リゼロ三つ首バルグレンの正体強さにストライド召喚の邪龍!ボルカニカが消滅【剣鬼戦歌】

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リゼロ8章で屍人となって登場した三つ首バルグレン。

今回は邪龍バルグレンについて、正体や強さ、ストライド・ヴォラキアやロズワールとの関係についてなどご紹介します。





目次

屍人となったバルグレン

8章で登場したのが、スピンクスの不死王の秘蹟と復元魔法の応用で使った屍人であるゾンビ達の中に、40年前の邪龍討滅戦で登場した三つ首バルグレンがいたことです。

ハリベルが対応していましたが、その当時、先々代ロズワールが死んだ戦いだとラムが説明していました。

外伝小説を読んでいない方はわからないと思いますが、これは過去の月刊コミックアライブで連載されていたリゼロの外伝小説のシリーズである『剣鬼戦歌』での話です。

ヴィルヘルムがテレシアと結婚した話や亜人戦争の話である『剣鬼恋歌』クルガンとヴィルヘルムの決闘の話である『剣鬼恋譚』に続く3つ目のシリーズです。



三つ首バルグレンの正体


かなり端折って説明すると、当時の傲慢の大罪司教だったストライド・ヴォラキアが国宝の呪具である両手合わせて10個の指輪がありました。それを使って指輪1つ、自らの臓物を一つ対価として1対象を操るというものでした。

これを使ってテレシアの付き人のキャロルを操り、テレシアの父を殺したり、ピックタットの住人20人を龍の牙の短剣で殺させ、それを生贄にバルグレンを召喚。指輪3つを使って邪龍を操りました。

その後、ヴィルヘルムがクルガンを倒した後にグリムと協力し首を一つ落とします。その後ジオニス・ルグニカが現れて、盟約に従いボルカニカを召喚。ボルカニカが浄化の炎でバルグレンを消滅させます。

そして剣鬼戦歌では、ボルカニカが消滅させる前の戦いで、ストライドはバルグレンの背から落下し、さらには妻のメリンダも塔からそこに飛んで一緒にバルグレンに食われて死にます。その後のバルグレンの戦い方からヴィルヘルムがこう言います。

『あの下手くそな戦い方を見ろ、あれが龍の戦い方なわけあるかよ。あんなのは戦い方を知らないド素人のやり方だ』『あれは龍じゃないストライドの野郎だ』

これはストライドの傲慢の魔女因子の能力なのか、なぜ憑依できているかわかりませんが、中身はストライドになったようでした。



三つ首バルグレンの強さ


バルグレンは黒竜であり空を飛んでいますが、緑色の炎を吐きます。さらにはこの炎は特殊であり、基本的には消えない炎です。

なのでその場で燃え続ける炎ということになります。かなり厄介な炎ですよね。

吐いた炎は建物を焼き尽くすほどの温度を持っており、字面から見るとアル・ゴーアと同等かそれ以上の強さを持っていると考えても良いのではないかと思っています。

当時はヴィルヘルムによれば、ストライドが乗り移ったと言っていました。その時に戦っていたので、首を切り落としたりもできましたが、これが中身がストライドでなければもっと強かったはずです。

当時はクルガンも倒して最強だったヴィルヘルムも正直きつかったでしょう。最後にボルカニカが来てくれなかったら負けていたかもしれませんし。



バルグレンとロズワールの関係

ラムが今回『ロズワール様のお祖母様が命を落とされた戦いよ』と言っていました。この経緯ですが、7章で名前だけ登場したシャスケとライゾウというストライドに仕えていたシノビがいましたよね。それが関わっています。

バルグレンとは関係なく、邪龍討滅戦の中で戦った相手との戦いで死にました。

ストライドが邪龍を召喚した後に尖塔の屋上に行き、そこでは以下の人物が戦います。

・ストライド
・シャスケ
・キャロル
・グリム
・ジュリア(ロズワール・J・メイザース)

その戦いの中、シャスケがキャロルに斬りかかり、殺されそうになります。その時、ジュリアが庇って死にました。通常、人を庇うなんて行為をしないはずのロズワール。こんな心象が描かれていました。

『死ぬわけにはいかない。それが紛うことなき自分の立場であり不文律だったはず。それを感情に流されて、こんな形で投げ出して。ああ、だとしても。ああ、けれども、ああ、それでも』『胸の奥。空虚な部分を何かが満たしていって、安堵してしまった。守れてよかったと思ってしまった』

これはどう見ても叡智の書にはなかった自分の行動ですよね。でも最後にはすぐに息子のカール(ロズワール・K・メイザース)が登場するので中身は魂の転写はされています。

その後キャロルは、シャスケを斬り殺します。



まとめ

ということで今回はバルグレンや邪龍討滅戦についてご紹介しました。

8章はヴォラキアに関わる存在が屍人化しているので、まだまだ出てきそうですね。

剣鬼戦歌はいつ書籍化されるのでしょうか。



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