夏アニメが始まってそろそろ1か月が経とうとしています。
その中で今回は、「アンデッドガールマーダーファルス」について紹介していきます。
この作品は、生首姿の自称探偵輪堂鴉夜(りんどう あや)、半人半鬼の青年真打津軽(しんうち つがる)、鴉夜に仕えるクールなメイド馳井 静句(はせい しずく)、の3人で欧州各国で発生する怪物がらみの事件を解決していく物語になります。
現在放送されているアニメが全何話で漫画のどこまで放送されるのか、各巻の内容やネタバレまで解説していきます。
『アンデッドガールマーダーファルス』は全何話何クール放送?
アンファル4話を2原作業させて頂いておりました
— メンダコ太郎 (@men_dako_taro) July 26, 2023
ありがとうございました#アンファル pic.twitter.com/jfHKa3eCoG
「アンデッドガールマーダーファルス」は全何話何クール放送なのでしょうか?
結論、1クール放送の全12話だと予想します。
公式サイトのBlu-ray発売情報をみると1巻だけしか発売されないそうです。内容には何話まで収録と記載がないので全話収録しているかもしくは追加で発売されるかもしれません。
なので、正確に何話というのが特定できませんがBlu-ray BOXの中に2クール分の話数を入れるとは考えにくいですし、原作ストックをみても2クールで放送するのは難しいため1クール放送が濃厚です。
話数に関しては12話か13話のどちらかだとは思いますがほとんどのアニメが12話で終わるため全12話と予想しました。
『アンデッドガールマーダーファルス』は何巻どこまでやる?
#アンファル 4話
— 2-6 (@2_6anime) July 28, 2023
吸血鬼殺害事件の解答編
トリックは人間の犯行でも有名なアレ
今回の見せ場は“真打登場”
流麗な口上がお見事👏
「人と怪物は共存なんて出来ない」と言うのは憐憫の慰めか戯言に見せた本心か
五度ある卿は悲劇だけど
「何度でもやり直せばいい、死なないのだから」
いつか笑えればいい pic.twitter.com/Qx1TS5GWVN
「アンデッドガールマーダーファルス」の原作は小説で2015年から刊行されており、現在は4巻まで出ています。
漫画は全7巻まで出ており既に2巻まではアニメが放送されました。ここで今回のアニメは漫画、小説のどこまでをアニメ化するのでしょうか?
元々は小説2巻までやるかなと思っていましたが、現在コミカライズ発売されている6巻を超えた話である人狼編をアニメでやっており、小説では3巻に入りました。なので人狼編が終わる3巻の内容までということになりそうです。
『アンデッドガールマーダーファルス』のネタバレ最終回
ここからは漫画版のネタバレを書いていきます。
漫画1巻
ところで『アンデッドガール・マーダーファルス』1巻、いま影絵風のピンクのカバー帯で展開中みたいです。外すと本来のカバーが出てきます。大暮先生のイラストを目印に探すとどこにもねーよ!となるかもしれないのでピンクの影絵を探すのだ。わかりづらくてごめんなさい。 pic.twitter.com/M7bHOnR1m0
— 青崎有吾 (@AosakiYugo) April 15, 2021
怪物と人間が共生する仏蘭西にて、吸血鬼の妻が殺害される事件が起きました。人間は忌避する「怪物の事件」を任されたのは鳥籠使いと呼ばれる探偵でした。
犯人捜しの調査が進んでいくと最初はバンパイアハンターの仕業だと思われていましたが身内の仕業であることが判明しました。
そして犯人は吸血鬼一家の次男のラウール・ゴダールであると鴉夜は推理しました。
ラウールは正体がばれた瞬間に鴉夜に襲い掛かりましたが津軽が止め2人の対決が始まりました。
漫画2巻
#読了#アンデットガールマーダーファルス2#青崎有吾
— ショーペンハウアー (@tkmt_mri) August 21, 2020
2作目。
ミステリ色は弱めの宝物争奪戦。
ルパン、ホームズ、ファントムなどの人物が青崎さんの味付けでワクワク要素増し増しになっている。
主人公2人の掛け合いや小ネタがツボ。
完結していないけど、満足。
この世界観好きです。
ふふふふふ pic.twitter.com/E5IM3nY2b0
吸血鬼の妻を殺害した犯人が判明しました。犯人は吸血鬼一家の次男のラウール・ゴダールでした。ラウールは全員を殺そうとしますが津軽に阻止されます。
