呪術廻戦115話で宿儺の新しい術式「開（フーガ）」が明らかとなり漏瑚を圧倒していました。
今回は「開（フーガ）」の元ネタや意味、気になる漏瑚との会話シーンについてまとめていきます。
宿儺のフーガは炎の弓で漏瑚と魔虚羅に使用
宿儺【■ｰ開ｰ】#呪術廻戦ファンアート pic.twitter.com/VxCG05jMxi
— 詠香（えいか）@詠🐘 (@utakaorumonoyo) January 14, 2021
呪術廻戦の115話で宿儺と漏瑚が戦う場面があります。そこで宿儺の新しい術式が明らかとなりました。
宿儺は漏瑚をさんざん煽り、得意分野である炎での戦いを提案。そして宿儺が「■」と唱えた後に「開（フーガ）」と言うと炎を放ちました。炎は弓の形をしており、恐らくモデルとなった両面宿儺の武器が弓矢と剣なのでモチーフとなっているのだろうと思います。
フーガは漏瑚との戦い以外にも魔虚羅に対しても使用していました。渋谷事変で伏黒が重面を倒そうとする時に呼び出し調伏の儀式をしようとするが、魔虚羅を宿儺が「開」で倒したことで調伏の儀式は白紙となりました。
宿儺のフーガの意味元ネタは？
宿儺が使用している「■、開（フーガ）」ですが、元ネタとなっている作品があります。以前、芥見先生がジャンプで読み切り連載していた「No.9（ナンバーナイン）」です。
No.9の主人公である九十九恢勝は「入」というモノを持っており、この「入」を使ってバトルをしていきます。そして「□x9（ボックスナイン）」と唱えると、9個の箱が現れます。ここで気になるのが、更に「驚箱（ジャックアウト）」「開（フーガ）」と言うことで中に入っている武器を取り出しているところです。
なので、「開（フーガ）」は■に入っている術式を取り出すためのものだと考えられます。もし■がNo.9と同じ意味であれば、他にも様々な術式が格納されていると思いますので炎以外も使える可能性もありそうですね。
フーガは術式ストックの箱？万からも死に際に術式渡された？
もし本当に狗巻が宿儺の領域到達内に戻って来てたとして(そういや一般人が吹き飛ばされる前に狗巻に言及してる)、この「捌」に腕だけ巻き込まれたんだとしたら普通に吐き気が止まらんな？どうする？(どうする？)#wj09 #呪術廻戦 pic.twitter.com/rov01dGnL9
— ほーく (@hawk000222_hq) February 1, 2021
死滅回游編で宿儺な万から「御厨子は？」と聞かれているシーンがあります。
御厨子の意味
以前から宿儺の術式は調理に関係するものではないかと考えられていました。御厨子が物を入れる箱という意味と厨子が台所という意味を持つことから、様々な術式を集めて保管し使用できるのではと思います。
宿儺は仙台結界で万と戦うことになります。最終的には宿儺が勝ちますが、その時に万は「私だと思って後生大事にしてね」と何かを渡していました。恐らく真依と同じような構築術式で作り出したもので、宿儺の反応を見るからに都合のいいものだったと思います。この渡されたものについても今後明らかになりそうですね。
フーガは漏瑚や呪霊が知らない？
宿儺と漏瑚のやり取りで、「呪霊だから知らない」と言っているシーンがありました。
このセリフから作中で漏瑚は「人間関係なく我々の魂は廻る」と言っています。恐らく、人間たちの負の思いがある限り一度祓われてもまた復活するということだと思います。しかし、一度祓われてしまうと記憶も無くなってしまうことも明らかになっています。
1000年前であれば呪術の全盛期なので呪霊が全くいないということは考えにくいでしょう。そのため、1000年前に何かがあり、当時宿儺の「開（フーガ）」を見ていたとしても記憶が無いので知らないとなっているのかと考えられます。
ここにきて次々と1000年前の術師が出てきているので、その当時の回想や出来事なども今度出てきそうな気はしますね。
258話で竈(カミノ)開(フーガ)使用
#jjk258
— ً (@vantaeprod) April 25, 2024
the double spread for fuga is so fucking cold IT LOOKS SO COOL pic.twitter.com/6C9c4UZOJZ
これまで■となっていた宿儺のフーガ。
しかし258話でついに竈(カミノ)開(フーガ)と発言しました。
竈と言えば、古い時代のものです。今ではそれが進化してキッチンになりました。竈は石やレンガなどで作った煮炊きするための設備で、上には鍋や釜を置いたりします。
つまり、竈を開けて火を取り出しているという意味になるかと思われます。
宿儺は竈をカミノという読み方をしましたが、caminoでラテン語で検索すると、これはかまどやストーブという意味だそうです。読み方はここから来ているのかもしれません。
そして、日本や中国には竈神というものがおり、『かまどかみ』『そうしん』と呼ばれたりするとか。竈神は火を扱う台所や竈に祀られる神だそうです。
これで、宿儺には料理関係の術式があることがわかりますよね。竈、包丁、御厨子。厨子とは厨房から来ている言葉だそうです。
まとめ
宿儺はさすが呪いの王と言われるだけの実力でした。■が伏魔御厨子に当たると考えると、この中から術式を取り出しているのかとか色々な予想ができると思います。
まだまだ分からないことも多いので、今後の展開が楽しみですね。