2023年4月14日公開された『名探偵コナン黒鉄のサブマリン』。
そこでラストシーンでは、ベルモットがフサエブランドの限定ブローチの整理券を配っていた所、灰原哀が整理券をおばあちゃんにあげていましたが、その正体がベルモットでした。
今回はベルモットとフサエブランドのブローチについて、ベルモットがフサエキャンベル木ノ下の娘説や烏丸蓮耶説、灰原哀を助けた理由は何なのか?など考察していきます。
ベルモットの変装で老若認証を打ち破る
今回、黒鉄の魚影では、直美・アルジェントが作った『老若認証』という子供の頃の顔画像から骨格とAIを使って老けた姿をCGで作り出し、防犯カメラネットワークシステムから対象の人物を探し出すといったものがありました。
そしてこれによって、コナンと灰原の正体がバレてしまいました。
しかし、ベルモットが世界各国に飛んで灰原の顔で動いたことにより、そっくりさんでも反応してしまうというバグを証明したことによりジンなどから老若認証の信頼性が落ちたことで灰原=宮野志保が消え去りました。
では、なぜベルモットはそうまでして、灰原を助けたのでしょうか?
フサエブランドブローチの整理券
今回、冒頭で、フサエブランドが好きな灰原が限定ブローチの整理券を配っているのを見て、それを貰いに行きました。
しかしそれで最後の整理券だったために、後ろに並んでいたおばあちゃんがもらえなくなりました。そこで灰原は値段をちゃんと見てなくて私には買えないと言ってそのおばあちゃんに最後の整理券を渡しました。
そうしてラストシーン。なんとそのおばあちゃんはベルモットでした。着物の帯にフサエブランドのブローチをつけてエレベーターに乗っていきますが、最後にこう言います。
『私が助けたワケ?それを探るのがあなたの仕事でしょ、シルバーブレッドくん』
直前に安室はコナンにベルモットが変装して老若認証に欠陥があることをした事を伝えましたが、2人ともなぜそんなことをしたのかわかっていませんでした。
一つ理由があるのなら、やはり灰原がフサエブランドのブローチの整理券を渡したことでしょうね。
ベルモットは灰原をベルツリー急行で殺したはず
そしてベルモットは以前ベルツリー急行の爆破で灰原を葬ったはずでした。しかしコナンのトリックのおかげでそう思わせただけでした。
その後、ジンにシェリーは殺したと言ってしまった為に、後戻りできなくなったというのもあります。
現在は灰原の正体を知っているベルモットですが、それを組織内で話してはいません。薬を作りだした宮野一家を恨んではいるようですが、ベルモットは裏では組織の壊滅やコナンと蘭の味方でもあるような立ち位置です。
しかし灰原はコナンたちとも仲が良いために、灰原に手を出しづらいというのもあると思います。
でも一連のことを考えるとやはりブローチの整理券をくれたことが一番なんでしょうね。
ベルモットがフサエキャンベル木ノ下の娘説
フサエキャンベル木ノ下は40年前に阿笠博士と互いに初恋の人物です。ハーフで金髪だった為にいじめられていましたが、阿笠博士がイチョウの葉っぱみたいで綺麗だと言います。
その後、イチョウの葉っぱをモチーフにしたフサエブランドを立ち上げたということになり、40年ぶりに再会。フサエはコナン達といた阿笠博士は既に子持ちだと勘違い、そして運転手のビリーを夫だと嘘をつきます。
しかし去り際に阿笠博士は「今でもイチョウは、大好きですよー!」と車に向かって叫びます。自分の事をまだ想っていたことに涙します。
こんな感動的なストーリーがある、フサエブランドですが、金髪ということもあり、そして今回なぜベルモットがこのフサエブランドを欲しがっていたのかということもあり、娘説があります。
さらにはベルモットが『ボス』と呼ぶ烏丸蓮耶は実は女性であり、フサエではないかとも言われています。年齢は合いませんけど、フサエとベルモットが親子関係というのは、今回の黒鉄の魚影からもあり得ることではないでしょうか。さらには、フサエの母親の再婚相手が烏丸蓮耶という考察もあります。
まとめ
ということで今回はベルモットが灰原を助けた理由にフサエブランドのブローチについてご紹介しました。
ベルモットとフサエの繋がりがあったら面白いですよね。
でも黒の組織に関わっていてほしくはないですよね。