2023年5月12日から全国で公開された『劇場版サイコパスPROVIDENCE』。
今回は『劇場版サイコパスPROVIDENCE』のネタバレをラスト結末まで、さらには考察をご紹介していきます。
『劇場版サイコパスPROVIDENCE』の時系列
まず、今回の映画は、2118年1月の物語だと公式サイトでも公開されています。そして3期が2120年となっているので、3期の2年前の物語だとわかります。
2年前、慎導篤志と輝・ワシリー・イグナトフが死亡し、3期への慎導灼と炯・ミハイル・イグナトフの話に繋がっていきます。
メインは公安局ですが、まだ灼と炯は公安に入っておらず、常守朱中心に物語が展開されていきます。
『劇場版サイコパスPROVIDENCE』のネタバレ
ストロンスカヤ文書
日本にストロンスカヤ文書と届けにきたミリシア・ストロンスカヤ。(恐らくは舞子・マイヤ・ストロンスカヤの母親)しかしそこでストロンスカヤ文書を奪う為にピースブレイカーによる襲撃を受けてしまいます。
そこでは、甲斐・ミハイロフという人物がミリシアを殺害し、仲間の赤髪のピースブレイカーがミリシアの頭部を切り離します。そこに外務省行動課の戦闘機ややってきて狡噛が一人で潜入。しかし甲斐との戦闘の結果、逃げられてしまい、船も爆破されてしまいます。
それからノナタワーにて禾生局長やその他お偉いさんがいる会議で常守がいました。そこには慎導篤志本部長も。そこでは常守はシビュラと法の話、日本が近隣諸国から搾取し、略奪経済を拡大するやり方を懸念しているとか。
色々反論されますが慎導篤志が落ち着いてと言います。日本第一の考えでは危ないと常守の意見の一部に賛成。そこで日本と海外の関係を明らかにしてくれる人がくるはずだったと言います。そこで常守に霜月から連絡が入ります。海上保安庁から海外船舶のグローツラング号にて銃撃があったとのこと。
ちなみにグローツラングとは南アフリカに生息する大蛇のことを意味するようです。そして会議を終わらせた慎導篤志は、グローツラング号にはミリシア・ストロンスカヤ博士が乗っており、行動経済学と統計学の世界的権威だとか。
そこで『ストロンスカヤ文書』というシミュレーション理論を確立し、
とか。ミリシアとは入国管理局にいた時に知り合ったとか。
その後、慎導篤志は常守には期待していると、監視官を長くやりすぎだと言います。2人は車で一緒に移動していました。
ピースブレイカー
それからグローツラングがある海岸へ外務省海外調整局行動課と公安が出くわし、霜月は公安の仕事だと言います。そこにはフレデリカと矢吹局長が来ており、さらには壬生局長も彼らに任せろと言います。
矢吹と慎導が『ストロンスカヤ文書』を手に入れたような話をしていました。時間がないから動いたものが止まることは許されないと言います。
その後、雛河が回収したミリシアのPCを解析するとその日最後にメールを送ったのが雑賀譲二教授であることが判明。常守は雑賀先生に会いに行きます。慎導に紹介されて研究協力者として関わっていたとか。研究成果を渡したいという連絡でストロンスカヤ文書でした。そして出島の国際私書箱にある番号をもらっており、雑賀先生が直接行かないともらえないものだとか。
この時点で、雑賀先生は慎導に利用されるかもしれない懸念を話し、ストロンスカヤ文書は結果、シビュラの告発に繋がる可能性があるとか。そうして公安と行動課立ち会いの元、出島に向かいます。
そこで、敵の正体について目星がついてるとのことでフレデリカから外務省海外調査部現地調査隊、通称ピースブレイカー。外務省の強行派が破壊工作の為に海外に潜伏させた部隊とか。5年前に解体したそうですが、その後誰一人日本に戻ってきていないとか。