最初はラウールが優勢でしたが、実は津軽は戦いを長引かせるためにわざと手を抜いていて攻撃を受けていただけでした。鴉夜の推理が終わるまで手加減をしていたようです。
推理が終わって長引かせる理由がなくなったら津軽は本気を出してラウールと戦いました。津軽は人間ですが半分鬼の血も混ざっているので力が人間離れしています。本気を出した後は一気に立場が逆転し津軽が優勢になっていきます。
最終的にラウールは津軽の渾身のパンチを体に受けて倒されました。
漫画3巻
#読了#アンデットガールマーダーファルス2#青崎有吾
— ショーペンハウアー (@tkmt_mri) August 21, 2020
2作目。
ミステリ色は弱めの宝物争奪戦。
ルパン、ホームズ、ファントムなどの人物が青崎さんの味付けでワクワク要素増し増しになっている。
主人公2人の掛け合いや小ネタがツボ。
完結していないけど、満足。
この世界観好きです。
ふふふふふ pic.twitter.com/E5IM3nY2b0
ロンドンに舞台は変わり、怪盗ルパンから鉄人フォッグ氏のもとに予告状が届きました。予告状の内容はフォッグ氏が所有するいわくつきの黒ダイヤ「最後から2番目の夜」を頂戴するというものでした。
それを阻止するべく世界最高の名探偵シャーロックホームズと助手のワトソンが登場していきます。もちろん鳥籠使いの3人も呼ばれており推理においてはこれ以上ないメンバーが集結しました。加えて保険機構ロイズという世界規模の保険屋まで集まりました。
ルパンを捕まえるために万全の態勢で臨むために作戦会議を開いていきます。
漫画4巻
【文庫】#講談社タイガ もドドンッと発売‼️
— 紀伊國屋書店 梅田本店 (@KinoUmeda) July 14, 2023
7月よりアニメ放送中📺#青崎有吾 さん『#アンデットガールマーダーファルス』の第4巻が発売!#アンファル応援店 の紀伊國屋書店梅田本店では新刊にも特典のカードを封入しております🚩
ぜひこの機会にイッキ読み推奨🌟R・T pic.twitter.com/Xh2DL9cSbG
今夜のルパンの襲撃に向けて公園でゆっくりしていた鳥籠使い一行に事件が起こります。なんと鴉夜の入っている鳥かごを間違えて持ってかれてしまいました。正体がばれて売られそうになるピンチを津軽や静句によって助けられました。
別のところでは、シャーロックホームズの家にホームズの変装をした人物が現れました。その男こそ怪盗アルセーヌ・ルパンでした。決戦前の挨拶でホームズの家に訪れていました。
その後、鴉夜の入っている鳥かご奪還に参加している津軽や静句とも出会い津軽と一騎打ちをし勝利しています。ルパンも相当な実力者であることが分かりますね。
漫画5巻
『アンデッドガール・マーダーファルス』友山ハルカさんによるコミカライズ版、コミックス5、6、7巻が一挙に発売しております。通して読むと画力の進化がすごい……
— 青崎有吾 (@AosakiYugo) July 8, 2023
電子版のみなので、Kindleなどからご購入ください。https://t.co/z3tiWLhcQC pic.twitter.com/fMuAjBmuWp
「最後から2番目の夜」の警備のために金庫の部屋にいたホームズ達でしたが部屋に大量の水が浸水し、ファティマによってホームズ達は助けられましたが金庫は姿を消してしまいました。
実はルパンはガニマール警部に変装しておりホームズはそれを見抜き捕らえたと思われましたがルパンはさらにその上をいっており、油断したところをつかれて逃してしまいました。ルパンの勝ちに思われましたが金庫の中に鴉夜が潜んでおり、その場所を知らされた津軽と静句が駆けつけ状況は一変しました。
ルパンと鳥籠使い一行の最終決戦が始まる中、外では《夜宴(バンケット)》が参戦し事態は新たな展開に向かっていきます。
小説3巻 人狼編
予想を超えてアニメは8話から小説3巻の人狼編に入ったのでコミカライズの範囲を超えてしまったので、小説3巻の内容をご紹介しておきます。
村で殺しが発生しているという人狼の殺人事件が起きている村ホイレンドルフに津軽たちは行くことに。そこではルイーゼという子供が人狼に連れ去られたという話に。村に潜んでいた人狼の親子は8年前、森に迷い込んだルイーゼが4歳の頃に人狼の母ローザが娘ユッテと勘違いして、ルイーゼに匂いの強い花を嗅いでも耳を出さないように気をつけてと言われ、それを聞いたルイーゼが祭りで人狼の母に鼻にヤマユリの花をユッテに押し付けてみると人狼の鼻になってバレたとか。
