機動戦士ガンダム水星の魔女17話にて、プロスペラは後1回だけ決闘をしてほしいことをミオリネに言いました。
その後グエルとの決闘でエアリアルは青ではなく、白なのか銀色なのかの光が出ていました。
今回はプロスペラのあと1回だけ決闘の意味やエアリアルの銀色の光の色はパーメットスコア8なのか考察していきます。
プロスペラがあと1回だけ決闘と発言
17話の冒頭でミオリネが「総裁とクワイエット・ゼロを引き継ぐ」と言った後に、プロスペラは「もう一回だけ決闘させて」と頼み込んでいました。
ここのやり取りではプロスペラの交渉術が発揮されているところが多くあり、ミオリネの総裁立候補、クワイエット・ゼロ計画の引継ぎ、スレッタとエアリアルをもう一度決闘させるなど望んだ結果をほとんど得ていることになります。
プロスペラの目的の通りエアリアルのスコアを上げるためにはどんどん決闘させればいいはずです。しかし、今回は「もう一回だけ」と言っていて、この一回だけで欲しいものが手に入ると確信があったので出た発言です。
達成したかったものはエアリアルがダリルバルデが戦った時の「白い光」でした。この白い光については他の項目で詳しく説明していきます。
決闘でエアリアルが青ではなく白か銀色の光に
グエルとスレッタの決闘ではエアリアルに白い光が見えました。
今までと違うところは以前はスレッタに危険が迫るとエリクトが表面に出てきていましたが、今回はスレッタが能動的に光を放っていたのでパーメットスコアが上がるにつれてエリクトの能力が移っていると思います。
この白い光については、16話でエレン5号がエアリアルのデータストーム内でエリクトに会った時の空間背景に似ていると感じました。徐々にエリクトの意識が表面に出てきていることも考えると、光もエリクトに関係したものに変わったのだろうと思います。
白か銀色の光はパーメットスコア8でエリクト解放?
今回はこの白い光をパーメットスコア8として仮定していきます。プロスペラはエアリアルがあと一回戦いオーバライドすればスコア8になると知っていたため、あと一回と言ったのです。そして学園内で渡り合える腕を持つグエルと戦うことで目的を達成させました。
エアリアルが放った白い光ですが、エリクトが現れる時の背景と同じだということに気付きます。ということはパーメットネットワークが実体化してきていると考えられます。そこにプロスペラが計画しているクワイエット・ゼロで増幅させればエリクトが現実世界に現れるのではと思います。
もうスレッタはエアリアルに乗る必要はない?
スレッタはグエルとの決闘に負けてしまい、エアリアルを取り上げられてしまいました。
決闘中ではベルメリアはエアリアルを停止させるために罠を仕掛け、エリクトはスレッタに対し「ごめんね」と言っていました。この決闘の最中にプロスペラのスコア8という目標が達成されたので、エリクトはエアリアルを停止させました。
印象的だったのはミオリネのやり方でした。スレッタから大切なものを全て奪うことで成長を促し、母親から逃れられるようにしようとしていました。やり方が父親のデリングと同じでやはり親子だなと感じますね。
エリクトはエアリアルを停止させる、ミオリネはスレッタの大切なものを奪うことで、プロスペラの復讐から離そうとしているのかなと感じました。決闘で当初の目的だったスコア8になったので、もうスレッタはエアリアルに乗る必要はないのだろうとも思いますね。
まとめ
プロスペラが言った発言の意味やエアリアルが放った光について考察してきました。
全てを奪われてしまったスレッタの成長、そしてそのスレッタを守ってきたエリクトが実体化したらどうなるのかも気になりますね。今後の展開が読めない水星の魔女ですが、そろそろスレッタの正体についても語られそうですね。