そして、共に行動することになった公安と行動課ですが、ずっと日本を出ていた狡噛がついに公安局と再会。宜野座が狡噛に掴みかかります。そうして出島に向かいます。
砺波告善
飛行機の中で敵ピースブレイカー隊長の砺波告善(となみつぐまさ)について聞きます。国防軍から海外特殊部隊に所属、その後ピースブレイカーに転属したというのが最後の情報だとか。
そして、狡噛と雑賀の会話、狡噛が戦闘で聞いたテモテへの手紙の一節を相手が言っていた事を話します。そこで砺波は聖人パウロに自分を重ねているのかもしれんなと言います。それから狡噛に常守から連絡が入ります。久々の会話でした。行動課はなんなのか聞き、外務省の執行官が呼ばれたから帰国を許されたとか。
常守は狡噛が法を犯そうとしたら必ず次は止めますと言うと、狡噛はあんたが正しいと思うことをしろと言います。通話を切ると常守はただ謝ってほしかっただけなのにとつぶやきます。
それからフレデリカは矢吹に人員配置について狡噛に知らせるなと通達。そしてストロンスカヤ文書を受け取るビルに行くと人が全然いませんでした。しかし狡噛は一般人を退避されたことを見抜き、行動課の人員が増えていることを須郷が報告。公安は囮に使われたとのことでした。
そしてストロンスカヤ文書ですが、そこにはなく、鏡がありました。最初から囮だったというわけだと雑賀が言うと、ピースブレイカーの戦闘機がビルに突っ込んできます。
ピースブレイカーとの戦闘が始まりますが、犯罪係数が低く執行対象から外れます。赤髪の男は銃で撃たれても何度も立ち上がり、狡噛と常守がいましたが、雑賀が上から落ちてしまいそのまま死んでしまいます。
狡噛は甲斐ミハイロフと戦いますが、最終的には逃げられてしまいます。その後、雑賀の死を常守が悲しみ涙します。慎導も来ており、最悪の場合国防軍にも協力を要請することにしたと話しますが、常守に全てを仕切っているようだと怪しまれます。
獣の群れを野生化させてしまったから責任を取らねばならないと言います。常守は私は先生を巻き込んだと言いますが狡噛は慰めます。そして霜月に慎導本部長を調べてと言います。
ジェネラル
慎導は、炯・ミハイル・イグナトフと舞子・マイヤ・ストロンスカヤの前におり、舞子の母親であるミリシアが亡くなったことで舞子は泣いていました。炯は舞子は俺が必ず幸せにすると言います。そして兄のことだけど、式に間に合うかもしれないと言います。
その後、篤志と灼はお祭りの中を歩いていました。2人を頼んだぞと灼に言います。
砺波は、ある場所で、ピースブレイカーの隊員に対して話しかけ、ジェネラルがお越しになると言います。そこで機械音声のような声が鳴り響きます。世界に正しき正義と秩序を、私は常に皆と共にいます。と言って消えていきます。砺波はあなたの予言に準じると言います。
そして、矢吹局長はピースブレイカーに囚われており、水責めされていました。ストロンスカヤ文書はどこにあるのか聞き出そうとしていました。それから甲斐に矢吹の尋問は任せて砺波はジェネラルのいる北に行くと言います。
輝・ワシリー・イグナトフ
それから、甲斐と戦った時にナイフに付着した馬の産地を調べるように唐之杜に依頼します。そしてピースブレイカーの撃たれても死ななかった男を調べた結果、脳に特殊なチップが埋め込まれていたとか。
そこで狡噛が憑依はどう思うか化学的説明をつけられないか唐之杜に聞きます。そして人間と他の動物では精神構造が違うとのことで、人間は自分自身を神の視点で見ることができ、精神を人間と神に分けることができるとか。そして神の部分を独立させれば、神の声が聞こえるのではないかという話をします。
それから霜月は壬生局長にピースブレイカーの拠点を九州の阿蘇と特定したと報告。そして相手がチップで犯罪係数を偽装しているなら、通常の刑法を適用するしかないと常守が言い、壬生局長は違法武器の所持ということで拘束を許可します。
