呪術廻戦のアニメの2期が7月6日から放送開始されますね。
1期では、第8巻63話までのエピソードがアニメ化されました。原作では、禪院真希、パンダ、伏黒恵、釘崎野薔薇、虎杖悠仁の5人が一級術師へと推薦たところですね。
アニメ2期は第8巻64話からという事で、「懐玉・玉折編」のエピソードが含まれていることも明らかになりました。
そこで、今回は「懐玉・玉折編」について調べてまとめてみました。
懐玉の意味・読み方
懐玉
- 読み方:かいぎょく
- 意味:才能を内側に隠している事。実は懐に玉(宝石)を抱えているのに、外見はそんな風に思わせない様子。
- 懐玉有罪:身の丈の合わないことをすると、災いが起こる例え。
五条は自身の才能を過信した結果、伏黒甚爾に一度殺されかけた後に、覚醒します。
隠された五条の才能が開花して最強になっていく様子を「懐玉」と表しているみたいですね。
玉折の意味・読み方
玉折
- 読み方:ぎょくせつ
- 意味:優れたものが失われることや、才能があるのに若くして亡くなってしまう様子。
- 蘭摧玉折:才能を持っていたり、美人であったりと魅力を持っているのに、発揮できないまま亡くなってしまう事
ある出来事で、夏油は非術師は守るべき存在なのか疑念を抱くようになり、「呪詛師」として道を進めるようになります。
五条とは違い、才能があるにもかかわらず、呪術師として潰れ堕ちていってしまう夏油の様子を「玉折」と表したのでしょう。
懐玉玉折編は何巻?
懐玉と玉折は2巻に渡って描かれています。
懐玉は8巻65話から9巻75話、玉折は9巻76話から78話までです。
懐玉・玉折編は五条悟、夏油傑、家入硝子が呪術高専だった時の過去の話になります。
懐玉が五条の過去をフォーカスした話で、玉折が夏油の過去をフォーカスした話の様です。
ストーリーでは親友であった五条と夏油が真逆の道を辿ることになった理由も描かれていますね。
懐玉玉折編のネタバレ結末
懐玉・玉折編は、五条と夏油、家入が呪術高専時代だった時が舞台です。親友だった五条と夏油が真逆の道へと進むきっかけとなった過去が描かれています。
ある護衛任務にあたっていた五条と夏油の前に、同一人物の暗殺依頼を受けていた術師殺しと呼ばれる伏黒甚爾が現れました。
目的が違う故に戦う事になった結果、自身の強さを過信していた五条は、一度伏黒に殺されかけます。そして、伏黒は暗殺成功後、夏油に重傷を負わします。
しかし、才能開花により治癒能力を得た五条によって伏黒は倒されます。
その後、才能が開花した五条は単独任務が増え、最強の呪術師として道を歩き始めました。
一方、夏油も単独任務にあたっていました。その際、夏油は訪れた村で呪力持ちが虐げられている様子を見て、非術者を守るべき存在なのか疑念を抱き始めます。
結果、夏油は非術師を滅し、呪術師だけの世のなかに理想を掲げ、「呪詛師」として道を進み始めました。
よって、親友であった二人は真逆の未来を進むことになりました。
まとめ
いかがでしょうか。親友であったのに真逆の結末を辿ってしまう、少し切なくも感じるストーリでしたね。
優れた才能を開花する五条と、才能を持っていながらも堕ちてしまう夏油。
「懐玉・玉折編」では、五条と夏油の二人の才能を玉と表現し、呪術師としての表裏二面性をタイトルと共に対極的に描かれました。
二人の対極的な成長を、アニメではどう表現されるのか楽しみですね。