4月14日に公開された劇場版『名探偵コナン黒鉄の魚影』ですが、そこで『老若認証』システムを開発した直美・アルジェントという人物が登場しました。
今回は直美・アルジェントは灰原とアメリカで小学校の時に一緒にいた人物でした。そこで声優や年齢、過去国籍についてなどご紹介します。
直美・アルジェントとは
直美・アルジェントはパシフィックブイでエンジニアをしている女性です。初対面のコナンに対しても優しく接してくれて子供目線で話してくれるとても素晴らしい性格をしています。
イタリア人の父親に日本人の母親の間に生まれた女性で、幼少期にそれが原因でいじめられていたというエピソードがあります。
元々は1人でプログラムを組んでいた所、インターポールに声をかけられてパシフィックブイにきました。
ちなみにアルジェントはイタリア語であり、『銀』という意味なんだそうです。
そして面白いのが、
アルジェント:銀(GIN)
灰原哀:灰色(GRAY)
ジン:GIN
グレース:Grace
など、Gにまつわる名前が多いもののようです。
直美・アルジェントの声優は種﨑敦美
直美の声優は種﨑敦美さんです。
種﨑敦美さんは近年かなり活躍している声優で声の幅が広い声優としても有名です。今回では男性のピンガと女性のグレースを演じていた村瀬歩さんも凄かったですよね。
種﨑敦美さんはSPY×FAMILYのアーニャ、ジョジョ6部のエンポリオ、ダイの大冒険のダイなど、少年少女の役からその着せ替え人形は恋をするの乾紗寿叶、Vivy -Fluorite Eye’s Song-のヴィヴィなどの女性キャラまで演じています。
個人的には凛々しい声が特徴的な声優かなと思っていますが、アーニャのような声も出せるのがかなりすごいですよね。
直美・アルジェントと灰原の関係
直美と灰原こと宮野志保は小学校の時に一緒の学校に通っていました。
アメリカにいる時であり、東洋系が珍しかったからか、毎日いじめにあっていたと言います。
そんな時に庇ってくれたのは日本人の宮野志保だったとか。ここ座ってとバスの座席を空けてくれたものの、その日から標的が志保に変わったとか。
でも直美は助けられませんでした。それはまたいじめに合うかも知れないと思うと怖くて動けなかったと言います。
そして人種によって憎しみ合わない世の中にしたいと思ったとか。アニオリキャラではありますけど、すごい関係です。
直美・アルジェントは老若認証の開発者
直美は自分が幼少期に人種差別された経験を元に作り出したのが『老若認証』です。
人類学とAIを学んでいる内に人種や年齢問わずに認証できるプログラムを思いつき、そしたらインターポールから声がかかって老若認証をテストするために、日本の防犯カメラにアクセスする権限をもらいます。
その時に最初に思いついたのが宮野志保のことだと言います。ずっと謝りたくて会いたかったとのことでした。
そして老若認証を使って見つけて、今の灰原がヒットしたとか。この老若認証は過去のいじめと灰原との出会いがあって作られたものということのようでした。
それがとんでもないことなんですけどね。
直美・アルジェントは灰原の正体に気づいていた
そしてラストシーンの方で空港で直美と灰原は別れを告げます。
ずっと灰原は宮野志保なんて知らないと言い続けていました。しかし直美は心の中でこう言います。
『また会えて嬉しかったわ、志保』
灰原やコナンの正体を知ってしなうキャラは結構な確率で死んでしまいますけど、直美は死ななかったので、これはかなりレアケースなことではないでしょうか。
直美もおおっぴらに灰原は宮野志保だとは言わないと思いますから、外にそんなことが漏れ出ることはないと思われます。なので、もう黒の組織に狙われるとかはないでしょうね。
ネックレスはフサエブランド?ベルモットが『かわいい』
これは確定したものではありませんが、直美が身につけていたUSB型のネックレスは、イチョウの形をしていたことから、フサエブランドの可能性があります。
なぜなら、ベルモットがネックレスを見た時に『あら、かわいい』と言っていました。
今回ベルモットは灰原にフサエブランドの限定ブローチの整理券をもらっていたおばあちゃんだとわかりましたが、そこから、フサエの娘説や母親説、同一人物説などが考察されています。
なので、フサエと関わりがあることはかなりあると思っていて、だからこそベルモットはフサエブランドが好きなんだと思います。
まとめ
ということで今回は直美アルジェントについてご紹介しました。
直美は本誌では出ないキャラだとは思いますけど、灰原とつながりのある味方キャラは珍しいですよね。