そうして皆で阿蘇のアジトに向かうと出てきたのは矢吹を抱えた甲斐でした。甲斐は自分は外務省海外調査局の潜入捜査官だと言います。そして狡噛に砺波に気づかれる前に今すぐ俺を拘束しろと言います。
そして取り調べでは、甲斐は俺は輝・ワシリー・イグナトフだと名乗ります。矢吹局長指揮下で潜入捜査をしていたと言います。今回の作戦も慎導からの暗号通信で知ったとか。そこでストロンスカヤ文書は俺が持っており脳に機密作戦用チップを埋め込んでいるとか。
砺波の目的を聞くと、文書と呼ばれているが、実際はシミュレーター理論で民族対立や大衆の暴走を予測し、数値化した紛争係数を測定。これを使えば紛争を事前に防ぐことも拡大させることもできるようで、砺波は拡大させようとしているようでした。
ディバイダー
そして輝はデータを摘出するまで拘束してくれと言うと、憑依を恐れており、脳に埋め込まれたもうひとつのチップ・ディバイダーで砺波が取り憑くとか。
輝は慎導に辛い務めだったなと言われ、常守は慎導に事情を聞きます。
それから輝にストロンスカヤ博士が殺された時について狡噛が聞くと、俺が殺したと言います。ミリシアはこの研究で娘には寂しい思いをさせた母親らしくない。それでもあの子たちの未来は守ると言い、輝は必ず届けますと言ってミリシアを撃ちます。
ディバイダーは精神を分割する装置で、自分を別の人間のように認識して罪悪感を別の人間に委ねることができることで、色相をクリアに保てるとか。精神の一部を砺波に委ねることで、宗教的興奮の化学的再現でもあり、行動の全てを砺波に委ねるとか。
そして、こちら側の隊員にも憑依が起きており、クラッキングで外務省職員には翻訳パッチが埋め込んであり、それに取り憑いたとか。
輝の目的はジェネラルと呼ばれる最高指揮官の居場所であり、何者かはわからないが、ようやく場所を突き止めたといいます。日本の最北北方列島だと言います。するとそこに銃を持った人物が現れます。砺波に乗っ取られた職員でした。フレデリカなど一部の人間もやられかけていました。
輝の死亡
常守と慎導は会話しており、輝が潜入捜査した経緯は砺波は日本人を信用していないことと、輝が志願したとか。正体がばれないように自らの顔を焼いたとか。
常守はなぜ極秘で入国したストロンスカヤ博士が襲われたのかといいます。それは砺波をおびき出す為に慎導と矢吹が意図的に漏らしたのではと言います。
常守は慎導の経歴を調べたが不審な点はなかったが違和感を覚えた。失敗はしないけど常に正しい道を選択してキャリアに繋がる。何者なのか聞くと、そこで狡噛から連絡があり、砺波が輝に憑依し、矢吹は死亡したと言います。
砺波が憑依した輝は船に乗り込もうとしていました。常守は追いかけると砺波は、慎導そいつも捨て駒にしたのかと言います。そしてドミネーターを構えると無駄だと言います。しかし執行対象になります。ディバイダーがオーバーロードしていました。
すると、輝が憑依する砺波に抵抗を始め、自らを銃で撃とうとします。始めから死ぬつもりだったようです。砺波は銃を投げ捨てます。そして俺は輝イグナトフだ!と言います。輝は最後に炯をお願いします。あいつには俺とは違う生き方をと言います。慎導は約束は守る後は任せないと言って輝を撃ちます。銃声と同時にお祭りで花火が上がります。
インスペクター
壬生局長と慎導は車の中で、長年見てきたがやはり食えない男だと言い、君には今回の件で責任をとってもらう、矢吹局長の死で情報規制は限界だとか。手段はどうであれこれまでの功績に感謝しているとか。
そして慎導はこの先にシビュラシステムは人の可能性を信じ続けますかと言い、壬生局長は我々はそのために存在すると言い、君の息子とその友人たちの安全は保証するといい、慎導は約束ですよシビュラシステムといいます。壬生局長は最後に選別だと言って本を渡します。
