水星の魔女第15話で登場したオルコットとグエルの関係がジンネマンとバナージを思い出させると話題となりました。そしてオルコットはグエルを成長させるきっかけを作っている人物でもあります。
そこで、今回はグエルにとって重要な人物であるオルコットを演じる声優や以前はドミニコス隊に所属していたこと、子供を失った理由について書いていきます。
オルコットの声優は三上哲
オルコット役を演じるのは三上哲さんです。
三上さんは他にも「DOUBLE DECKER! ダグ&キリル」ダグ・ビリンガム役、「薔薇王の葬列」ウォリック伯爵役、更に吹き替え映画では「ベネディクト・カンバーバッチを専属」でされています。
三上さんは高島信二さん・西原俊次さんとオメガトライブというバンドを結成していて、解散後に声優・俳優として活躍をし始めました。リードヴォーカルを担当していて、DOUBLE DECKER! ダグ&キリルではキャラクターソングも出しています。
オルコットの正体の元ドミニコス隊
ケナンジからオルコットは元ドミニコス隊のメンバーであり本名がリドリック・クルーヘルと明かされました。しかし、ドミニコス隊での彼の経歴は全て削除されていてケナンジがデータを閲覧しようとしても「アンノウン」と表示されています。
かつて属していたドミニコス隊はアーシアンの武装組織「フォルドの夜明け」を敵としています。現在オルコットは敵側となっているフォルドの夜明けに所属している状態です。
理由としては息子を失ったこととなっていますが、詳しいことについては今のところ不明です。この後はグエルとオルコットは軌道エレベーターに向かうことになり、その道中に語られるのかなとも思いました。
オルコットはジンネマンとバナージ感?
グエルはもともとドミニコス隊に入隊することを目標としていました。そのグエルがかつてドミニコス隊に所属していたオルコットと行動をすることになります。
第15話でオルコットはグエルに「俺はお前の親じゃない」「「どうしたらいいのかは自分で考えろ」と言っているシーンがあります。このやりとりを見たファンからはガンダムUCのバナージとジンネマンのやり取りを思い出すとの声が多くありました。
オルコットは家族の為に帰ろうとするグエルを自分のせいで亡くなってしまった息子と重ねているのかもしれません。オルコットはあえてグエルを突っぱねるような言い方をしていて、彼が言いなりになっていた状態からの脱却するきっかけを作っているのでこのあとも成長させるために導いていって欲しいですね。
オルコットの子供家族は過去に死亡?
オルコットは過去にドミニコス隊の活動が原因で息子が死んでしまいます。
15話でシーシアが発した「なんで父さんじゃなくてお前なんだよ」という言葉はグエルには自分と自分の父ヴィム、オルコットは息子を亡くした時の記憶を思い出させました。オルコットがまだスペーシアン側にいた時にアーシアンに襲われ息子が死んでしまい同時に左手も失ってしまいます。
亡くなった息子を思い出した時に「いらないんだよ、そんなものは」と言っていますが、まだ後悔をし続けていることから逸らすための叫びだったら切ないですね。更にグエルの口に食べ物を押し込んだ時とシーシアを助けた時にオルコットの左手が義手なのも判明しましたが、この義手についてもどこかで掘り下げて欲しいなと思います。
まとめ
オルコットはグエルと境遇が似ていると思い放っておくことはできなかったのだろうとセリフの端々から感じます。自分のせいで息子は死んだとなっていますが、左腕の義手のことなどまだまだ不明なことも多くあるキャラクターです。
グエルがオルコットに軌道エレベーターまでの行き方と聞いたことで共に行動することになった二人。これから義親子または師弟関係としてどのようになっていくのか気になりますね。