ヒミ様の正体は眞人母親でヒサコ子供時代の同一人物?火魔法使える理由と過去の記憶?【ジブリ映画/君たちはどう生きるか考察】

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宮崎駿監督の最新作ジブリ映画『君たちはどう生きるか』。

今回は塔の中の世界で出会ったヒミ様でしたが、眞人の母親であるヒサコと同一人物であることがわかりました。

そこで今回は、ヒミ様の正体は眞人の母親でヒサコと同一人物なこと、火の魔法が使える理由、過去の記憶なのか考察してみます。



目次

ヒミ様の正体は眞人の母親?

https://twitter.com/shushOc238448/status/1680329410703138816?s=20

君たちはどう生きるかでは、中盤に塔の中の世界で火の魔法を使えるヒミ様という人物がいました。

当初キリコにヒミ様と呼ばれたり、ナツコのことを妹と言ったり、それだけではまだわかりませんでした。ただ、ヒミ様のジャムパンを食べた時も眞人は『ずっと前に母さんが焼いてくれたパンみたいだ』と言っていましたね。

そして、ラストシーンでヒミ様と眞人が再会し、扉から元の世界へ帰る時にこんな会話がありました。

ヒミ様『私は眞人のお母さんになるんだからな』
眞人『そしたら病院の火事で死んじゃう』
ヒミ様『火は平気だ、素敵じゃないか眞人を産むなんて』
眞人『だめだヒミは生きてなきゃ』
ヒミ様『お前っていい子だな』

これは互いに親子だとわかっている会話ですよね。これはつまり、ヒミ様は眞人の母親の子供時代の姿だとわかります。

そして別の扉から帰るとヒミ様は眞人の母親となって最終的には火事で死んでしまうという運命を辿って行くと思われます。


ヒミ様はヒサコと同一人物で過去の記憶?

そしてヒミ様は眞人の母親だとわかりますけど、同一人物なのかどうかです。

これは同一人物であって、同一人物ではないということではないかと私は思っています。

なので、個人的に過去の記憶がここにあったのではないでしょうか。つまり子供時代に母親が塔の中に入った結果です。

眞人とナツコとおばあちゃんの一人がいなくなった時に別のおばあちゃんが塔の話を父親にしました。その話はヒサコも子供の時に消えてしまい、しかし1年後に元気になっていなくなった時のままの姿で出てきたと説明しました。

つまりこれが、ヒミ様として塔の中の世界にいた時の話なんだと思います。なので、ラストシーンで出ていった時につながるのではないでしょうか。

なので、時空が塔の中で繋がっていて、眞人の母親とは同一人物だけど、過去の母親なので、同一人物とは微妙に違うということです。


ヒミ様が火の魔法を使えた理由

そして火の魔法を使えたのはヒミ様とキリコでした。

なぜこの火の魔法を使えたのでしょうか?あの世界の住人だからなのかどうか。

空襲の時に母親が火事になった時、実は火を使っていたとかその関係もあったかもしれませんね。でも火を操れるなら、母親は火事で死ななかったでしょうね。

正直火の魔法は謎です。大叔父様も別に魔法は使っていなかったと思います。

なので現時点で理由はわかりません。


ヒサコは死んでいるのにヒミ様はなぜいる?

色々世界が入り混じっているのかわかりませんが、ヒミ様によれば現実世界の塔とこの世界の塔は同じと言っていました。

なので、どこか似ている部分もあり違う部分もあります。

キリコはこの世界からずっとでたことはないと言っていましたけど、おばあちゃんのキリコと同じ服を着ていました。そしてキリコという名前も一致していました。わらわらを食べさせる仕事もしていたりですね。

そこでなぜヒサコであるヒミ様の子供時代の姿はずっとここにいて、ナツコは外の世界から来た存在しかおらずちゃんと妹と認識していたのか。ここがおかしい点ですよね。

宮崎駿監督は僕自身も訳がわからない部分があるとインタビューで言っていたので、その部分がこれなのかもしれませんね。


まとめ

ということで今回はヒミ様と母親のヒサコについてご紹介しました。

ヒミ様は母親の子供時代は確定でしょうけど、同時に存在いていた点はちょっとよくわかりませんでした。

恐らくヒサコの生死関係なくヒミ様はずっとあの世界にいたでしょうからね。


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