そして慎導は、ラウンドロビンにいる法斑静火の父親と電話していました。法斑の父親は死にそうな声で、ストロンスカヤ文書を公安に渡すつもりだったなといい、残念だ君のインスペクター権限は全て停止すると言います。つまり慎導はコングレスマンもしくはインスペクターだったんでしょう。
慎導篤志の死亡
篤志は常守に付き合ってほしいと言って、炯と舞子の結婚式に参加させます。そこには灼もいました。
そうして、披露宴では篤志が挨拶をします。シビュラがあるからこそ、異国で生まれた2人には困難が待っていると思うと言います。君たちには悔やまない道を選んで答えを出してほしいと言います。必要なのは真実であり、それを理解して誰も傷つかない選択をする、そこに本当の幸せがあると信じていると言います。
披露宴が終わりかけると、篤志はどこにもいなくなりました。そこで灼は篤志を探します。そんな時、車に一人いた篤志は銃で自分の頭を撃ち抜きます。それを灼が発見します。常守もその場に駆けつけます。
そして、炯と舞子は輝の死を聞かされ泣き、篤志の死で灼も泣いていました。灼は常守に何がどうなっているのかわからないことが多すぎで頭が変になりそうだと言います。常守はただお父さんはあなたのためにやったと言います。灼はなんだそれ教えてくれよと言うと、常守は自分で見つけるしかない、お父さんが言ったように真実を探しなさいと言います。
独立国
それから砺波はピースブレイカーは独立国を宣言しこれは日本、シビュラを敵対するものではないと言います。それを聞いて壬生局長は極めて有効的な交渉相手と診断したと言います。
そこで彼らの最高指導者ジェネラルと話をしたといい、極めて論理的思考の持ち主で、今後は我々の海外活動を支援するとか。代わりに北方列島の独立を認めると言います。
そして常守にはストロンスカヤ文書を彼らに渡す役目をしてもらうといい、まもなく慎導篤志のポストは君のものとなるといい、もう公安局の立場を超えて動いているじゃないかと言います。
それから、公安局や行動課は作戦を考えます。常守は砺波とピースブレイカーを逮捕すると言います。参加は強制しないと言い、全員参加することになります。
ピースブレイカーの逮捕作戦
移動手段は心当たりがあるとのことで須郷。後方支援は、霜月、雛河、六合塚、唐之杜はここで支援すると言います。常守がありがとうと言うと霜月は勘違いしないでと言います。
雛河によればピースブレイカーの通信機器の大元は移動しており、高高度疑似衛生ネットワークを利用しており、成層圏での飛行船だとか。これを多様すれば世界中どこでも大容量通信が可能だとか。
このシステムをハッキングして奪取するとか。ただ電波状況の悪いドミネーターの連続使用は不可能だからこの飛行船を逆に利用する作戦だとか。
常守は囮としてストロンスカヤ文書を砺波まで持っていく役目でした。
宜野座は狡噛に足はもういいのかと聞き、俺やお前が常守をこの仕事に縛ってしまったと考えることがある、俺はあいつの盾になると決めたといいます。俺ができる贖罪だと言うと狡噛は同感だと言います。最後に何のために帰ってきたのか聞くと狡噛は他の誰かのためにもうちょっとマシなことができるそんな気がしたと言うと、宜野座はほんの少しまともになったなと言います。
ジェネラルの正体
須郷は猿飛という人物に会っており、海底からの攻撃支援をしてくれるようでした。猿飛がお前に借りが返せて嬉しいよと言い、実は篤志からの指示で既に準備をしていたとか。
そうして皆は北方列島のアジトに潜入し始めます。常守だけは正面からストロンスカヤ文書を渡すために砺波に会います。そこで、常守はジェネラルに会わせてと言います。