ちなみにローザは娘ユッテとルイーゼと同じ4歳で金髪だったことから見間違えたようでした。その後村人たちは人狼の親子を焼き殺したということでした。遠くから津軽たちの様子を見つつ、バンケットのカーミラ、アレイスター、ヴィクターが人狼被害の村近くにきていました。
犯人候補は外から来た3人。医者のハイネマンは20年前、技師のクヌートは15年前、絵描きのアルマは5年前に村にきたそう。連続殺人が起きたのは1年前からなので全員ここに住んでいた。絵描きのアルマは金髪で、最近は死人の遺影を描くことをしているとか。
その後、鴉夜は医者のハイネマンと会話し、ルイーゼの両親が虐待していたのではと疑う。車椅子には手垢がなく、汚れていたようだった。そんな中、ロイズのアリスとカイルが現れて一触即発になる。そこで人狼村に案内できる話をして事を収める。
夜、津軽と鴉夜はキスしていた。それは医療行為で濃すぎる鬼の血の侵食を抑える為に不死の身体の一部を取り込むことで人としての免疫が底上げされるということだった。定期的にしているよう。その後、鴉夜は静句と口直しをしているよう。
その後、狼の遠吠えが聞こえた。アルマの家だった。1年前からおかしくなって、ルイーゼを食べた事が判明する。そして巨体になったアルマは森の中に逃げて消える。待ち伏せしていた静句と挟み撃ちするもアリスの邪魔も入り、アルマに鴉夜の鳥かごを滝に投げられ静句が飛び込んで陸の津軽に投げるも静句が滝に落ちてしまう。
翌朝、村長に教えてもらった方法で最後から二番目の夜を朝日にかざすと人狼の森の場所を指しているようだった。
そして目覚めた静句は滝から流れていた所、人狼の村のノラに助けられていた。狼の棲家(ヴォルフィンヘーレ)の一つの小屋にいた。そこで聞いたのは人間の村と同じように1年前から4ヶ月ごとに村の娘が何者かに殺されており、被害者は3人だと聞く。そして犯人は散弾銃を持っているとか。
その後、人里に返そうとしてくれるが、他の人狼はそうもいかないらしく、助けてくれた人狼に荷車に隠れて村を出ようとするも見つかってしまい、静句は囲まれてしまう。そこで鎖で拘束され櫓に上げられると裁判が始まる。しかし何を言っても嘘だと思われる。そんな時、全員集まっているはずなのにノラだけいなかった。銃声が聞こえたので森に行くとノラが死んでいた。
ノラの死はこれまでのものとは違い、不審な点がいくつもあったが静句は鴉夜のようには解決できず、独房に入れられる。そこでノラの友人のカーヤから話を聞く。ノラはある日一人で現れ傷だらけでまだ4歳だったという。自分がかつて助けられたから静句を助けたようだった。そこで13年前のローザの罪も聞く。この村は一度入ったら去る事は許されず罪になるとか。ローザはここから逃げたんだとか。
移動していた津軽やアリス達。そこでバンケットに襲撃され分断される。崖下に落ちた津軽達の前にいたのはヴィクター。人狼の村の場所を教えろと言われたので教えてダイヤを渡す。ただ津軽はロイズを引きはがすためこの襲撃を利用していた。
そしてヴェラという人狼と遭遇。カーヤから話を聞いていており2人を村へ案内するという。静句の獄舎は村の外れにありすぐに侵入でき、静句と再会。そして調査を開始しようとするもいきなり人狼に見つかってしまう。しかし小人岩の真下に隠れていた地下洞窟を発見。そこで匂いが途切れ人狼の追手から逃げ切る。
犯人が使っていたのは、この場所だった。人間の村のグスタフの盗まれた銃だった。犯人はここにはいなかった。そして歩いていくとそこには死体になっていたアルマがいた。そしてさらにずっと進んでいくと昇る階段に。出た先は人間の人里でローザとユッテが焼かれた建物の場所の近くだった。ローザは過去に怪我をして崖を登れないはずなのに、人里に逃げてこられたのはこの道を使ってきたからだった。
そしてルイーゼの遺体が見つかった。そしてグスタフとデボラに4歳から前の扱いを聞くと捨てようとしていたとか。森で置き去りにしたが、ユッテがルイーゼを見つけて連れ帰ったきたとか。そしてその日の夜にルイーゼはユッテを告発したそう。しかしそうなると助けられたのにおかしい。
ルイーゼはローザが見間違えたという嘘を作り、自分が村で生存するために役立つとローザとユッテを犠牲にして地位を得た。4歳だったが頭の良い子だったと考える。地下通路に戻ると出口の扉が開いており、アルマの遺体と散弾銃が消えていた。アリス達が津軽が出てくる所を見ていた。
人狼の村ではカーミラが襲撃していた。ヴェラの協力で静句が解放され銃も手元に戻って津軽達と合流。鴉夜は人狼を足止めする命令を受け、なんと3人の人狼に勝つ。その後、鴉夜は静句にカーヤを助けに向かわせ、ヴェラが鴉夜を運ぶことに。
