになると予想します。その場合、窪が何かをしようとしている描写もあり、2期ではどんな幕開けとなるのかといった想像も持てるので続編への期待が高いまま繋げることもできると思われます。
まとめ
マイホームヒーローのアニメ1期のネタバレについてまとめてきました。
回を増すごとに色々な人物を巻き込み心理戦や戦闘シーンも増えていき手に汗握る展開が続いていきますね。現在、漫画では最終章も始まりラスボスと言われている窪や志野がどう関わってくるのか動向に注目です。