7月から放送される呪術廻戦アニメ2期では、「懐玉・玉折編」が放送されることが決まっています。「懐玉・玉折編」といえば五条たちの高専時代の過去の話ですね。五条と伏黒の戦いに注目を浴びています。
ですが、五条と伏黒が戦うきっかけには「星漿体」の体質を持つ少女・天内理子がいました。それぞれは彼女の暗殺、護衛と真逆の仕事を任されています。彼らの間に挟まれた天内理子はどうなるのか。
今回は、アニメ2期に登場するという事で、声優と原作での天内理子について調べてみました。
天内理子の声優は永瀬アンナ
呪術廻戦アニメ2期で登場する天内理子の声は永瀬アンナさんが演じられます。
幼い頃からお芝居が好きで、舞台を通し演技のすばらしさを知ったそうです。そして、演技の勉強をしている中で、声のお芝居に興味を持ち、声優を目指しました。
2020年から声優活動をしており、2022年のアニメ「サマータイムレンダ」で初ヒロイン・小舟潮役を演じています。その後、2023年に第17回声優アワード新人声優賞を受賞しました。
- サマータイムレンダ:小舟潮
- シャドーハウス:生人形
- BORUTO:少年
- ユーレイデコ:ハック
- ぼっち・ざ・ろっく!:インタビューアー
- 青のオーケストラ:女子生徒
- 山田くんとLv999の恋をする:生徒
アニメだけでなく、海外ドラマ等の吹き替えの声優もしていました。
既に公開されているPVでの天内理子の声は、女子中学生らしい活発な少女の声をしていますね。自身の運命を受け入れ明るく振舞っているが、実際は年相応の女の子である天内理子。彼女が抱える不安等を永瀬さんがどう演じられるのか楽しみですね。
天内理子の最期死亡・死因
天内理子は物語の中で伏黒甚爾によって亡くなります。天内理子は「星漿体」という事で、多方面から命を狙われていました。さらに天内理子の首には3000万の賞金がかけられ、呪詛師からも狙われてしまう羽目になります。
伏黒は、五条たちの目を呪詛師に向けることで、自身に対する隙を作らせようとします。伏黒の存在を知らぬまま、一同は沖縄に飛び、賞金のタイムリミットが来るのを待っていました。時がたち、タイムリミットがきて安心した瞬間、五条が伏黒に奇襲されてしまいます。
しかし、すぐに立て直した五条が伏黒を抑えておく事で、天内理子と夏油を先に進めました。天元様との同化は、周りの人たちと離れることを意味します。運命だと受け入れていた天内理子は、自身の願望を抑えようとしました。ですが、夏油と五条の心遣いによって、同化を拒み、みんなのもとに戻ろうとしたその時に悲劇は起きます。
五条を倒し、追い付いてきた伏黒によって頭を撃ち抜かれてしまったのです。頭を撃ちの抜かれたので即死だったでしょう。
「星漿体」でなければ、天内理子にもごく普通の女子中学生としてまだまだ多くの未来があったと思います。ですが、仕方ないとはいえ宿命一つで命を狙われるのは何とも言えない切なさがありますね。
天内理子の復活や生きてる?
天内理子は復活するのかという話がファンの中では出てきているそうですが、実際は不明なままです。天内理子は本編の12年前、五条たちの高専時代に登場しました。しかし、「星漿体」という事で、命を狙われ五条たちが護衛をするも、伏黒甚爾によって殺され亡くなってしまいます。
では、なぜ復活や生きていると言われているのかといいますと、それはファンブックでの記載内容が理由だそうです。2021年に発売されたファンブックの中には、天内理子についても書かれています。
しかし、彼女の年齢の部分で「享年14?」と曖昧な表記がされていました。同様に、天内のメイドであった黒井美里も伏黒甚爾曰く「多分殺した」と描かれていたが、ファンブックでは享年ではなく「年齢31歳」と書かれていたそうです。
そもそも、「星漿体」とは、呪術界で要となる存在・天元様を初期化するための生贄のような存在でした。天元様は不死の術式を持ちますが、不老ではありません。ですので、老いると人とは別のより高い存在に進化してしまいます。進化した際は、人としての意志がなく、人類の敵に回ってしまうかもしれないので、進化を防ぐために天元様を初期化しなければいけません。そのアイテム・器となるのが「星漿体」の体質持つ人間であった天内理子だったのです。
ですので、天内は不死の術式を持つ天元様の器になれる存在だから、何らかの形で復活、生きながらえている可能性はなくはないです。死体を五条が運んだその先は描かれていないので、どこかで保管されている可能性もあるかもしれません。そして、黒井の場合も、明確な殺害描写がないので生死が曖昧です。
死んだはずですが、確信がないのはファンブックでの書かれ方が大きいでしょう。今後、天内理子が再登場するのか気になるところです。
天内理子と五条悟と関係・呼び方
天内理子と五条悟の関係は、護衛される側とする側でした。天内理子は自分が「星漿体」と、特別な存在である自覚があるからか、五条を貴様と呼ぶなど尊大な態度で振舞っています。対して、五条は特別視などなく、天内やオマエと呼んでいました。
天内は「星漿体」である自覚の故、気高くお嬢様のような素振りを五条たちの前で見せていました。しかし、駆け付けた五条をクラスメイトに注目され、天内は咄嗟にいとこだとごまかすなど、クラスメイトの前ではごく普通の年相応の女の子として過ごしているようです。
五条は、天内の星漿体としての運命を受け入れている姿から、無下に扱う事は出来ず、沖縄観光を勧めます。その後、伏黒の奇襲により天内は亡くなってしまいました。本来ならば、五条は天内の死に怒りを露わにするところ、自身の覚醒に気分が向上してしまった事に、天内に謝罪をしていました。
それでも、天内を殺した伏黒を倒し、天内の遺体を自らの手で運んでいます。天内を思っているように見えるところありましたが、それは恋愛感情ではなく、純粋に一人の人間として天内理子を尊重していたのでしょう。
護衛される側とする側で立場に変わりはありませんが、それでも過ごした時間で多少思い入れが変わったのだと思います。でないと、天内が同化を拒否した時、彼女の意志を尊重するという考えにはならないでしょうから。
まとめ
アニメ2期に登場することを機に、天内理子についてまとめてみました。
登場は短くとも、呪術界、そして五条たちの未来の行き先のキーパーソンでもあったでしょう。
そして、死んだはずが、ファンブックでの記載により、天内理子の復活の可能性も気になりますね。原作で亡くなってしまったのは、切ないですが、アニメで会えるのが楽しみですね。