静句はカーミラと遭遇、他のバンケットとロイズも交戦。ヴィクターとカイルの戦いで腕をもいでカイルに投げる。津軽が来てダイヤを回収。そこでバンケットの拠点はロンドンだと聞く。
カーミラは人狼の娘を能力で操り静句を捕らえるも一度食らった媚香は静句には耐性がついており、そのままカーミラは逃げてしまう。その後津軽が静句を発見。ヴェラと鴉夜が合流。
ついに人間の村人が人狼の村まで攻めてくる。しかし戦闘が行われる前に人狼と人間の前で鴉夜による犯人の話が始まる。犯人はノラであり、グスタフの娘ルイーゼであり、ローザの娘ユッテだった。3人の人物を騙り1人で3人になりきって犯行をしていた。その場にノラも現れる。
・人里で母親を焼き殺されたこと
・人狼だとバラしたルイーゼへの恨み
・人狼の村のしきたりを嫌がり逃げた母親を殺そうとした人狼たち
・人狼の村の巫女の血の儀式による村の男との交わりの強制
これらが理由でノラは犯行をします。
まずは人間の村。母ローザとユッテ(ノラ)は焼き殺されたかに思いましたが、ユッテだけは逃げていた。ユッテだと思われた焼けた骨は本当に小さな動物のものだった。ユッテは怪我をした状態で、外から来たという理由で人狼の村で助けてもらう。人狼の人たちはローザの娘ユッテだとは知らない。そこでノラと名乗って生活。
まず、ルイーゼと自分の見た目が似ていることから、1年半前に地下洞窟へルイーゼを拉致。殺す話をするとルイーゼは、結局自分は腫れ物扱いされ人里が嫌いであったことと、自分がしたことへの贖罪でユッテに協力すると話し、ルイーゼから人里について教わりながら、ユッテがルイーゼに成り代わる。その時はグスタフにアルマの家に行こうとしたと話します。そこから入れ替わっていました。
今回の人狼に拉致されたルイーゼの部屋はそもそもルイーゼは拉致されておらず、ユッテがルイーゼとして過ごしていたから、自分から部屋を出ていっただけだった。ルイーゼが死んだとされる話を繋げる為に同じ絵描きのアルマになりきって、人狼だと皆に思わせていた。アルマだけは殺したことに申し訳ないとノラが言う。
ノラは昼を人間の村で過ごし、一方人狼の村で夜を過ごしていた。ノラが死亡したと見せたのは地下洞窟で生かしていたルイーゼを殺して自分の死体代わりにさせていた。ルイーゼは自分が殺されることを受け入れていた。その後、遺体は埋葬されるが、それを掘り起こし工作して人間の村に遺体を置いて発見させ、ルイーゼをノラとルイーゼ自身の遺体として両方の村に死んだと認知させていた。
連続殺人。人間の村と人狼の村ではどちらも3人の子供殺人事件が起きていた。実はそれは、同じ日に起きていた。ノラは自分が巫女として生贄にされるまでの間、人狼の村の少女で逃げたいと思っている子を逃がそうと考えた。そこで人間の村で人狼の少女と似ている子を探し殺害。
人狼の村の巫女となる少女を殺したと見せかけて、人間の村の子供を殺して、人狼の子供の遺体として偽装し、逃していた。自分とルイーゼの成り代わりを連続殺人にも利用していた。これがどちらの村でも4ヶ月周期で子供が死んでいた謎だった。
その話を鴉夜から聞いた面々はもう戦う気が起きていなかった。その後、逃げたノラ。洞窟で津軽に待ち伏せされて、戦いに敗れる。しかし鴉夜は皆がいる場では巫女の血の儀式が理由で今犯行を起こしたことについて言及できなかったことから、ノラを逃がす選択をする。ノラはもうすぐ血の儀式をしなければいけない年齢だった。最後に津軽に強いと言うと世の中にはもっと凄いやつらがいると言う。
バンケットとロイズの戦いでは、カイルは死に、アリスは捕まっておりカーミラに渡される。倒した2体の人狼もモリアーティ教授の実験材料として連れて行くようだった。
そうして、世界に飛び出たノラ。街で財布を盗もうとしたが、2人の男に囲まれた。とんでもない動作といきなり姿が変わった一人の男。次はやらないようにと言われると、ノラは津軽の言っていた通りだとつぶやく。すると2人はそれを聞いた途端、気が変わったから話をしようとノラに向き合う。恐らく2人はルパンとファントムだった。
これで小説3巻は終りになります。とても面白い話でした!
まとめ
今回は、アンデットガール・マーダーファルスのアニメが全何話で漫画のどこまで放送されるのか、各巻の内容やネタバレまで解説してきました。
最近のアニメでは珍しい推理系のアニメになっていますが意外とアクションシーンもあるということで退屈しないで見ることができるかもしれないですね。