釈魂刀のオリジナルは伏黒甚爾が使用し五条との戦いで使っていました。その後、真依が作り出したレプリカを禪院真希が使用し一時的に死滅回游で大道鋼が使用しています。
オリジナルは5億円にもなり等級は不明ですが、能力や価値から特級呪具になるだろうと考えられます。
伏黒甚爾が五条との戦いで使ったのは釈魂刀
伏黒甚爾が釈魂刀を使用しているシーンは、9巻の71話の背後から五条を刺した後、夏油が使役している呪霊に取り込まれた時です。
呪霊の身体から出てくる時に切り裂いた刀が釈魂刀でした。この時は呪霊の中から抜け出すのに使用していたので、詳しい能力については不明でしたが、22巻で能力についても分かりました。
釈魂刀の値段は5億円
釈魂刀の価値は5億円と9巻で分かっています。ちなみに甚爾が使っていたもう一つの呪具「游雲」も釈魂刀ほどではないが数億はくだらないものです。
釈魂刀は甚爾と主従関係にあった武器庫呪霊が格納していた刀の一本です。入手方法は不明ですが、他の呪具はフリーとして仕事をこなしていく中で手に入れていったので、釈魂刀も同じ手段で手に入れたのかもしれません。
夏油に使役され、格納していた武器庫呪霊も夏油の死後行方知れずとなっているので、オリジナルは現在所在不明となっています。
釈魂刀の能力
釈魂刀の能力は「あらゆるモノの硬度を無視し魂を切り裂く」です。この能力を十分に使うには無生物の魂を観測する目が必要となります。
現在この刀を使いこなしているのは、伏黒甚爾、大道鋼、禪院真希の3人のみです。甚爾は呪霊でも最高硬度を持つ虹龍もを切り裂いていたので、能力を使いこなしていると言っていいでしょう。
真希は死滅回游で釈魂刀を使いこなせず苦戦していたが、たまたま大道鋼と三代六十四が乱入してきます。その時に大道が言っていた「それ以外が全て見えているなら、見えていると同じ」という意味について、三代から相撲を通して知ります。
そして、最終的に真希は甚爾と並ぶほどになり、釈魂刀の能力を十二分の引き出しました。
真依が釈魂刀のレプリカを遺す
17巻で真依と真希が父親の扇によって殺されそうになった時に、真依は命と引き換えに持っている生得術式で刀を作り真希に託しています。
この刀が22巻で「釈魂刀」だと分かりました。釈魂刀のオリジナルは伏黒甚爾が使用していて、真希に遺された刀はレプリカになります。
ここで気になるのが、真依がどのタイミングでオリジナルの刀を見たのかです。実物を見ていないとレプリカも作れないと思うので、もしかしたら甚爾が死んだあとに禪院家の忌庫に保管された時に見る機会があったのかなと思いました。
まとめ
現在、作中では釈魂刀のレプリカが出てきていますが、オリジナルは所在不明なので誰かが持っているもしくは隠されている可能性もありそうです。
真希が使っている釈魂刀はレプリカですが術式もしっかりと再現されているので、これからの活躍にも期待したいですね。