砺波はここは自立型コンピューターによって件立された無人都市だとか。人の手を離れた進化に未来を見たとか。そしてジェネラルに会うとシビュラシステムと同じAIでした。これは雑賀先生が導き出していたとか。
元はサイコ用ハザード対策の医療用AIとして作られたシビュラの補助システムだとか。それを仕様変更しジェネラルを作られたとか。俺たちを死ぬまで働かせる為にと言います。
なぜジェネラルから離れないのか言うと、問題はそれを裏で操る人だと言います。常守はピースブレイカー隊が作られた闇は必ず暴くと言い、常守は逮捕しますと言います。
しかし犯罪係数は執行対象ではなくなっていました。そして砺波のディバイダーも作動します。そこで霜月たちは行動をし始めます。そして須郷が戦闘機でピースブレイカーの通信機器に近づきますが、レーザー攻撃を受けます。須郷が近づいている間だけ、雛河がハッキングできるようでした。
砺波の目的
砺波は常守の頭に文書がないことを知り、早く渡せと言います。そしてミリシア博士の頭で代用してもシステムは不完全だったと言います。だからあの時首を切り取っていたんですね。
なぜシビュラが生まれたのか、世界が大混乱に陥ったから、その原因は貧富の格差であり、それは絶対的な力でしか是正できないと言います。人が人を支配し続ける限り誰かが不当に殺されるといいます。
人を支配するのは全てを平等に裁定できるAIでなくてはいけない、そこに人は関わってはいけないといいます。
そこでジェネラルが喋り始めまる。通信システムのラファエルが不正アクセスを確認、エリア内の戦闘係数上昇中だと言います。そこで砺波が気づきます。ネズミが入ったから殺せと言って、常守と戦闘に。結果常守の足を銃で撃ち抜きます。
フレデリカや狡噛たちはエリミネーターが使えるまで辛抱だと言います。そこに、戦闘員に憑依した砺波が襲いかかります。須郷はラファエルのレーザーを交わし続けていました。そしてやっと雛河がハッキング完了します。
ドミネーターの中の文書
そしてハッキングしたことにより、ドミネーターが使えるようになりました。狡噛らがドミネーターを持ちます。そしてフレデリカがデコンポーザーでエリア内の兵器を一掃します。一回使うことで熱を持ってデコンポーザーがダウンします。
フレデリカと宜野座が敵を抑えている間に狡噛が常守の元へ向かいます。ただ、通信システムがまだ動いており、制御できなく、ハッキングされると自壊システムが作動するように設定されているとか。そんな中、霜月が壬生局長に会っており、常守を公安局の為にここで死なせてはいけないと交渉します。
そこで、常守は這いつくばりながら、あなたの神様にストロンスカヤ文書を正しいやり方で入れると言って、ドミネーターをジェネラルに投げ込みます。ジェネラルが紛争を終わらせる為にAIならきっと答えは変わるはずと言います。
そしてジェネラルは反応し、我が兵士達をたたえます。これより約束の地でシビュラシステムと一つになる。世界に正しき正義と秩序をもたらすでしょう。私は常にあなたと共にというと、シビュラシステムは医療用AIの不具合を調整、シビュラシステムの一部としてアップデート、不要になった端末をシャットダウンしますと言います。
砺波の死亡
須郷はラファエルと戦っていましたが、火力が足りず破壊できません。そこに霜月が手は打ったと言います。すると海底にいた猿飛が命令を実行すると言って対艦ミサイルを発射します。するとラファエルが爆発して落ち始めます。須郷がラファエルの破壊を確認します。
アジトが崩れ始めます。そして砺波の元に狡噛がきます。すぐには砺波は常守を殺しませんでした。苦痛を味わえとのことでした。
俺を殺してもこの始まりを止めることはできないといと、シビュラは絶対じゃない、人とシステムは共生関係でなくてはならない、そうでなければ生きる価値を失う、その形こそ法だと言います。砺波は人はシビュラのもとでささやかな幸せを求めるだけで正しさなど求めていないと言う、狡噛が砺波の頭を打ち抜きます。
