2023年7月から2期放送が決定し、大きな話題になっている『呪術廻戦』。
今回は、『呪術廻戦』の領域展延や宿儺五条と簡易領域違いに何話なのか、花御が領域展延を解いた理由などを考察していきたいと思います。
領域展延とは?
「領域展延」(りょういきてんえん)は呪術廻戦で出てくる技のひとつです。第171話で明かされた詳細がややこしいと話題です。
どのようなものなのかというと、自分自身の体に薄い膜のような領域を展開し、相手の術式効果を中和して無効化することができる、という技です。
例として2期で描かれる渋谷事変で、五条は無下限呪術を中和されるシーンがあります。領域展延を使ったのは特級呪霊の漏瑚・花御の2体です。
呪術廻戦といえば有名なのが「領域展開」ですが、これは「空間に相手を閉じ込める」もので、領域展延とは範囲が異なります。
領域展延と簡易領域の違い
次に領域展延と簡易領域の違いについて見ていきます。簡易領域とは領域展開を使うことができない術者も使える技で「弱者の領域」とも言われています。
そもそも領域展開は相手を閉じ込め、攻撃は必ず当たるというかなりチートな技です。そのため、多くの呪力を必要とします。
簡易領域は領域展開などの領域や術式の効果を一時的に中和することができます。領域展開のように広範囲な技ではなく、狭い範囲なので呪力の消費も少なくて済みます。
ここまでの話で領域展延と簡易領域がかなり似ていることが分かります。違いとして領域展延は身体に膜のように領域があり、簡易領域は周りの空間を覆うイメージです。また、簡易領域は術式そのものを無効化できるわけではありません。
225話の宿儺の領域展延で五条の術式を中和
225話では五条と宿儺の一対一の戦いが描かれています。実際に領域展延を使って、宿儺が五条の無下限呪術を中和しました。
渋谷事変でも使われた五条の対策がしっかり効いているということです。しかしデメリットとして生得術式と併用できないことが挙げられます。
つまり、五条の使う無下限呪術が領域展延以外の方法で攻略されれば、五条が負けるということです。その後、お互いに領域展開を発動させ、力を打ち消し合う展開になります。
しかし最終的に壊されたのは五条の領域でした。現代最強の術師とも言われる五条が負け、死んでしまったのではないかという声があがっています。
渋谷事変の簡易領域は何話?
次に渋谷事変での簡易領域は何話なのか見ていきます。渋谷事変は、2023年7月からの2期で主に描かれているので気になる人も多いでしょう。
渋谷事変で簡易領域は複数でできます。第82話では真人とメカ丸の戦いでメカ丸が簡易展開を使っています。倒したと思われた真人は生きていて、渋谷事変に繋がっていくことになります。
次に第101話、102話の特級特定疾病呪霊・疱瘡神と冥冥と憂憂の戦いです。冥冥が疱瘡神の領域内に閉じ込められ、憂憂が簡易領域を展開しました。
そして、第130話では真人と東堂の戦いで、東堂が九十九由基から直伝された簡易領域を展開しました。このように渋谷事変では、多くのキャラクターが簡易領域を使っています。
渋谷事変で領域展延を花御が解いた理由
渋谷事変で花御と戦っていたのは五条なのですが、五条は花御を瞬殺しました。花御はこの戦いで領域展延を使ってたので見てみましょう。
戦いの中で、五条の攻撃を無効化するために花御は領域展延を展開しますが、五条が無下限の術式を解いていると気が付きます。
領域展延を使っているときは他の技を出すことはできません。そのため、術式を使うために領域展延を解いてしまいます。
実はこれは五条の思惑通りで、花御を誘うために無下限を解いていたのでした。術式と術式の戦いとなり、最終的に五条が勝つことになりました。
まとめ
今回は呪術廻戦に出てくる領域展開や領域展延、簡易領域などの多くの技について見ていきました。様々な技の違いや仕組みは理解するのが難しく感じますが、面白いところでもあると思います。
7月から始まるアニメで、実際に技を使うシーンを早く見たいですね。