常守は二度とさせないって言いましたよねと言います。狡噛は全て砺波の言う通りだろ、それでも俺は正しさを求めるお前を信じると言い、俺も裁かれなければいけないと言います。
慎導篤志の自白データ
それからみんな脱出します。
ラウンドロビンでは、代銀遙熙と裁園寺莢子がようやく全てをシビュラが手に入れた、つまり我々のものになった。法斑は限界をきたしリタイア。次のコングレスマンが楽しみねと言います。
一方常守はシビュラに会っていました。シビュラは慎導篤志と矢吹の指示によってピースブレイカー隊は他国に対し破壊活動を行ったその不正行為によって砺波の反乱を引き起こした、これは慎導篤志の自白データが証拠となり証明されたとか。慎導と矢吹の死亡をもって事件の調査を終了とすると言い、この結果は始めから彼らが望んでいたことだとか。
執行官の外部所移動には感謝しているというと、シビュラは狡噛はじきに行動課復帰の許可もおりるとか。あなたには慎導篤志の進んだ道を目指してもらいますと言います。そして常守は公安局をやめることになります。
常守の答え
そして霜月の任命式が行われます。
狡噛は収監されていた所に常守の手紙が届きます。ずっと悩んできたことがあり、犯罪係数によって揺るがない議論のないシビュラ社会。常に議論の余地があったはずなのに、人が人であるために議論し続ける為に今回の事件で痛感したと言います。人には法が必要であり、だから私にしかできない形で正義を問うことにしますと、あなたのおかげでこの答えを出しましたと書いてありました。狡噛はバカ野郎と言います。
常守は霜月の任命式、公の場で壬生局長を銃で撃ちます。しかし常守に対してドミネーターは起動せず、霜月に一係をお願いと言うも、霜月はこんなの納得できませんと言います。
そしてテレビでは、常守が人を殺したはずなのに犯罪係数が低いままということを全国的に放送されていました。そこで確実だった政府も法務省の解体を白紙にしたようでした。常守はそして収監されることとなります。
シビュラは常守にこれがあなたの選択ですか?と聞くと、常守は法律の廃止はさせない、これは人間だけじゃなくシビュラを守る糧になる、これが慎導篤志や輝イグナトフが守ろうとしたものを救うはずだと言うと、シビュラは面白いあなたの行為がこの社会に何をもたらすのか見せてもらいましょうと言います。
一人になった常守は泣き始めます。最後に狡噛は必ず迎えに行くと言います。
こうしてPSYCHO-PASS3期に繋がっていきます。
『劇場版サイコパスPROVIDENCE』のレビュー・感想
そして『劇場版サイコパスPROVIDENCE』ですが、普通に面白かったです。
3期でわからなかった事がおおよそ全て解決したといってもいいでしょう。サイコパス3期を見た人は絶対に見たほうが良いと思います。
ただ一つ慎導篤志は結局何がしたかったのかよくわかりませんでした。これはこれ以上慎導篤志について突っ込まれる要素があまりないのかなと思いました。
ただ評価を10段階にすると個人的には8くらいかなと思いました。
戦闘シーンも多数ありましたけど、今回の映画の戦闘はゆったりとした格闘のイメージで、ちょっとスピード感に欠けた印象でした。
敵の攻撃が当たっても良いところ、全然当たらなかったので、ちょっと味方側の補正が強すぎてる印象もありました。あとは、3期で生存者は確認してるので、誰が死なないとか安心感はありましたね笑
『劇場版サイコパスPROVIDENCE』の考察
※執筆継続中
まとめ
ということで今回はサイコパス最新映画をご紹介しました!
普通に面白かったですし3期の不明点をほぼ解説してくれたのでスッキリしました。
親子関係も色々とわかりましたからね。